20200329 Sun
本の会 2020年3月


本の会の記録です。
飛び飛びになってすみません。
こんなに記録が残ってないものは、本の会か、近頃の公文書くらいかと思いますので、
あちらほどひどくならないうちに書いておこうと思います。
ちなみに次回は、4/29(水・祝)18:00~21:00@久居ひびうた →Facebookイベントページ
いまのところ開催の予定です。遅刻早退見学自粛歓迎。

では以下、3月の記録。
20200329.jpg
2020/3/29(日) 14:00〜17:00
本の会 通算27回目
参加者16人 

お昼の開催は初めてだったんじゃないかと思います。
終わってもまだ明るいっていうのは、なかなか新鮮でしたね。
あと、これまでよく参加してくださってた、“詩ぃちゃん”こと大阿久佳乃さんが、
夏葉社のサブレーベル・岬書店から単著『のどがかわいた』を上梓されました。
そして、進学で他県へ移られるということで、しばしのお別れ。


では、紹介された本たちです。

ooaku.jpg fuyuna.jpg シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと
大阿久佳乃 『のどがかわいた』 (岬書店)
fuyuna 『DOKUGAKU×DESIGN 独学のデザインと、デザインの独学。』 (自費出版)
花田菜々子 『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』 (河出書房新社)

 早速出ました『のどがかわいた』。さてこのあと何回登場するでしょうか。
あと、ツァラでやってた頃の本の会に来られてて、今は東京でデザインの仕事をされてる、
fuyunaさんの自費出版本も出ましたよ。


本当は怖い 日本の神話 図説 一冊でわかる! 最新宇宙論
古代ミステリー研究会 『本当は怖い日本の神話』 (彩図社)
縣 秀彦 『図説 一冊でわかる! 最新宇宙論』 (学研プラス)

 全然別の国の神話に、共通項がたくさんある。というロマン。から、はじまる妄想。


月と篝火 (岩波文庫) 幼年連祷―吉原幸子詩集 (1965年) yoshiwara.jpg
チェザーレ・パヴェーゼ 『月と篝火』 (岩波文庫)
吉原幸子 『幼年連祷』 (思潮社)
『吉原幸子草稿集』 (書肆水族館・非売品)

 本を通じて、亡くなった作家とも縁が出来るというお話。吉原幸子、キレイ。


ooaku.jpg モモ (岩波少年文庫(127)) クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))
大阿久佳乃 『のどがかわいた』 (岬書店)  ←2回目
ミヒャエル・エンデ 『モモ』 (岩波少年文庫)
A.A.ミルン 『クマのプーさん』 (岩波少年文庫)

 児童文学、アツい!プーさんたちのシニカルさ。自分と似たキャラを見つける楽しさ。


koujienn.jpg
三浦しをん 『広辞苑をつくるひと』 (岩波書店)

 広辞苑の新版初版のオマケというレア本。挿絵の改定が面白い。広辞苑は枕にちょうど良いという野次。


極夜行 いつだって大変な時代 (講談社現代新書)
角幡 唯介『極夜行』(文藝春秋)
堀井 憲一郎『いつだって大変な時代』(講談社現代新書)

 その不安の正体とは。漠然としたそれの前に立ち止まって、自分で考えることの大切さ。


ooaku.jpg 天使のみつけかた (新潮文庫) 美しいからだよ
大阿久佳乃 『のどがかわいた』 (岬書店)  3回目の登場
おーなり由子 『天使のみつけかた』 (新潮文庫)
水沢 なお 『美しいからだよ』 (思潮社)

 『美しいからだよ』。個人的に、ダブルミーニングにめっぽう弱いッス。


ユニヴァーサル野球協会 (新潮文庫) 雨の日の釣師のために―釣文学35の傑作 ポール・ニザン著作集〈1〉アデン アラビア
ロバート・クーヴァー 『ユニヴァーサル野球協会』 (新潮文庫)
開高健(編) 『雨の日の釣り師のために』 (TBSブリタニカ)
ポール・ニザン 『アデンアラビア』 (晶文社)

