20130729 Mon
セーラーセーラーセーラー


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恋人よ僕は旅立つ、名古屋へと向かうバスで。
というわけで、特に夏休みをとったわけでもなく、
いつも通りの休みなんですが、無理矢理三重まで行ってきます。
で、日記が空くのもイヤなので、さっそく画像在庫処分セールをやってしまおうと思います。

今回はセーラー服とかの、制服女学生画像。微エロも百合もあるよ。
画像ばっかなのでクソ重いと思いますのが、それでもご覧になりたい方は、
↓の「続きを読む」的なところからどうぞ。



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反省
→テーマでくくると、すげぇ手間がかかるくせに、全然画像が減らない……。
 次回があるならば、ノンジャンルでいきます。


ミドリ - Doping☆Noise Noise Kiss




20130728 Sun
蛇足 2013/7/28


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ネット徘徊した結果、久々に蛇足をやります。
ワンフェスに行けなかった鬱憤を晴らすよ。
あと、溜まりに溜まった画像をどこかで一気放出する機会を窺っている。
ブログに一気に50枚くらい貼ったところで見てくれる人はいるのだろうか。
……月イチくらいなら許されるんじゃねえかなぁ、っていう楽観。

あ、蛇足は別に最新の記事を取り上げるわけではなく、
単純に俺が面白いなぁと思った記事にリンク貼るコーナーです。
なので、数年前のニュースとか平気で出てきますが、気になさらず。
10年も昔からこんなことやってます。



では、のけっからDDN JAPANより6本。
たまにサイトが重いのを除けば、かなり面白いニュースサイト。

【スキルの無駄遣い】「落ちていたエロ本」1/6スケールで完全再現
これはぜひガチャガチャで出して頂きたい

これはすごい。水のキラキラを「永遠に」とどめた彫刻
欲しすぎる

精霊にメタモルフォーゼした獣のフィギュア、このクオリティーは高すぎる
ほんとに欲しすぎる

1/40000秒の衝撃 ドリルペインティング「Black Hole」
THE MUSICのジャケットを思い出したけど、いざ見てみたら全然違った

思わず食べたくなる「サンドイッチな本」です。"作り方"とかじゃないです。
本クラスタのあなたに。シャレオツ

iPhoneの着信音「マリンバ」が変身、めっちゃ楽しい音楽に!!
これ、あとでグラス片付けたんだろうなぁ、って思うと愛着がわく


あとは雑多に蛇足っぽく

凄すぎる新興宗教の寺行ってきたので写真うpする
スケール感がもうレゴ感覚といいましょうか

思考実験の面白さは異常
バタートーストと猫が可愛すぎる

コスプレ武装集団"自宅警備隊"公式解説本 自宅警備隊完全読本 「守りたい家がある」
男の娘になるためのガイドコミック 「煌!!男の娘塾」 ウイッグ・下半身作り・化粧など
アキバblogは、変な本を見つけるサイトとしても超使える

水中ニーソ
昆虫食写真集、完成!
夏場は変な写真集も熱い!

8/16、帰ってきた「文学賞メッタ斬り!」
8/22、Kダブ×宇多丸「第三会議室」ロフトプラスワンで公開収録
8月はロフトプラスワンに通わざるをえない



これからもたまに蛇足やりますので。お付き合いの程、よろしくおば。
ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

Akufen - Deck The House×まどまぎ

5:00くらいから始まる、ほむほむのタコ踊りが可愛い。




20130727 Sat
『立候補』


お久しぶりでございます。ドのつく企画です。
完全にサボっててごめんなさい。

ドキュメンタリー映画を観る会(会員俺1人)。略して、ド1人。
目標の4分の1まできたよ、25本目。

『立候補』
http://ritsukouho.com/
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ポレポレ東中野
だいぶ前にネットで予告編を見たときから、これ絶対面白いやん、って思ってたんですが、
最近どうも映画を観る気分にならなかったので、観に行こうかどうか迷ってました。
しかし、連日ほぼ満席、さらに上映回数を増やしたという噂を聞きつけ、
そんな映画ならば観に行かねばなるまいと、重い腰を上げて行って参りました。

結果、誰かれかまわずにオススメできる映画ではありませんが、
物事について色々と考えている・考えようとしている、そこのあなた、
あなたにとっては必見の映画でございます。
下手すると今年No.1映画と言っちゃう人もいるんじゃなかろうか。
楽しめること請け合い。今すぐ走れ、ポレポレへ。


2011年の大阪府知事・大阪市長ダブル選挙、
結果は、府知事には松井一郎、市長には橋下徹と、日本維新の会の圧勝。
そんな府知事選での有力候補3人以外の、いわゆる泡沫候補、
岸田修、高橋正明、中村勝、そしてマック赤坂
さらに、政見放送がYouTubeで40万回再生された男、外山恒一。
参戦した選挙、過去15連敗の現代の武将、羽柴秀吉。
この映画は、彼らのインタビューを収録し、
メインとしてマック赤坂の選挙活動を追っていきます。

僕は全く政治に関心が無いので、以下は受けた印象のまま書くしかないのが申し訳ない。
こういうとき不勉強は恥ずかしいね。
せっかく学習参考書売場で働いてるんだし、政経の参考書を買おうかしら。


そんな僕は大変基本的なところから驚きます。
この選挙に立候補するのに、まずは300万円出さなきゃいけないと。
しかもそのお金は、得票数がある数以下だった場合、全没収です、と。

いや、簡単にほいほい立候補出来るようじゃダメだからハードルを作るのは分かりますよ。
税金だけじゃ賄いきれないから、それを運営の資金に使うってのも分かる。
けどさ、つまり、計9回落選してるマック赤坂は、最低でも2700万選挙のために使ってると。
劇中でも言われてるんですが、これはもう道楽じゃないでしょう。

俺は今までマック赤坂の政見放送や、たまに渋谷で見かけるパフォーマンスなんかを見て、
ただの悪目立ちたがり屋かと思ってた部分があるんですが、
(まぁそういった部分は多少なりともあるだろうけどさ)
何かしらの信念を持って、出馬してるんだなぁ、といったことが分かりました。
結局、その信念っていうのが何なのかまでは、この映画では分からないんですけどね。


ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、マック赤坂のキャラは、あの感じのままです。
(知らない方はYouTubeに政見放送の映像がいくつも上がってますんで、見てみて下さい)
駅の地下街では演説しながら、パック酒(鬼殺し)をすすります。
演説前後は、すぐそばにある立ち飲みの串揚げ屋に飛び込みビールで一杯。
いまの政治家はもっと清潔感とかアピールすんじゃないのか、っていう。
マック氏、おそらく昭和前期でもバッシングされるようなキャラです。

あと、街頭演説を邪魔するものは徹底的に排除します。相手が警官でさえ。
詳しくは知らないんですが、候補者って、本当に自由に演説出来るんですね……。
例えばマック氏は、大阪の選挙なのに、なぜか母校の京大にまで出向いて演説を始めます。
京大は学校祭の真っ只中。係りの学生さんが演説を止めるように必死でお願いするものの、
結局時間一杯までマック氏の演説及びスマイルダンスは続きます。
……これ、やかましい右翼の街宣車と全く変わりありませんからね。

そして京都市内の交差点で、明らかに酔っ払った状態での演説&ダンス。
右折待ちで止まっているバスに駆け寄って行って、
他の直進の車に思い切りクラクションを鳴らされています。
っていうか、あれは誰かマックを捕まえろよ。
挙句の果てに、交差点のど真ん中までゆっくり歩いて行って、そこでダンス。
だから、誰か捕まえろって!
なんて思ってると、公安がやってきます。
本当に不勉強で申し訳ないんですが、警察と公安では取り締まれる部分が違うのでしょうか。
マック氏、そそくさと逃げます。

観てて思うのは、マック赤坂のやり方じゃあ通らないだろう、ということ。
けど、多分、この人にはこのやり方しか出来ないんだろうなぁ、
っていうのが観ているうちに否応無しに伝わってきます。


色んな人が既に言ってますが、必見はラストの都知事選シーン
結局落選で府知事選も終わり、2012年の東京都知事選、
秋葉原で行なわれている自民党演説に乱入したマック赤坂。
路上を埋め尽くすのは日の丸、人々からは罵詈雑言を投げつけられます。
自民党総裁・安倍晋三の登場により、群集の盛り上がりは最高潮に。

マック氏をiphoneのカメラで無遠慮に撮影しながら、
ニヤニヤと「日本の選挙制度ナメんなよ」と野次を飛ばす若者達。
日の丸の威を借りて、薄っぺらい批判を叫ぶオジサン。
正直、気持ち悪いです。で、そう思った上で、

ああ、そうか、これが僕の普段の姿かと、気付きました。

昨日の日記にも書いたんですが、僕は対岸の火事が大好きです。
つまり、リスクが怖いから何もせず、安全圏から匿名的な声だけを出すっていうやり方。

この映画の宣伝文句は「負けると分かって、なぜ戦う」ですが、
最低でもマック氏たちは戦って、負けてるんですね。
じゃあ僕はどうかって言うと、戦ってすらいないじゃねえか、と。

マック氏にはひとり息子さんがいて、この映画にも登場します。
インタビューで、父親に関して、どこか突き放したようにも聞こえる答えをしていました。
その一見すると冷たくも見える息子さんがですよ、このラストシーンで、

群集に向かって、決然と立ち向かうんですね。

息子さんもヒートアップしてるんで、怒鳴りあいみたいになっちゃうんですが、
通り一遍の意味ではなく、本当に感動する場面です。
今年の映画全てで、一番熱いシーンは、ここに決定しちゃっても良いよね、ってくらい。

