20171022 Sun
だからお前はダメなんだ


PCからご覧の皆様、右上の音楽を変えました。
山瀬まみ「ゴォ!」。今年のどくんごのエンディングの曲です。
劇中、時折さんの「I'm proud」熱唱もめちゃ良かったよね。


安田弘之『ちひろさん 7』を読んだ。
今回はターニングポイント的な出来事が起こり、
大人チームの関係性が動いて、ハラハラする展開になっている。

内容もさることながら、作者あとがきも良かった。
禅のエピソードが紹介されている。
「いろいろ工夫や努力を重ね一生懸命鍛錬して一刻も早く師匠のようになります!」
という優等生的な弟子に対して、師匠は、
「だからお前はダメなんだ」
と一言。というもの。

最近、ヨガを教えて頂いているのだけれど、
「自分でも練習したいので、何かやっておくことはありますか?」と聞いたところ、先生に、
「一生懸命頑張ってしまうと、「俺はこれだけやったぞ」っていう、
 プライドや自我みたいなものも一緒に育ってしまうので良くない。
 続けてたらいつの間にか出来てた、っていうのが良い。」
と言われた。

努力なんていうのは手段っていうだけであって、
そこに心を囚われてはいけないということ、だろうか。




20171018 Wed
ソントンには詩情が分からぬ


名古屋のシマウマ書房で行われた、
Pippoさんのポエトリーカフェ、へ行ってきました。
前々から言ってるように詩のことがほんとに分からないので、
(かと言ってよく考えると、たとえば小説のこともよく分かってないですけど)
ちょっとでもその端緒を捕まえれられれば良いなと思いまして。

Pippoさんのご著書に関して前にブログも書きましたが、
近代詩の伝道師として、詩に関する色々な活動をされている方です。
はるか昔に、東京でのポエトリーカフェにお誘い頂いたこともあったのですが、
予定が合わずに参加できませんでした。
(職場(三省堂)とポエカフェ会場(神田伯刺西爾)が、目と鼻の先であったにも関わらず……)
今になってようやく、名古屋で(全然、目と鼻の先、ではない)、予定も合い、参加することが出来ました。

会場では、近頃開店された、星屑珈琲さんの挽きたてハンドドリップ珈琲も振舞われました。
よく見てなかったんだけど、ドリッパーはどちらかが1つ穴のやつで、
(かなざわ式っぽい淹れ方(濃い目に出してのお湯割り)だったし、コーノ?)
もう一方はワイヤーのものを使われていました。こだわりがすごい…。
浅煎りと深煎りが選べ、僕は浅煎りを頂きました。おそらくブレンドだと思うのですが、
しっかりとした酸味を感じられ、それが後をひくことなくきれいに消えていく、
新鮮で美味しいコーヒーでした。ごちそうさまでした。また今度お店へも伺います。

ポエカフェ本編は参加者の自己紹介から始まりました。
遠くは埼玉から、老若男女いろんな方がいて面白かったです。
詩人さん歌人さんや、ポエトリースラムジャパンに参加している方もいらっしゃいました。
今回の特集が「本と本屋にまつわる詩」なので、それぞれが思い入れのある本屋を言っていきました。
名古屋ということで、もっとも多く名前の挙がったのが、ちくさ正文館。
やはりこういう界隈・場(ニュアンス伝わります?)では圧倒的な人気。言わずもがな僕も大好きです。
ほかにも、ますく堂や、遠くはイギリス・ヘイオンワイの名前を挙げる方もいらっしゃいました。
僕はもちろん、へそまがりに住んでいたことを言いましたよ。

その後は1人1編ずつ詩を朗読し、その感想を言っていきました。
僕は、大木実さんの「前へ」という詩を読みました。
僕は大木実さんのことも、作中で引用される「家なき子」のことも知らなかったのですが、
それでもこの詩で言われてることは何となくわかりました。

それこそ、へそまがりで、のちに僕の師匠となる、店長のへそさんに、
本をオススメする会、というイベントがあったとき、
http://ken55555.blog94.fc2.com/blog-entry-484.html
僕はまだ2回しかお店へ行ってなかったにも関わらずお誘い頂き、
現、日暮里で<パン屋の本屋>の店長をされている花田さん、
現、横浜白楽でTweedbooksをされているツイードさん、
当時へそまがりゲストハウスの管理人をされていたシンジさん、
あと僕の4人で、へそさんに本をビブリオバトル形式でオススメしました。

そのときにひとり2冊ずつ計8冊が紹介されたのですが、
僕がオススメしたのは、笹井宏之『えーえんとくちから』と、
最相葉月『なんといふ空』でした。
『なんといふ空』はツイードさんとシンジさんも読んでくれて、とても良かったと言ってくれました。

1回しか読んでないし、もう手放してしまったので、
(たしか、その日のうちにツイードさんかシンジさんが「古本ミラーボール回ラズ」から買ってくれた)
詳しい内容は紹介できないんですが、
この本を読んだとき、僕はいつもどおり、本駒込ボロアパートの万年床でダラダラとしていて、
結局一日何を為すわけでもなく、無駄に酸素を消費している生き物ならば、
このまま死んでしまったほうがいいのではないかよし死のう、
といつものようなことを考えていたところ、布団を取り囲むように積まれていた本に手が当たり、
どうせ死ぬなら最後に1冊だけ読んでいこうと未練たらたら読み始めたのが『なんといふ空』でした。
この1冊がカンフル剤のように効き、読み終わった僕はすっくと立ちあがり、
常連だった秋葉原のライブハウスへ出かけ友人のライブを聴き、
「さっきまで死にたかったんですが、本を読んだら動きたくなって来ました」と言ってドン引かれました。
そういう思い出深い1冊です。

この前のラジオで菊地成孔さんが、本には「自殺性と他殺性がある」とおっしゃていて、
それもそうだわな、と頷けなくもないんですが、
死を見せることによって生へと向かせる、メメントモリ的な本もあるんじゃないかと思います。
現に僕は何度だって本の一冊に一節に一文に生かされてきたわけで、
(もちろんDCPRGの音楽を聴いて一人で踊ることで生きてきてもいるわけですが)
そういった意味で大木実さんの詩にはとても共感できました。

イベントの紹介をするつもりが、途中から完全に思い出語りになってしまいました。
自分語りのついでに、今回の会では短歌も紹介されていたのですが、
僕の大好きな笹井宏之さんの歌が無かったので、最後に載せておきます。

 四ページくらいで飽きる本とかを背骨よりだいじにしています

 この森で軍手を売って暮らしたい 間違えて図書館を建てたい

わかるわー。




20171015 Sun
ハエは進む、車とともに


なんとなくではあるが、慣性の法則は知っている。
走っている車の中でボールを上に向かって投げると、ボールはまた手の中に落ちてくる。
つまり、走っている車のスピードの分だけ、ボールも一緒に前へ進む。
これはなんとなく分かる。
分からないのが、車内を飛ぶハエである。
どうしてビシャーン!っつって、車の後ろの窓に叩きつけられないのか。
いや、なんとなくね、なんとなくだけど、
車内の空気にも慣性の法則は働いているっていうのは分かるの。
そうじゃなきゃ運転手は60km/hの暴風を受け続けることになるからさ。
分かるんだけど、ハエは納得いかない。
ビシャーン!っつって、後ろに叩きつけられて欲しい。うるさいから。

あ、右上の音楽変えました。



 
OFZK

山瀬まみ「ゴォ!」


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