 こんなときにはそうだ、皆、家でユニヴァーサル野球協会ゲームをすれば良いじゃないか。
アデンアラビアの有名な一節。は知ってても、イエメンの話とは知らなんだ。


瘋癲老人日記 (1962年) 小鳥たち (新潮文庫) その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
谷崎 潤一郎 『瘋癲老人日記』 (中央公論社)
アナイス・ニン 『小鳥たち』   ←実際は単行本版をお持ち頂きました
小林 昌平 『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』 (文響社)

 谷崎の装丁の美しさ! 小鳥たちの装丁のオシャレなエロさ!


猫語の教科書 (ちくま文庫) 想像ラジオ (河出文庫)
ポール・ギャリコ 『猫語の教科書』 (ちくま文庫)
いとうせいこう 『想像ラジオ』 (河出文庫)

 『想像ラジオ』は、僕が三省堂に居た頃、ツンタローが貸してくれる「面白くなかったんで読んでみてください」の
嫌がらせコーナーで読みました。ちなみに、面白かったです。


夜を乗り越える(小学館よしもと新書)
又吉直樹 『夜を乗り越える』 (小学館よしもと新書)

 本と現代美術の平子雄一さんとの合わせ技。モコモコした立体。


園芸家の一年 90分でわかるキルケゴール
カレル・チャペック 『園芸家の一年』 (恒文社)
ポール・ストラザーン 『90分でわかるキルケゴール』 (青山出版社)

 ウチの弟も庭いじりばかりしているので、キルケゴールと呼びたいと思います。


読む餃子 (新潮文庫)
パラダイス山元 『読む餃子』 (新潮文庫)

 ゼナキング餃子を作る会、やりましょう。


終了後は、大阿久さんの即席サイン会。
詩ぃちゃん、突然ありがとうございました。
次回作も楽しみにしています。





20191022 Tue
<本の会>10月報告


お久しぶりです。
10/20(日)に本の会を開催しました。
紹介された本の記録をざっと書いておきます。

先に宣伝。
次回の本の会は、11/17(日)18:00~20:00(~延長21:00)
場所は毎度お馴染み、久居ひびうた
参加費500円と、できれば、紹介したい本をお持ちください。
見学のみでも大歓迎です。
次回でひびうたに移ってから12回目。丸1年です。
これからもお付き合い頂けますとこれ幸い。

では本題。
honnokai201910.jpg
今回も会場は久居ひびうた。私含め7名にご参加頂きました。
いつもに比べて少ない人数だったので、じっくりと話すことが出来ました。
あと、わざわざ欠席のご連絡をくださった方も何名か。
気にかけて頂いてホントにありがとうございます。


ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)累犯障害者 (新潮文庫)
宮口 幸治「ケーキの切れない非行少年」(新潮社)
山本 譲司「累犯障害者」(新潮社)

私の紹介した本です。
おそらく、2019年間で、タイトルが良かった本を挙げていけば、
かなり上位に「ケーキの~」は入ると思います。
「ケーキの~」の中でも触れられていたのが、山本譲司さんの「獄窓記」。
同著者の「累犯障害者」は初読時にものすごく衝撃を受けた1冊。
もっとも印象的だった部分を音読させてもらったのですが、
思わず声が震えてしまいました。
日の当たらない場所が、すこしでも暖かくなれば。


宇宙の大地図帳
「宇宙の大地図帳」(宝島社)

宇宙はどうやって始まったのか。
ビッグバンは本当は無かったのではないか。
果たして宇宙人はいるのか。
そんな、誰しもがふと考えたことがある、
わくわくするような話で盛り上がりました。
考え始めると眠れなくなる、アレですね。