私は批評家を名乗る気は今のところございませんので、非常に汚い逃げ方をしますが、
このシーンを見て思うことは、ちょっとここには書ききれません。

ダメな親でも、親は親だっていうこと。
マイノリティってのがどういう立場に置かれた人なのかっていうこと。
群集心理っていうのがどれだけ怖いかっていうこと。
気付いているつもりになっていても、全然気付けていなかった、
そんな物事たちが、ブワーッと頭を駆け巡ります。本当に感動します。

マック氏のやり方は、必ずしも正しいとは言えない。
けど、そう言う俺らはどうなんだい、っていう、
なんというか、映画観てたつもりが、映画が俺らに俺らを見させてた、という感覚と言いましょうか。

うむむ、上手く言い表せないので、実際に観に行ってください。すみません。
マック氏だけでなく、他の候補者も面白いですよ。
60歳にして7歳(?)の娘さんを猫可愛がりしている中村氏、
地味に街頭で挨拶だけをし続ける高橋氏、
本当に何もしない岸田氏。
それぞれが味のある人物です。


今調べてて知ったんですが、
マック氏は今回の東京都参議院選を最後に、政治活動に幕を下ろしたとのこと。
これからどういう活動をされるのか興味津々で見守りたいと思います。

ちなみに、音楽がめっちゃ良いです。
ラップがブルーハーブっぽくて格好良いなぁと、個人的には思います。
ドキュメンタリー映画にしては珍しく、サントラも物販で売られています。
速攻で買ったのは言うまでもありません。



映画『立候補』予告編




20130726 Fri
こんなこと書くのも無粋だけどね


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「それを言っちゃあおしまいよ」、という言葉がありますね。
出典は映画『男はつらいよ』。
毎度お馴染みのゴタゴタの最後に寅さんが言うセリフ。

物事はある程度“プロレス的”に進めていかないといかないのですよ。お芝居ですよ。
最近“そもそも論”っていう言葉を聞くようになりましたが。
「すでに含意のことですよね」っていうことは言わない方がハッピーなことが多い。


たとえば、あなたが働いてる会社で、
役員たちが今さら「くまもんとのコラボグッズを出そう」と言ったとします。
役員発ですからその企画は当然通りまして、あなたの部署まで下りてきました。
では、どんなグッズを作りましょうか、っていう会議になったとします。
皆が、
「リサーチの結果、このグッズなら確実に採算取れます!」とか、
「それはもう他社がやってるから建設的じゃないよ、挑戦的に行くべきだ!」とか言ってる中で、

「ってかさ、くまもんグッズって、今さらじゃないですか。止めません?」

というセリフは思ってても言ってはいけないでしょう。
「それを言っちゃあおしまいよ」、なのであります。
皆、分かっててやってるのです。プロレスです。そうやって給料もらってるのです。
前提を覆したり、メタ的な視点を持ち出すのは、時と場合を選ばねばなりません。
多分、この会議後に行く飲み屋でなら言っても許されるので、それまで我慢してください。



「それを言っちゃあおしまいよ」っていうセリフを思い出したのには理由があって。
今日の帰り道に中年男性と警察がモメてるのを見たからなんですけど。

お恥ずかしながら、僕の48個ある悪趣味のひとつに「対岸の火事を眺める」というものがあります。
自分には被害が及ばないっていう距離でゴタゴタを見るのが好きなんですね。
今書いてて思ったんですけど、我ながらほんまに悪趣味ですね。 俺のクズ野郎!

で、休日に飲みにいこうと思っていたベトナムコーヒー、
行く先々でどうしてもサンマルクが見つからずに諦めていたものを、
今さら思い出して、帰り道のサンマルクに寄ってきました。

閉店ギリギリまで百合妄想を楽しんで、
明日からここでクーラーに震えながら文章を練ろうと思い、店を出たところ、
自転車にまたがった中年男性と、近くにパトカーを停めた警官2人が何やらモメております。
モメてるって言っても男性が一方的に怒鳴ってるだけなんだけど。
ちょっと離れたところで男性の連れっぽい女性が、折りたたみ自転車にまたがって待ってます。

僕はなぜか客観視というのが大変苦手で、
自分が巻き込まれてしまうと途端にアワアワしてしまうのですが、
対岸の火事に対しては慌てることなどございません。
充分な距離を取って、しばらく男性の剣幕を眺めていました。

男性の怒鳴り声が途切れ途切れに聞こえてくるくらいなんで、事情はよく分からないんですが、
僕の経験上、2人で自転車で走ってて止められるなんてなかなか無いです。
しかもわざわざパトカーを降りてまでして。
おそらくは携帯をいじりながら乗ってたか、無灯火です。
かなりの剣幕だったんで飲酒の可能性もあるか。
俺が気付かなかっただけで、下半身を露出させてたのかもしれない。キャー変態。

んで、警官2人が、ベテラン&新人、みたいなコンビで、
なんというか、まるでテレビドラマ見てるかのような連係プレイなんですよ。
若い方が男とやりあっておいて、ベテランがなだめる、みたいな。
人間は怒ってるときほどコントロールが効かない、って聞いたことがあります。
若い警官は大変ですけど、囮役ですよね。怒鳴らせることで逃げないようにしてるんでしょう。
こうやって場数を踏んでくんだろうなぁ、っていうか、
警察にとってはこんなの場数のうちにも入らないのかもしれないなぁ、なんて。


で、しばらくやりとりを見てて、
この勢いだったら、この人、あのセリフ言っちゃうだろうなぁってワクワクしてたら、案の定、

「俺の税金から、お前らは給料もらってんだよ!」

……それを言っちゃあおしまいよ、の極み、キター!

人通りが少なくない道だったのですが、このセリフが聞こえた瞬間、
俺含めて、通行人全員失笑しました。



「それをそれを言っちゃあおしまいよ」ってのにも色々種類があるんですが、
この場合は無粋も無粋だよなぁ。
ハタから見てると、試合にも負けてるし勝負にも負けてる。

俺は普段、自転車を停められて防犯登録確認させられたり、
道を歩いてても挙動が不審で職質されたりってのがしょっちゅうなんで、
本当に警察が嫌いなんですけど、これは言ったらあかんやろ、っていうのは分かる。
俺が直接お世話になってないってだけで、
警察がいることで未然に防がれてる悪意ってのは確実にあるし。

俺なら「サーセンしたwwwライト点けるッスwww」って謝れるかなぁ……
でも、隣に女の子を連れてたら、小さいプライド守るために言い合っちゃうのかなぁ……

その後も男性が
「俺はいくつも会社持ってるけど、お前みたいなのは民間じゃやってけねえぞ!」
「話をさえぎるなよ! 俺の話を聞けよ!」などと怒鳴り散らして、

しまいには、若い警官が「分かりましたから、あなたもこちらの話を聞いて下さい」って言ったのに対して、

「だから分かってねえだろ! 俺が言いたいのは、お前の人間的な部分なんだよ!」

……うわぁ、そもそも論すぎるやろ、っていう。



最悪の想像として、自分じゃ気付いてないだけで、
もしかしたら、いつの間にか自分もこれと似たようなことをやっちゃってるのかもなぁ、
なんて思うと、いよいよ人付き合いが怖くなってきて、今以上にコミュ障になってしまいそうです。

あとは、今回俺が思わず足を止めてしまったみたいに、
こんな風に誰かの興味に引っかかるような、そんな文章を書ければなぁ、と、
完全に他人事のように考えながら帰ってきた俺は冷たい人なのかどうなのかという問題が浮上。



ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

俺は絶対テクニシャン/ビートたけし




20130723 Tue
1日目の1歩


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とりあえず、書き始めてます。昨日言った文章。
いつものごとく、あと半月もすれば飽きて放り出すとは思うのですが、
それまでは頑張ろうと思います。

20歳くらいのとき、石田衣良作品をめっちゃ読んでたことがあるのですが、
どこかのインタビューで「作品を書くのに一番大事なのは、それを終りまで書くことだ」
って言ってて、この人めっちゃ良い事言うなぁって感心しました。

僕はいまだに1つも長い文章を完成させたことがありません。
でも頑張ればもしかして、文章を上手く書くことが出来るようになって、
今よりは少し、自信を持って生きていくことが出来るかもしれないと思ったので、
今回は頑張ろうと、思います。


今日は昼まで寝てしまいました。
休みの日こそ規則正しく生活しなきゃなぁ、って分かってても出来ない。

急にベトナムコーヒーをアイスで飲みたくなったので、明日はサンマルクに行こう。
サンマルクって、行きたいときになかなか見つからないよね。
だいたいどこでもスタバしかない。スタバの入り口には僕が入れないようなバリアが施されている。
なので、六本木のTSUTAYAにも入れない。幅さんは俺たちのことを分かってくれない。

基本的に喫茶店は好きです。特に、一人でいられる店は本当に好きです。
千駄木ミルクホール、渋谷ライオン……。
明日はまた新しいところを探しに行こうかしら。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴きください。

日比谷カタン / Fake Fur Bought By Summer Sale Bot


ほんとに良い曲です。深夜に爆笑しました。
前半も相当面白いですが、本番は4:00からです。
それは突然、歌うたいのバラッドから始まります。




20130722 Mon
ロリコン一時休業


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8/31締め切りの、とある文学賞があって、
400字詰め原稿用紙換算100~300枚が規定らしいんス。
文字数にすると、40000~120000字か。
締め切りまで残り1ヶ月(30日)と考えると、1日1400~4000字書けば間に合う計算。

もう、幼女画像を集めるのも疲れたし、文章を書こう。
そろそろやめないと捕まるんじゃねえかなぁと思ってたところだし。
進捗状況をここに毎日書いていけば、誰かがハッパかけてくれるはずだ。
YouTubeやニコ動見て、2時間3時間過ごすだなんて、無為な日々にはオサラバさ。
けっぱれけっぱれ。

そういえば、最近読んだ詩で一番好きだったのは、
北園克衛の『朝の手紙』でした。装丁で一目ぼれしたヤツ。
ボンジュウルも言はずに雨が降ります。


9月頭、ほぼ唯一の友人の結婚式に参加するため熊本に行きます。
九州に行くのも数年ぶりですし、飛行機に乗るのさえ久々です。
俺にしては珍しく、素直に祝いたい気持ちしかございません。
でも、わざわざ前日午前に熊本入りして本屋巡りの計画を立てているのは、
ただの僕のワガママです。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

センチメンタル・バス - Sunny Day Sunday


夏やでー。




20130721 Sun
ナイトポエマー


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「夜は人を詩人にするからね」
僕がまだ舞台をやってた頃、共演した俳優さんがそう言っていた。
特にmixiは危ないとのことだ。身に覚えがありすぎる。
mixiやってた頃の文章が出てきたら、即、身投げするだろう。念を入れて東尋坊から。
歳をとるというのは、昔のことが恥ずかしくなる、という一面もあるのかもしれない。


本当に夜は怖い。
アルコール耐性がゼロに等しいのに、ノリだけで終電を無くすまで酒を飲み歩き、
新青梅街道を走るタクシーの中で車に酔い、初対面の人のズボンにゲロを吐き、
挙句の果てに、酔った勢いでその人の家にズケズケと上がりこんで、
自分の分のマットレスを用意させ、図々しく泊まる。
夜にはそんな人間も出るらしいと、伝え聞く。怖い。

やけに記述が具体的ですね、なんてツッコミは要らない。
お察し下さい、とだけ言っておこう。朝日は眩しかった、とも言っておこう。


……閑話休題(と書いて、死にたい、と読む)。


昔から色々な本を読んできたが、詩はほとんど読んだことがない。
たまに読んだところで、楽しみ方がよく分からない。
詩を読むために必要な感性を、多分母親の胎内に置き忘れてきたのだと思う。
学生時代が終わってしまうと、もう自分の好きなものしか読まなくなるから、
いっそう詩を避ける傾向になってしまうわな。

この前「詩とか書かないの?」って聞かれて、うむむってなったんだけど、
読まないから書けない、のかもしれない。
けど、おそらくそれは理由の小さな部分でしかないだろう。
もしも読んだ分だけ書ける、という理屈が通るなら、
今まで読んできた本の数を考えるに、僕はもう少し上手く文章を書けてるだろうし。
っていうか、読んだ分だけ上手く書けりゃ、作家になるのなんて簡単な話だよな。

自分に出来ないことってのには、憧れるものである。
詩も書けなけりゃ、もちろん歌詞も書けない僕は、
書ける人のことを無条件で凄いなぁと思っている。
曲を聴いてて、本当にハッとするフレーズがあったりする。
あんな素敵な言葉を書くなんて、まぁ無理だろうな、と。

まぁ人生は長いし、詩に挑戦することがあるかもしれない。
そのときには考えすぎてはダメだろうな、とは思う。
おそらく詩を書き上げるには、トモフスキー言うところの
“我に返るスキマを埋めろ”ってのが大事なんだろうな。
つまり、夜の間に書き上げろ、ということだ。


夜は人を詩人にする。かく言う僕も、ブログは夜に書いている。
ということは、これが、僕なりの詩なのかもしれない。なーんちゃってー。


ってなところで今日はおしまい。最後に一曲お聴き下さい。

TOMOVSKY - 我に返るスキマを埋めろ


絶対前に貼ったことあるけれど。
ずぶぬれシアターの前身バンド、メリミーに入った日に、はなえもんのおごりで、
皆でトモフスキーとマーガレットズロースのツーマンを観に行ったという思い出。




20130718 Thu
このまま寝ないで


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だいぶ短く髪を切ったっていうのに、もう髪が寝てしまうようになった。
寝てしまうって、あれだ、実はここ最近、ヘアーワックスなるものを塗りたくっていたのである。
いっちょ前にエアリーなヘアーなぞを装っていたのである。

そんな洒落っ気、もう20代前半に置き忘れてきたと思っていたのであるが、
いつも髪を切ってくれてる美容師の尾切トカゲさんに、

(この偽名は「幼い頃親の仕事で南米に居て、巨大なトカゲが庭をしょっちゅう闊歩してたし、
 むしろ私トカゲ食ったことあるし」という彼女自身の体験に基づく、僕の創作。)

「ケンちゃん(←“ソントン”以前のあだ名)、普段ワックスとか付けないでしょ」
「うん、付けてないけど、なんで?」

「……もう少し、ちゃんとしなさいよ」

という、心的外傷級のダメ出しを受けたためである。
もう5年ほどの付き合いになるトカゲさんはもちろん、俺が中二並に自尊心過多なのは知っている。
つまり今まで、俺の拡大しきった自尊心を傷つけないよう気を使い、
いつ言おうか言わまいか迷い続けていたダメ出しがついに、口からポロリとこぼれ落ちたというわけだ。

僕も一応良い大人である。
これはあれだ、素直に聞かなきゃいけないやつだ、と感づき、
髪を切ってもらった足でドラッグストアに直行、
(実際は無印で1時間くらいウロウロしてたけど)
ヘアーワックスのあまりの種類の多さにテンパりながらも、
震える指で「か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り」と決めて、
とりあえず信頼の置けそうなギャッツビーの紫色のヤツを購入してきた。



僕は部活も引退した高校3年生のころ、なぜか垢抜けたグループの人々と交流があり、
その人たちが「ナカノ」やら「スパイス」やらオシャンティなワックスをポイポイ使ってる横で、
僕は良く分からんメーカーのヤツをボソボソ使ってました。なんとかマットみたいなやつ。

トカゲさんにダメ出しされたあとに「あのぅ、ワックスってどうやって使えば良いんですか?」
(トカゲさんは1歳上なので、こういうときは敬語に戻るヘタレな俺) と聞いて、
「てめぇ、今まで私がどうやってたか見てなかったのかよ!」
と怒られるほどに、ワックスってやつの使い方を知らなかったのでありますが。

今思い出しても恥ずかしいんですが、高校生の頃の僕はねぇ、
なぜか前髪を固めるためだけにワックス使ってましたからね。
もしタイムマシンが開発されたら、あのときの僕の前髪を切り落としに行きますよ。
もしくは、優しくワックスの使い方を教えてあげようと思う。
「適量を手にとって、手で伸ばして、髪全体になじませるように、付けていくのだよ」
ってトカゲさんが教えてくれたように。
ベッカムヘアーが全盛だったし、あの髪型にしておけばオッケーみたいな空気だったけどね。
そんななかで、何故前髪だけを立てる、俺。無難にソフトモヒカンにしておけ。



一般的な男子をやってると、ワックスを付けるかどうか問題っていうのは必ずブチ当たると思うんですね。
兄や姉がいてオシャレに敏感なヤツとかは、中学から生徒指導の先生と戦ったりするんだろうし、
僕らは高校が服装自由だったっていうのもあって、その頃から始めたわけなんだけど。

別にワックスなんて付けなくても、死にゃぁしないですよ。
あの頃の僕だってワックス買う金があれば京極夏彦の本買いたいって思ってたし。
それにね、母親という存在がね、立ちはだかるんですよね。
こちとら反抗期ですから。子どもだった自分から大人になろうとしている瞬間ですから。
「母上、オシャレしたいんで、ワックスを購入したいのですが、経費をください」
とか言えるわけないですからね。

でもって、家の近所は避けて、学校近くの薬局で購入。
(田舎では「ドラッグストア」なんて言わない。っていうか、いまだに慣れない)
けど、同じ屋根の下で暮らしてるわけですからね、そりゃバレますよ。

「あるぇー? ケンゴ(←本名)、どうしたぁん? こんなもん買っとぅぇー?」

これから母親になる人、もしくはお子様に息子がいらっしゃるお母様がたに、
どうしてもこれだけは言っておきたい。息子さんがヘアワックスを買ってきても、
こんな風にワザとらしく突付かないであげて欲しい。
もしお母様が、しでかしちまった際の、息子さんの胸中は簡単に予想がつく。


To be
俺が死ぬか、

or not to be ,
こいつを殺すか、

that is the question.
どちらかしかない。


家庭に良い影響なんてひとつも無いので、そっとしておいてあげてください。
特に長男坊にしてみりゃ、自分でワックスを買ってくる勇気ってのは、マジでハンパねえッスから。
清水の舞台からオリジナリティあふれるポーズで飛び降りるくらいの度胸ッスから。

旦那さんにニヤニヤ報告するくらいにしてあげてください。
弟をからかおうとするお姉ちゃんも叱ってあげてください。

息子さんの精神的自立の門出を祝って赤飯のひとつも炊いてあげ

たりするのももちろんやめてあげてください。

無駄遣いしない範囲で、どうかお小遣いを上げてやってください。



他のボーイズビー的な問題としては、
ワックスと同じ、いや、さらにハードルの高い場所に、
眉毛ってどう整えるの?問題があります。それはまた別の機会に。

ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。


川村かおり - 夏の朝にキャッチボールを



垢抜けた友人たちに連れられて、名古屋まで行ったときに買ったTシャツを、
10年経った今でも着てるという衝撃の事実を思い出し、
自分の、妙な物持ちの良さは誉めてやってもいいんじゃないかと、思いました。