過剰な人ドストエフスキーの創作の問題: 付:「より大胆に可能性を利用せよ」 (平凡社ライブラリー)ドストエフスキイの遺産 (ロシア作家案内シリーズ)ドストエフスキー 父殺しの文学 (上) (NHKブックス)
齋藤孝「過剰な人」(新潮社)
M・バフチン「ドストエフスキーの創作の問題」(平凡社)
S・フーデリ「ドストエフスキイの遺産」(群像社)
亀山 郁夫「ドストエフスキー 父殺しの文学」(NHK出版)
などなど

ほかにもドストエフスキー関連の本をたくさんご紹介頂きました。
紹介者さん曰く、ドストエフスキーの人生はその小説より波乱だった、と。
決して無から有を作ったわけではなく、経験から創造をしていったのだと。
そして、ドストエフスキーが描こうとした“神”とは、という話まで。


人を動かす 文庫版道は開ける 文庫版となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福21世紀の資本
D・カーネギー「人を動かす」(創元社)
D・カーネギー「道は開ける」(創元社)
T・スタンリー、W・ダンコ「となりの億万長者」(早川書房)
Y・ハラリ「サピエンス全史」(河出書房新社)
T・ピケティ「21世紀の資本」(みすず書房)

「21世紀の資本」を読み切ったという方に初めてお会いしました(笑)。
E=mc2よりも、r > gの式の方が有名になったことが一瞬ありましたよね……。
あと、カーネギーはさすが真っ当なことを言うなあ、と、皆でうんうんと頷くばかり。
紹介者さんのまとめかたが上手で、本をどうやって読んでるかなど、
個人的に質問させて頂きました。


石たちの声がきこえるこのよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)
M・ルアーズ、N・アリー・バドル「石たちの声がきこえる」(新日本出版社)
R・フローマン「このよでいちばんはやいのは」(福音館書店)

絵本2冊。
「石たちの」は、シリアの作家さんが、石を組み合わせて描いた作品。
いま、クルド人の地域がまた大変なことになっていて、
個人的にトルコやシリアについて勉強しているところだったので、
とても良いタイミングでご紹介して頂きました。
「このよで~」は、こどもの本屋・メルヘンハウスの2代目が、
イベントで紹介されていたという本。
普段ふと思うことが、最後に上手く描かれていて、
改めて自分にとって大事な物を認識した次第。


美丘 (角川文庫)
石田衣良「美丘」(角川書店)

昔読まれた小説を引いて、自由と幸福、というお話でした。
よく考えたら、今回紹介されたなかで、小説はこの1冊だけ。
石田衣良は学生のころにたくさん読んだのですが、
IWGPシリーズはもちろん、「波の上の魔術師」とか「娼年」とか、大好きだったなぁ……。


珈琲いかがでしょう 新装版(上) (マッグガーデンコミックス EDENシリーズ)日本のレトロびん 明治初期から平成までのレアコレクション
コナリミサト「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデン)
「日本のレトロびん」(グラフィック社)

解散間際、滑り込みでご紹介いただけました。
コナリミサトさんは今話題の「凪のお暇」の作者さん。
「凪~」が人気だったため、旧作が復刊に。電子でも無く、紙!
マンガの人気はすごいですねー。
ビンは、なんとなく集めてしまうから、とのこと。
それ、めっちゃ分かります。


今回紹介頂いた本の多くは、<想像力>というテーマでくくれるのではないかと、個人的には思いました。
もし自分が書店でフェア作るなら、たとえば中国SF、
ケン・リュウとか、『三体』とか、付け加えたくなるラインナップでしたね。

余談ですが、今回は主催のくせに遅刻をかましてしまいまして、
色々とご迷惑をおかけしてすみませんでした…。
繰り返しになりますが、次回本の会は、11/17(日)18:00~です。
これに懲りずよろしくお願いします。
楽しく平和にやりましょう。



BGM
大橋好規「borderless」 2008年
borderless
もはや、大橋トリオ、と言ったほうがしっくりくる気がしますが、
大橋さんのインスト曲集です。BGMに迷ったとき、とりあえずかけときゃ間違いない1枚。



 
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