20130717 Wed
二番煎じ(夏らしく)


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(前回→ http://ken55555.blog94.fc2.com/blog-entry-166.html


太陽笑い猛暑、通り越して酷暑の毎日。
地獄かと見間違うほどの陽炎立ち昇る高円寺の住宅街。
コンクリート塀がかろうじて作る飛び石の影を踏み渡り。
電信柱が影を落とすT字路。突き当たりを右に逸れて3軒目。

たどり着いたのは真っ白な喫茶店。外壁は涼しげな漆喰塗り。
この季節、洋風の窓にはノウゼンカズラのカーテンがかかっている。
すでにたくさんの花が咲いており、白と緑と赤のコントラストが目をひく。
そんなお洒落な外見から、明らかに浮いた和風の杉の木一枚板。
渾身の筆文字で書かれた店名は、

“喫茶室 親が死んでも食休み”

この看板を見るのも通算何度目か分からないが、やはり最悪のネーミングセンスだ。
噂では、アド街ック天国の取材陣が看板を見て引き返したらしいと聞く。
ある意味、魔よけだ。喫茶店は静かなほうが良い。
重量感のあるドアを引くと、クーラーの冷気と、
さらに涼やかなジョアン・ジルベルトの歌声が流れ出てきた。

「いらっしゃいませ」

カウンターから爽やかな声がかかる。
この喫茶店のマスターであり唯一のスタッフ、古井新(ふるい しん)さん。
夏だからだろうか、髪をさらに短くした新さんはまるで宝塚の男役のようだ。
いつもの帆布エプロン。小ぶりのボーラーハット。
白地に薄く青のピンストライプが入ったボタンダウンシャツ。
そこらのイケメンよりもよっぽど格好良い。

ただ残念なのは、青いボーラーハットの頭頂部あたりがギザギザと白く塗られていて、
登山服の人々の小さなフィギュアが、たくさん付けられている点だ。
コントに使われる物にしか見えない。

「新さん、その帽子は……」
「富士山です」
「世界遺産登録おめでとう!」
「製作過程はニコ動に上げてあります」
「物好きしか見ねえよ!」
「フッジッサーン!」
「えっ、電気グルーヴ!?」

もしやと思いDJ卓を見ると、AKAIのサンプラーが加わっていた。
この店は喫茶店としての役割をもう一度考え直した方が良いと思う。
俺の思いも空しく、新さんの綺麗な指がボタンをタイミング良く連打する。

「ノボルゾノボルゾノボルゾノボルゾノボルゾノボルゾノボルゾノボルゾ」

いまや店内のBGMはノボルゾ・ジルベルトとなった。まったく涼しくない。
新さんは暑さに頭をやられたに違いない。治療法は、シカトだ。
店の奥まったところに置かれたテーブルに目をやる。
入り口を向いた椅子に、いつものように彼女は静かに座っていた。
気温なんて関係がないかのような、トルコブルーの重厚なドレス。
土星の輪よりも大きいツバが付いた日除け帽。
こちらから唯一見える口元が少し微笑むのが分かった。
暑さで体調を崩してはいないだろうか、なんて考えながら挨拶を、

「貴女を見た途端、暑さも忘れてしまいましたよ。 と、2秒後にあなたは言います」

言わねえよ。口が裂けても言うわけがねえよ。
あと、いつも突っ込むタイミングを忘れてしまうんだけど、なんで真夏にドレスなんだよ。
時・場所・場合を考えろよ。普通の住宅街だぞ、ここ。

「クーラーが付いていない公立の学校にあなたを置けば、熱中症で倒れる生徒が激減するでしょう」
「逆に増えるわ」
「嗚呼、小雨さん。貴女の名を呼ぶたびに僕は、
 久しぶりに開けた冷凍庫にビッシリついていた霜のことを思い出すのです!」
「掃除はこまめにな!」

巨大な日除け帽を取る彼女。眉の高さで切りそろえられた黒髪。
クーラーがかかっているとはいえ、髪も肌も、まるで人形のようにサラリとしている。
この人の周りに漂う、浮世離れした空気は何だろうか。
喫茶店オーナー、夜野小雨(よるの こさめ)は涼やかに微笑みを浮かべたまま続けた。

「ごきげんよう、山下氏」

フリスビーを構えるように帽子を持ち、その場で回転させるように手を離した。
すると帽子はUFOのようにふわふわと重力に逆らい、回りながらゆっくりと上昇していく。
天井につくか、というところでいきなり「パシュッ!」という音と激しい閃光を放ちながら爆発した。
あまりのまぶしさに思わず目を閉じ手をかざす。しばらくののち改めて小雨さんを見ると、
衣装がアオザイに変わっていた。色はドレスと同じトルコブルー。

「って、お前は引田天功か!」
「やっぱり演出は重要じゃない、ヒロインだし」
「はじめからその服で出てこいよ!」
「決めゼリフも欲しいわ、ヒロインだし」
「なぜ2回言った! あと決めゼリフって」
「ファンデーションは使ってません」
「どこかで聞いたことある!」
「代わりに汗腺をひとつひとつ、焼いた針で潰しています」
「怖いっ!」

挨拶代わりのボケツッコミを交わし、小雨さんの向いに腰を下ろした。
途端、弾かれたように立ち上がる。

「あっっつううぅぅぅ!!」
「当たり前じゃない、座面をみてごらんなさいな」

椅子の座面だけ、ホットプレートに変わっていた。
ご丁寧に木目模様のペイントまで施されている。

「貴様ーっ! 殺す気かっ!!」
「プークスクス。やーね、この人、ホットプレートに座ったりなんかして」
「小雨さん、ちゃんと撮れてますよ」
「ナイスよ新ちゃん。今度下北のトリウッド貸切で上映会しましょう」

監督、アカデミー賞ドッキリ部門こと夜野小雨、
小道具、夢の島の錬金術師こと古井新、
悪魔が2人揃うとロクなことがない。頼むから喫茶店のことだけやっててくれ。

「新ちゃん、良いリアクション見せてくれた山下君に、いつもの」

遅れたが、俺は山下地上(やました ちじょう)という。
ツッコミ役兼いじめられ役という、最悪の役回りの男だ。
ケツの穴が溶接されていないか確かめながら、普通の椅子に座った。
白皿にこんもりと盛られた、濃厚な生クリームが出てきた。

「ほら食えよ、下賎男子」
「えーっと、……これだけ?」
「追加でパンケーキのご注文も承っております」
「逆だろ!」
「パンケーキ2枚のパンツーセットも承っております」
「あ、この人、パンツって言わせたいだけだ」

意地になってパンツとは言わなかった。誰も一言も発さないまま、しばらくの時が過ぎた。
この戦いには意味が無いと判断したのだろう、新さんがパンケーキを2枚持ってきてくれた。
パンケーキがパンツ型に見えたのは気のせいか。しかも男女物1枚ずつ。
あえて突っ込まないという態度で、機嫌の悪さを表明してみる。

「山下君、夏だね」

俺の態度を丸きり無視して小雨さんが言った。

「夏と言えば、あれだね」
「なんですか」
「猥談。じゃなくて怪談」
「わざと言っただろ」

俺は普段、ドキュメンタリー映像を作っていて、
小雨さんはスポンサーとして俺のことを支援してくれている、という関係だ。
たまに呼び出されては意味も無くイジメられ、
実用性ゼロ、完全趣味用の映像を依頼されるという日々を過ごしている。うむ、無益だ。

最近では、南アフリカまでホホジロザメに襲われる動画を取りに行かされた。
鮫から身を守ってくれるはずのケージが、なぜか細い針金で出来ていたので、
現地ガイドを問いただしたところ、
「……コサーメ……コサーメ……!!」と、震えながら上言を繰り返すだけだった。
どこかの誰かに、かなり重いトラウマを植えつけられてしまったらしい。
ホホジロザメに喰われかけながらも、なんとか無事に撮影を終え、
ビーチでバカンスしていた小雨さんと新さんに本気で蹴りを入れたのは言うまでも無い。

さて、今日はこの調子で行くと「ガチの心霊映像を撮ってきてー」なんて言われて、
いきなりワゴンに詰め込まれたと思ったら、青木ヶ原樹海に蹴り落とされるんだろうな、
新さんの帽子はそのフリだったんだろうな、なんて思っていたら、

「……あのね、これは、私が実際に体験したことなんだけどね、」

小雨さんが少し身を乗り出し、ゆっくりと、話し始める。
気付けば店内のBGMがいつの間にか、怪しい雰囲気の現代音楽に変わっていた。
どこからか、カナカナカナとヒグラシの鳴く声が聴こえた。
心なしか照明も薄暗くなっている。DJ新、良い仕事しやがる。

「私がまだ普通の仕事をしてたころの話なんだけど、
 ほとんど毎日残業で、家から会社も遠かったし、
 日付が変わってからようやく家の最寄の駅まで着くような生活だったのね。
 駅から家までがまた遠くて、歩いて40分くらいかかるのよ。
 遅い時間でバスはもちろん終わってるし、タクシーに乗るのも勿体無いし、
 私、家までの道を毎日歩いて帰ってたんだけどね。
 あんまり街灯とか無くって、ほとんど真っ暗なの。
 危ないとは思ってたんだけど、親に送り迎えしてもらうような歳でもないしさ。
 それにその道って、夜にはほとんど誰も通らないような道だったし。

 ある日、そう、今日みたいな暑い日だったわ。
 夜になっても全然涼しくならなくって、
 海風がただいたずらに蒸し暑い空気をかき混ぜてるような感じだったわ。
 暑さに疲れてフラフラになりながら海沿いの道を歩いてたら、
 突然、向かいの闇からね、タタタタッ、って、足音が聞こえてきたの。

 白いワンピースを着た、小さい女の子だったわ。
 そうね、小学校の3・4年生っていったところかしら。
 ……どう考えてもおかしいじゃない。
 もうすぐ丑三つ時っていう時間に、こんな真っ暗な道に小学生の女の子だなんて。
 あれぇ、おかしいなぁー、気持ち悪いなぁー、と思ったんだけど、
 すぐに「どうしたの?」って声をかけたわ。


 「おうちの、鍵を、なくしちゃったの」

 
 なぜか耳元に直接話しかけられたように聞こえたわ。
 で、さっきまで聞こえていた波音が、ピタリと止まっていることに気付いたの。
 やばい、って直感で分かったわ。
 けど、下手に逃げたりしたらどうなるか分からなかいから、
 その子と話してみることにしたの。

 「鍵をなくしちゃったって、どこで?」
 「海」
 「でも、こんな時間じゃ危ないよ」
 「鍵が無いと、おうちに帰れないの」

 話も通じるしさ、悪い子じゃなさそうだなって分かってホッとしたわ。

 「けど、やっぱり危ないから、明日、明るくなってから探しなよ」



 「分かった、ありがとう、お姉ちゃん」


 って言うとね、フッと、私の目の前で、その子が消えたのよ、

 気付いたんだけど、私の家、海沿いには無いのよね。
 私、あんな場所で何してたんだろう……」

「オチ、そこ!?」
「キャァーーーッ!!」
「うわっ! 耳元でうるせえ、新!」
「お前だーーーーっ!!」
「ぎゃあっ! 勢いだけでビビらそうとすんじゃねえよ!!」

クーラーと緊張で凝り固まった体をほぐしがてら、2人にゲンコツを落としておいた。

「いたたた……本気で殴ることないじゃない」
「下らないことするからですよ、俺ただでさえ怖い話苦手なのに」
「!」

しまった、弱み握られた。



Karlheinz Stockhausen / Cosmic Pulses


小雨さん怪談のバックで流れてるのはこんな感じの曲。怖い。




20130714 Sun
毎日がコントだもの


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1人暮らしも10年を突破し、独り言がいよいよ病気レベルになってきてしまった。
人との会話の実践を行なえず、いつもシュミレーションに終わってしまうのですが、
それも本当に酷くなってきてしまった。
頭の中で俺がボケて、俺が突っ込むのである。末期症状だ。

「あー、本が読めん、なんか止まってまうわ」
「分かるわー、難しい本読んでるとどうしてもそうなるよなー」
「うん、なんか知らんけどそやねん」
「で、なに読んでんの?」
「『BAKUMAN』」
「さっさと読めや」

と、脳内会話はなぜかネイティブな伊勢弁で繰り広げられている。
話してるのが勝手知ったる俺同士だからものすごくスムーズなボケツッコミが繰り広げられるのだけど、
これで話すのが他人ともなると、最近は本当に人と話す機会が無くなったので、
久々にドモリが発症したり、余計なことを話すのが嫌なので返事にやたら時間がかかったり、
コミュ障が極みの段階に入ってきてしまいました。
シェアハウスとか上手くいけば治るだろうか。

昔ほど面白いことも楽しいことも言えなくなってきたという自覚がある。
これが歳をとるということだろうか、結構怖いぞ。

いや、昔は自分のことを面白いヤツだと思ってたけど、
色々と経験を経て、全然そんなことないということに気づいただけなのかもしれない。
……これが歳をとるということだろうか、やっぱり怖いぞ。


ブログでどんなことを書いたら読んでる人に喜んでもらえるのか、少し考えてみた。
やはり、興味はあるけどなかなか出来ないってことを、
代わりに体験してその感想なりを書くのが良いのではないかと思った。
例えば、有料人気アプリの比較とか。

それに比べて一般的に知られていないことを紹介する、というのは少しレベルが高いのではないかと。
僕が「こんな良いバンドが居ますよ」と書いたところで、
読んだ人は上から物を言われているように感じるだけだろうし。

で、ここまで考えて気付くのだった。
俺、そもそもどっちも出来ないじゃん、って。

これからも変わらず、どうでもいい話を書いていきたいと思います。
あと僕の好きなものについてもガンガン書きます。
それで嫌な気分になる人もたくさん居ると知っててやります、
紹介ではなく、知識自慢なのかもしれません。
それで、良いのかもしれません。


そんなところで、今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

เพราะโลกใบนี้สวยงามนัก - bear garden


何語か分かりませんが、渋谷系の曲を色々聴いてるうちに辿りつきました。




20130710 Wed
新しいこと始めたがり


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「ミラーボール回ラズ」という屋号で本を売ったことがあります。
この名前、気に入ってはいるのですが、いかんせん問題が。

……本屋だっていうことが分かりにくい。

最大の問題であります。これを言われたら謝るしかないという。
書店とか書肆とか付ければ良いのかもしれないですけど、なんかそれも違うなと思って。



前にも書きましたが、映画もドキュメンタリーだけ取り上げてることだし、
(とか言いながら最近全然観てないや、反省)
本も包括的に紹介するんじゃなくて、特定のジャンルに絞ったほうが面白くなるかも、と思いまして。
で、どれか1冊に興味を持ってくれた人が、
同じような物も見たいとカテゴリーから検索してくれるかもしれん、
その際に“ミラーボール回ラズ”では分かりにくいよなぁ、と。

ってなわけで、考えました、新しい名前。

 スコシヘン棚

にしようと思います。

……えーっとね、少し変だな、っていうシャレですよ? アハハ。
藤子F氏はSFのことを「スコシフシギ」って言ってたし? アハハハ。
ねえ、笑ってもいいんですよ? アハハハハ。
何時間も考えて、こんな名前しか思いつかなかったよポテトヘッド!
多分、僕が紹介したいって本を集めてくと、そんな感じの棚になると思うのです。
これでもまだ分かりにくいっていうツッコミはノーサンキュー。



紹介したい本はまず、思春期男子がウェブ検索履歴に敢えて残してそうな、
本棚に入れてもいいんだけど、母親が誤解しそうだから一応隠しておくかってなりそうな本。
直球なエロではない、軽風俗的な本ですね。
なぜか僕がよく買ってしまうという、呪いにかかっている一群です。

個人的に興味のあるセクシャルマイノリティに関する本も取り上げるかも、と先に釈明を。
やっぱ百合のことは書くでしょうし。

セクマイのことを「スコシヘン」と言ってるわけではありませんよ。

色々なことを、マジョリティとマイノリティに分けた場合、
僕の大部分はおそらくマジョリティに入る性質なのですけど、
マイノリティ側のことがどうしても気になるのです。
たとえば、現状では多くの人が原発反対って言ってるようですが、
原発推進派の人は何を根拠に活動しているのか、とか。

一般(=マジョリティ)とは変わった考え(=マイノリティ)が書かれた本、
という意味で紹介したいと思うのです。言い訳がましいですが。
言葉を取り扱うときは慎重にいきましょう。無自覚なマジョリティになってはいけません。
と、滅多にない殊勝な態度を表明しておきます。


一般大衆小説に対してのライトノベルとかね。入れてもいいんじゃないかと。
ライトノベルの中でも、さらにマイノリティな物を紹介できればとは思います。
電撃じゃなくてNMG文庫を紹介するとか。
けどごめん、ボカロ小説まではカバーしてない、っていうわがままは出ますけど。


専門書ではないかもしれないけど、メインストリームでもないよねって本も入れたい。
ずっと前に若気の至りでトークライブをしたことがあるのですが、
こんな雑誌あるんだぜ! っていうコーナーをやりました。
ボディビル雑誌、武道雑誌、鯉の専門誌、暴走族雑誌、ゲイ雑誌なんかを取り上げましたね。
メンズナックルはオチに使ったよ。
interestingな物を上手くfunnyなやり方で紹介できれば良いな。



まとめますと、都築響一さんの著作タイトルにある
『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』
って僕が思った本、ということになるでしょうか。

しょせん僕の興味の範囲でしかないんですけど、
「こんな本があるなんて全然知らなかったけど、こういうジャンルのことを知りたかったんです」
って言ってもらいたいんでしょうね、きっと。
やっていくうちに僕の興味の範囲も広がっていくでしょうし。勉強勉強。

変わらずマイペースでやっていきますので。また読んで頂けたなら幸いです。



昔から僕がよく使ってる言葉“蛇足”から、蛇足書店、という名前で良いかなと一旦思ったんですけど、
マイノリティが一生懸命書いた本を取り上げるのに、蛇足って言うのは失礼だろ、と思って止めました。

……この話が蛇足か。

というオチがついたところで今日はおしまい。最後に1曲お聴きください。

Samuel Purdey, Lucky Radio

イントロのストリングスだけでご飯3杯は食べられる。




20130709 Tue
舞台を観にいったよー


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休日でしたが、きちんと昼前には起きて、(暑かったからなんだけど……)
舞台を2本観てきました。

・別冊「根本宗子」第2号 『根本宗子お祭り公演~バー公演がバーを飛び出した!~』
・シベリア少女鉄道vol.7' 『遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援2013』

あまり言ってませんが、僕が舞台を止めた理由は、
人前に立つのが疲れたってのが一番にあって。
その次に、いや、同じくらいの重要度で、
自分が出演する舞台とカブって、シベ少の公演見に行けなかったから、
ってのがあるんですよね。

なんかもう、それってアカンやん、と。
やる方じゃなくて、観る方が性にあってるってことやん、と。

あの時期はスケジューリングに失敗して、周りに散々迷惑をかけてしまったこともあり、
もう迷惑はかけんと、大人しくしてようと、
完全消費者宣言を決め込んだわけであります。

面白い舞台を観ると、また舞台やりたいなぁと思わないこともないんですが、
……いやいやいやはや、考えれば考えるほど無理です。
今はもっと小さいことをやってようと、そう思います。



ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

Tom Waits - Hoist That Rag


昨日のJohn Zorn『Punk China Doll』から始まった舞台は、この曲で終わります。

なにかの行き違いで、好きだった男を刺してしまった女。
肺をカスッてしまったので、ヒューヒューと息がもれながら、
のたうち回る男。徐々に血だまりが広がっていく。

ハケていた他の役者、通行人としてそれぞれ順々に登場。
2人の様子に気付いて、ざわざわと騒ぎ出す。
テンパって動けなくなる者、
連れとヒソヒソと話し始める者、
携帯を出して誰かに連絡をとる者、
ドラマの撮影だと思って写メを取る者、
駆け寄って男に声をかけようとする者。

駆け寄った人に、女がまくしたてる。包丁は持ったまま。
「違うんです、これ、違うんですよ」
女に驚いて男から手を離す。

電話をかけている者に駆け寄って、電話している腕を押さえる女。
「私がね、やったんじゃ、ないんですよ」
あっけに取られて女を見る

周りの人間にも次々と言い訳をする女。
女に話しかけられると、一歩引いて、一人一人静かになっていく

髪を振り乱した女、舞台のツラにガバッと伏せる。
ここで曲フェードイン。(もう少し早くするかも)
最前のお客さんと目を合わせて、(笑顔?)

「……あなたも……、見てましたよね?」 

他の役者、いつの間にか静かに女を取り囲むようになっている。
静かに女を見ている感じ。

女、伏せたまま下手のお客さんに、
「ね、わたし、悪くないですよね?見てましたよね?」

上手に
「だって、ね? 見てて、何も言ってくれなかったですもんね?」

女がセリフを続けながら立ち上がると、ほかの役者、それぞれ客席に降りていく。
通路や、空けておいた椅子に座る。
(お客さんに直接話しかけはしないように)
席についた役者から、携帯で誰かと話す、独り言、写メを撮る、動画配信で実況中継など。

刺された男はもうほとんど息が無い。腕だけが上がっている。
女の自己弁護は続いている(セリフ、あとで考えます)。
客席の役者たち、
「うわ、やっべ、キチガイじゃね、あれ」
「え、なになになに、こわーい」
「マジ? 撮影かなんか?」
と口々にざわざわする。

刺された男の腕が、ゆっくりゆっくり下がっていく。
(タイミングは女のセリフ合わせにするかも)
それに合わせて照明フェードアウト 音楽ボリューム上がる

しばらく暗転の後、明転。
女1人、舞台中央面に立っている。手には血まみれの包丁。
そのまま礼。自然とハケる。
合わせて客席の役者たちも立って、良き方を向き礼。静かにハケる。

男は客出し終了まで死んでて欲しいですが、
ご挨拶もあると思うので、明転のときにはハケてるかなー。


みたいなラストをやりたいです。はい、反則ー。
ストーリーは、皆無。あと、曲長が絶対足りない問題。




20130708 Mon
キャラキャラキャラ


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芥川・直木賞の候補が発表されましたね。


<芥川賞>
いとうせいこう 「想像ラジオ」
戌井昭人 「すっぽん心中」
鶴川健吉 「すなまわり」
藤野可織 「爪と目」
山下澄人 「砂漠ダンス」

<直木賞>
伊東 潤 「巨鯨の海」
恩田 陸「夜の底は柔らかな幻」
桜木紫乃「ホテルローヤル」
原田マハ「ジヴェルニーの食卓」
湊 かなえ「望郷」
宮内悠介 「ヨハネスブルグの天使たち」


前回、大外しした反省を踏まえて、今回の私の予想は、
芥川賞・いとうせいこう
直木賞・原田マハ
かと思います。ちなみに、ひとつも読んでません。

これで、
芥川・戌井さん
直木・宮内さん
とかだったら、すげぇんですけどね。なんか……事件よね。



なぜか、妄想上のシェアハウス住人3人のキャラが決まってきました。
おかげさまで、頭の中で3人がガチャガチャやっててうるさくてたまりません。

A(ふらふら長男)
彫師。和彫りも出来るが、普段は機械彫りをしている。
横浜の有名彫師のもとで修行後、独立して小さいスタジオを経営している。
一晩で新宿全てのビア樽を空けた、フリースタイルで全盛期のKREVAに勝った、
などの中二病的伝説が一人歩きしている。半分以上はデマ。
趣味で日本画を描く。モチーフは妖怪とか。
男女問わずもてるが、家ではただの自堕落なオッサン。
タバコはマイルドセブンの3ミリ。メビウスという名前が嫌で、本気で禁煙を考えている。
好きな音楽はJohn Zorn周辺


B(しっかりもの次男)
チェーンカフェのキッチンスタッフ。
いつかは独立して自分の店を持ちたいと思っている。
シェアハウスのまとめ役。家事がおふくろレベル。漬物とか漬けちゃうレベル。
みんなから困ったときに頼られて、結局自分は得せず終わる感じの人。
ウィンドウズとマックの違いがよく分かってない。MDウォークマンが現役。
疲れてるときには少女マンガを読んで涙し、ストレス解消。
私服のセンスが絶望的。何かにつけ、ぽたぽた焼きを買ってくる。
好きな映画は『レナードの朝』


C(愛され三男)
芸人。バカバカしいコントでボケ担当。たまに舞台で役者をやる。
普段は都合の良いバイトを何個かかけもちしている。
眠気と食い気に素直。アルコールに弱く、甘いお酒しか飲めない。
自覚している以上にイケメン。惚れっぽく、フラれやすい。
衣装持ちで、やたら女装が似合う。メイクも自分で出来る。
意外とメカに強くて、家の機械全般担当。テレビっ子。
天才的な音痴。笑い以前に、会場が引く程度の音痴。
好きなマンガは『うしおととら』


D(酒乱)
Bが勤めるカフェの本部スタッフ。女性。
たまに焼酎片手にCを愛でにくる。
酔うとBに説教をはじめ、Aと口ゲンカし、Cにセクハラする。
カワイイ女の子になりたい。彼氏欲しい。
好きなお酒は獺祭


今まで書いたやつの、AとBが入れ替わりますがご愛嬌。
暑さにやられた脳が今晩も悲鳴と奇声を上げています。


ってなわけで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

John Zorn Punk China Doll


前にも書いたことありますけど、この曲から始まる舞台を観てみたいです。
無いなら作ります。




20130707 Sun
シェアハウス作戦会議


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急に夏が来ましたね。
僕は、冬には「寒いのが苦手」と言い、夏には「暑いの嫌い」という現代っ子です。
けれど、暖房と冷房があまり好きではないという困ったちゃんでもあります。

さて、何度目か分かりませんが言わせて頂きます。
シェアハウスだとかハウスシェアだとかがしたいです。
一軒家に男三人くらいで住みたいです。
……べっ、別に、女の子でもいいんだけどさっ!

突然ですが、7/20(土)にシェアハウス作戦会議をします。
場所は新宿です。どなた様もご参加歓迎です。形式はバーリトゥードです。
シェアハウスやりたいって人だけじゃなくて、
普通に飲みたい! ゲテモノが食べたい! って人もぜひお越し下さい。
僕は、シェアハウスの場所とか予算とか話したあとで、
ってか、それを話し終わらなくても、野崎まどと水谷フーカがどれだけ面白いかを話します。
有象無象をお話しましょう。夏らしく。
よろしければ是非ご参加くださいませ。


もしもうまくシェアハウスを始めることが出来たら、
男3人、夜中にたまたまリビングでばったり一緒になって、
なんとなく無言のままそれぞれにお茶飲んだり歯をみがいたりしてたら、
誰かがとりあえず「……おっぱい」ってボソッて呟いて、
A「……おっぱい?」
B「おっぱい」
A「おっぱい?」
C「おっぱい!」
A「おっぱいが?」
B「いっぱい!」
A「おっぱいが!?」
C「いっぱいいっぱい!!」
A「アリーナっ!」
BC「おっぱい! おっぱい!」
A「ぱーいぱいぱいぱーいぱーい!」(←学園天国)
BC「ぱーいぱいぱいぱーいぱーい!」
A「ぱーい?」
BC「ぱーい!」
A「ぱーい??」
BC「ぱーい!!」
A「ぱい!」
BC「ぱい!」
A「ぱいっ!!」
BC「ぱいっ!!」
A「んじゃ寝るわー」
B「おやすー」
C「ほいー」
みたいな会話をしたいです。


あとは、
A「おい、Cが今月の家賃払えないらしいぞ」
B「あー、これは罰ゲームだな」
C「ひぃっ! 堪忍、堪忍しておくれやす!」

罰ゲーム→ C、ガチ女装でABを接待(ユースト配信)

C「いらっしゃいませぇ。C子でぇす。よろしくお願いしまぁす。
  私、最近お店に入ったばっかでまだよく分かんないんですぅ。きゃぴ☆
  あ、お飲み物何になさいますかぁ?」
A「て、手馴れてやがる!?」
B「C子さんご指名入りましたのでお願いします」
A「なんでお前は黒服やってんだよ」
D「失礼しまーっす。D美でーっす」
A「先輩っ!? あんた何やってんスか!?」 
(↑以前のネタ参照
C「ごめんなさぁい、私ご指名頂いちゃったみたいなんで失礼しまぁす。
  じゃあ年増さん、あとお願いしますねぇ。クスクス。」
D「……くっ! C子、あんたいい加減にしなさいよっ!」
A「仲良く、仲良くしてください」
B「お客様、ご延長でよろしいですか?」
A「だからお前はなんで店側の人間なんだよ!」
D「何よアンタ、私の注いだ酒が飲めないっていうの!?」(ダァン!)←酒瓶を叩きつけた音
A「チェックで! チェックお願いしまーす!!」

という知的な会話をね、したいのですよ。
うん、会話というよりはコントですね。昭和の。


もしも大人になってから友達が出来たとしたら、
それはとても素敵なことだと思うのですよ。
十全ですわ、お友達。

ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

どぉなっちゃってんだよ / くるり


カバーもの続き




20130706 Sat
インターバル



僕が時間を作るのが下手なだけだと思うんですが、
できるだけ毎日更新しようと思うと、
「あったことなかったこと」や「放課後、海を見に行くつもり」みたいな文章は、
さすがに続けて書けない、という衝撃の事実。ガビーン。

でもいざ文字数を数えてみると、「あったことなかったこと」は4000字、「放課後~」に至っては2000字弱。
短い。あれだけ頑張って書いたのに短い。
「あったことなかったこと」は2割の事実を8割の嘘で固めた感じ。
「放課後~」は1割の思い出を9割の妄想で丸めた感じ。
後者のほうが時間がかかった。元になる分が少ないとやはり苦労する。
数ヵ月後に読み返して、もんどりうって床を転げまわりたくなることになると思うのだけれど、


やはり人と話すのは面白いなぁと思う。特に初めて会う人だとなお。
なので今月は(何もしなかった6月の反省も踏まえて)少し人に会う予定を入れようと、思う。
あまりやりすぎると、1人になったときに、
「ああ、なんであんなことを言ってしまったのだろう死にたい」
となってしまうので、ちょうど良いペースでやっていきたい。
人が誰かと一緒に居ようとするのは、こういう隙間時間を無くすためなのかもしれない。


あっ、そういやこの曲やりたかったんだわ、ってのを思い出したので、
最近、ベースを弾き始めました。


明日は終電まで働くか、下手すると泊り込みになる年に一度の地獄の作業、
TANAOROSHIが待っているので、今日は早めに切り上げます。らびゅー。


ZAZEN BOYS & ムッシュかまやつ - ゴロワーズを吸ったことがあるかい


誰かがカバーした曲だけをカバーするというまどろっこしいことしたい。




20130705 Fri
放課後、海を見に行くつもり


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小雨降る放課後、旧図書準備室に向かう。
文芸部の活動日ではない日も私は、部室である旧図書準備室へ行く。
校舎の外れにあり、一二を争うほどの古い部屋なので、当然クーラーなんてない。
相当蒸し暑くなっているだろうが、私は古い本の匂いに囲まれるだけで落ち着くし、
それに先輩は今日も居るだろうし。
部室の前に立ち、力を込めて建付けの悪いドアを引いた。
先輩が、窓辺のソファに寝転び、扇風機を独り占めしていた。

「お゛づがれ゛ー。あ゛づい゛ね゛ー」
「扇風機エフェクト外してください」
「わ゛ーれ゛ーわ゛ーれ゛ーわ゛ー、じょーしーこーう゛ーせーい゛ーだー」
「知ってます」

たれぱんだも裸足で逃げ出す勢いでダレダレの格好をしている先輩。
制服のタイは当然のごとく外し、第三ボタンまで開いている。
スカートもギリギリまで上げられていて、脚は裸足だ。
こんな日に部室に来るのは私しかいないのを承知の上で、完全に油断しきった姿である。
一言言わせて頂こう。良い眺めだ。
ソファの背にはクラシックギターが立てかけてある。昨日までは無かったが。

「そのギター、どこから持ってきたんですか」
「音楽室からパクってきた」
「ちゃんと返してくださいよ?」
「やだにゃー。ここに置いておくにゃー」
「これ以上、私物を増やさないでください」

不服そうに唇を尖らせている先輩を無視して、壁一面の書棚から適当に1冊を抜いた。
ふっと、カビの匂いが鼻をつく。除湿材も置いてはいるのだが、何せ環境が悪すぎる。
雨が止んだら換気することにしよう。
本棚のところどころ空いた場所には先輩が持ってきたものが置いてある。
ヒトデの乾いたやつだったり、シャーレに入ったいくつかのピアスだったり。
先輩は、私以外の部員が居るときはこの部屋には来ないので、
他の部員達は日に日に増えていくガラクタを見て不思議そうな顔をしている。
私はそれがおかしくてたまらない。
部屋の真ん中に置かれた机に向かい、本を開く。
元は工作室にでもあったのだろうか、使い古された重い木製の机だ。
手を置くと、ガサガサとした木の手触りが心地よい。
たまにささくれが刺さるのはご愛嬌だ。

私が相手をしないので、むーっとふくれっ面をしたまま、
先輩はガットギターを構えてソファに座りなおした。
細い指が、ナイロン弦をポロロンと鳴らす。
「涼しい感じのやーつ」と、軽快なリズムパターンが始まった。
マイナーキーに切ないテンションノートが乗っかっている。
たしかに、この蒸し暑い時期にぴったりの曲調ではあるが、
ただ、ひとつだけ問題がある。

「あの……なんで『夢は夜ひらく』なんですか?」
「この包丁でぇ 母さんぅ゛おぅ! 刺してからいけぇー!!」
「ストップストップ。全然涼しくないです。むしろ暑苦しいです」

細かい首振りまで完コピである。マイクにボーカルが入ってない感じがひしひしと。
というか、この曲をボサノバでやるなんて、とんでもなく器用だな。
その後、山崎ハコ、岡林信康などと先輩が歌いだすアングラフォークボサノバという、
21世紀ジャパニーズミクスチャーの極北が産声を上げそうになるのをなんとか止め、
とりあえず普通の曲を歌ってもらうようリクエストした。
シンプルだけと耳に残るコードの繰り返しと、脈絡も無い単語と鼻歌のメロディー。
もしかしてと思い、「オリジナルですか?」と聞くと、
「今作ってる」と答えが返ってきた。この人は天才か。

先輩のギターの向こうに、かすかな雨音や、
体育館から響いてくるボールの跳ねる音や、
音楽室で吹奏楽部が練習している音や、
放課後の校舎がざわざわしているのが少しずつ重なっていく。
それらの音がこの狭い部室に入って、壁の本に吸い込まれる。
静かだなぁ、こういうの、良いよなぁ、と思いながらページをめくるのに没頭していた。
と、いきなり左腕の隙間から先輩の頭が出てきた。

「ズボッー!」
「ひぃっ!」
「何読んでんのー?」

ギターを弾くのに飽きたらしい。
やばい私汗臭いかも! けど離したくない!
というアンビバレンツを味わいながらアワアワしていると
首が180度回って、先輩の顔がこちらを向いた。
フクロウ、というよりエクソシスト的である。
こ、怖いっ! いや、近いっ、近いぞこれっ!!

「ね、明日晴れたらさ、海行こうよ」
「う、う、海ですか?」
「サボる? 放課後にする?」

あ、行くのは決定なんですね。
再び「ズボーッ」という効果音を口で言って首を引き抜くと、
またギターのところへ戻る先輩。
放課後、海を見に行くつもりー、と歌いはじめた。
あ、放課後に決定なんですね。まぁ先輩が言うなら仕方ない。
さっきよりも汗ばんだ指で本を持ち直す。指先でページがフニャリとなるのが分かる。
先輩1人だと危ないし、私がついて行かないとな。
と、気を引き締めてないと顔がだらしなくなる。
ページを眺めているだけでもう本なんて読んでない。
明日、晴れたらいいな。っていうか、晴れろ。



かせきさいだぁ じゃっ夏なんで


今年もこの曲の季節がやってきました。
っていうか、ブログが途切れながらも1年続いたことに驚きです。
登場人物の女の子2人の名前が思い浮かばず更新できなかったので、
いっそ名前無しにしました。
そうです、ただ百合っぽいのを書きたかったのです。俺、バカ。




20130702 Tue
あったことなかったこと


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夏のはじまり、高円寺路地裏、
惰眠の隙に呼び出され、営団地下鉄丸の内線の外は炎天下、
暑さにやられた足取りで、住宅街をフラフラさまよい、
たどり着いたのは一軒の喫茶店。

遠い国の海辺の町に建つ家のように、白く塗られたオシャレな外壁に、
間違って取り付けられたとしか思えない和風の一枚板。
テレビアニメで、会社社長の広大な家の門にかかってるようなやつね。
そこに、ごっつい筆文字で書かれた店名は、

“喫茶室 親が死んでも食休み”

いつ見ても最悪のネーミングセンスだ。
いや、一周回ってこういうのが若い子にはウケるのかもしれない。
「親が死んでも食休み、だってぇー」
「やだ、超オッシャーじゃね? マジウケて良いッスかぁ?」
うむ、ありえん。渋谷109が宇宙開発用のロケットだったってくらいありえん。

ドアを引くとクーラーで心地よく冷やされた空気と、
レコードのザラザラとしたエディット・ピアフの歌声が流れ出てきた。
「いらっしゃいませ」
カウンターに立つ女性に声をかけられる。
彼女はこの喫茶店のマスター、古井新(ふるい しん)さんである。
直接聞いたわけではないが、年齢は30を少し過ぎた頃。女性にしては背が高い。
帆布のエプロン、ボーダー柄の七部袖、キャスケット帽。
飲食店店員として申し分ない清潔な身なりだ。
ただ1つ指摘するなら、帽子の横に付いた、
まがまがしい妖気を放つやたらデカイ花飾り。15cmくらいあるぞ。

「あのー。帽子にくっついてるのは、」
「ラフレシアです」
「……そういうの、どこで買うんですか」
「ソフトレジンで自作しました」
「技術すげーな!」
「フィキキュ~ ズキュキュキュキュ! ダキュチッ!」
「スクラッチもすげーな!」

エディット・ピアフもまさか21世紀の高円寺の昼下がりに喫茶店で
自分のレコードがスピンされるなんて考えもしなかっただろう。
ってかなんで10席規模の喫茶店に、がっつりDJセットが置いてあんだよ。もっと他に置くべき物があるだろ。
そんな狭い店内のやや奥まったテーブル、入り口側を向くいつもの席。
待ち合わせの女は、真昼間から淡い青のイブニングドレスを着込み、
室内にもかかわらず、ツバが半径1mはあろうかという日除け帽子をかぶっていた。
ニコリと上品に笑う口元だけが帽子の下から見えた。
住宅街の喫茶店にだけは居てはいけない格好をした彼女に、無沙汰を詫びる挨拶を、

「やはり貴女にはトルコブルーが良く似合う。 と、2秒後にあなたは言います」

しようとしたが、先を越された。ぜってー言わねえ。
彼女の名は、夜野小雨(よるの こさめ)。
“喫茶室 親が死んでも食休み”のオーナーであり、俺のスポンサーでもある。

「トルコブルー、貴女の名にこれ以上相応しい色があるだろうか。いや無い」
「言わねーって」
「小雨さん、貴女の名を呼ぶたびに僕は、
 冬の夜に暖房を点けてて窓ガラスに引っ付いた水滴の一粒一粒を思い出すのです」
「あんたそれでいいのか!」

冗談冗談マイケルジョーダン、という頭が狂っているとしか思えないセリフを吐きながら、彼女は日除け帽子を取った。
長く切り揃えられたストレートの黒髪。前髪も眉の高さで揃えられている。
ドレス姿も相まって、完璧なお嬢様といった格好だ。
ただ、喋るとただのバカの子だ。勿体無い。神はケアレスミスを犯した。
手に持つ日除け帽を、一度、二度振り、三度目に大きく振り下げ、
そのまま肩の高さまで上げると、帽子は白い鳩になっていた。なんでだよ。
ドヤ顔で俺を見る小雨さんと鳩。

「お久しぶりですね、山下氏、かまいたち」
「人の名で韻を踏むな」
「私、高円寺の韻踏み番長ですから」
「初耳だ!」
「俺は東京生まれヒップホップ育ち、悪そうなやつは全員死ね」
「踏めよ、韻!」

ブーブークッションが置いてあって、気付かず座った俺のリアクションを動画で撮影、
マンボNo.5をBGMにつけて面白おかしく編集、YouTubeにアップして10万回も再生されたという、
前回の悪夢が脳裏に蘇り、警戒を払いながら席に着いた。今回は無事だ。ってか見んなよ、そんな動画。
ビクビクと席につく俺の様子を生暖かく見届けると、小雨さんが、いつものものを、と注文してくれた。
水、そして山盛りの食パンの耳が出てきた。

「ほら食え貧乏人」
「え、何、このイジメ」
「パンがなければ、頑張って小麦から作ればいいじゃない!」
「うるせえ!」
「えっ、お前パンツ食ったことあんのー? うわ、きもちわりぃー!」
「前フリも無くオチだけ言うのやめてもらえません!?」

手を叩いてピースというパンツサインをくり返す新さんのことはガン無視して、アイスコーヒーを注文した。
パンは鳩が食べてくれた。俺の味方はこいつだけのようだ。
遅ればせながら。山下地上(やました ちじょう)というのが俺の名である。
普段は監督撮影音響編集などなどを1人で兼任して、ドキュメンタリー映像を制作している。
宝くじとそれに夢を託す人々の一喜一憂を追った『I have a dream JUMBO』という作品を、
なぜだか気に入ってそのままスポンサーになってくれたのが小雨さん、というわけだ。

小雨さんは複数の飲食店のオーナー。さらに持ちビルの家賃収入で充分暮らしていけるという、
絶滅したと思われていた種族“高等遊民”なのだ。羨ましすぎるぞ。
お金だけ出してくれて、普段は俺のやりたいようにやらせてくれる、最高のスポンサーだ。
なぜ口出しをしないのかと聞いたことがあるが、答えは単純明快、
自分の知らないものを見て驚きたいから、という理由だった。
期待に応えられるように俺も頑張っているつもりだ。
とはいえ、さすがに口出しがゼロではないわけで、今日のように呼び出されては、
どう考えても小雨さんの暇つぶし、もしくは趣味としか思えない映像を依頼されることがある。

「で、今日の用件は何なんです?」
「……ホホジロザメに襲われる動画が、見ったーい!!」
「バラエティ番組のコーナータイトルみたいに言われても」
「ケージに 入れられ ホホジロザメ!!」
「それ、文字だけじゃ『ビシバシチャンピオン』風だって伝わらないですからね」
「説明っ!」
「新、黙れ」
「これを見て、山下君」

と言って小雨さんがテーブル下から引きずり出したのはホホジロザメの口の骨だった。
2mはあろうかという大きさだ。
そんなものがテーブルの下から出てきたことも、
片手で軽々と俺の頭に被せて、はーいパックンチョーとか言ってる小雨さんにも、
もう一々は突っ込んでいられない。
骨とは言え、歯がビッシリと生えたサメの口に、自分の頭が飲み込まれたときに感じたものは、
純粋すぎる恐怖だった。骨が巻きついた首を中心に、嫌な汗がじっとりと吹き出る。

「……えーっと、小雨さん、これは流石に無理なんじゃないかなー、なーんて」
「これはね、ホホジロザメの子」
「この大きさで子どもなの!?」
「私の父、夜野日光は、趣味だったダイビングの途中で、
 ううっ、ホホジロザメに、ぐすんっ、噛まれて、ひっく、死にました、えーん」
「あんた前に、親の敵はカバだって言ってたじゃないか! ってか、泣きまね下手すぎるだろ!」
「山下君にホホジロザメを間近で撮影して頂き、父を弔いたいのです。ずびびっ」

もちろん、父親の敵というのは大嘘である。夜野日光氏はバリバリ健在だ。
前回はこの流れで「アフリカでカバの汗を2リットルペットボトル満杯に集めてくる」という無茶振りをされ、
縄張りを守るために威嚇してきた雄カバに激突されそうになり、
現地警察と自然保護局に密猟者として捕まりそうになったのをなんとか逃げ出したのだ。
あとから知ったことだが、アフリカの野生動物の中ではカバが一番多く人を殺しているらしい。
命からがら帰国し、小雨さんになんで教えてくれなかったんですかと詰め寄ると、
渡したレジュメに書いておいたわよ、と顕微鏡でしか読めないような注意書きを見せてくれた。
ソフトバン●が前にこんなことしてたなぁと懐かしく思い出したりした。

「大丈夫大丈夫。サメの体当たりにもきっと耐えられるはずのケージに入ってれば」
「“きっと”とか“はず”とか言うな」
「もしケージがブッ壊れても、サメをこう、ガッとしてガッガッガッ、グッ! とすれば、ね?」
「ひとつも具体的じゃねえ!」
「むしろケージなんか無い方が良い画が撮れるんじゃなーい?」
「世界はそれをエサと呼ぶんだよ!」
「きゃー。山下さんかっこいいー」
「新さん、無表情で言うのやめてもらえます?」
「ヤマシタサンカッコイイー」
「ラフレシア喋った!?」
「夏も始まったしさぁ、『JAWS』の新作が見たいなーって」
「あのシリーズはサメが吠えた瞬間に終わったんだよ!」

小雨さん曰く、ホホジロザメをケージに入って観察するというツアーが、
南アフリカで行なわれており、すでにチケットと現地ガイドは手配済みだと言う。
恐ろしい手際の良さだ。味方だと頼もしいが敵に回すと恐い。
そして現状、味方なのか敵なのか分からないのが恐い。

「ネコザメってのもいるくらいだから、頭撫でたりしたら案外なつくかもよ」
「腕持っていかれるわ!」
「腕の1本や2本、夏の思い出に比べればさぁ」
「2本しかねえんだよ! そんな思い出いらねえよ!!」
「ぎゃあぎゃあ言ってないで、まぁ行ってきなさいな」

とりあえず考えてみますと答え、首にぶら下がったサメの骨を返した。重い。小雨さん、とんでもねえ腕力だ。
アイスコーヒーをすすった。これでコーヒーが不味かったら来ない理由に出来そうなものだけど。

「ありがとうございましたー」

それからしばらく無駄話や次回作の構想を話したあと、
新さんの声に送られ“喫茶室 親が死んでも食休み”を出た。
小雨さんと一緒に居るとツッコミに忙しくて、全否定しているようになってしまうのだが、
何も俺だって嫌々小雨さんの相手をしているわけではない。
俺だって、楽しいのだ。自分じゃ思いつかなかった映像を撮るということが。
とりあえず帰って荷物まとめとこうかと、営団地下鉄の駅に向かって夕日の中を歩き出した。



曽我部恵一 feat. PSG「サマー・シンフォニー Ver.2」


“いくつも重なった紫外線が やがて地球の物すべて焼き尽くして
 そんでビーチサンダルだけが残っても それはそれで楽しい”




20130701 Mon
7月。


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信じられない。2013年、上半期終わった。
陣地に敵が押しかけてきているのに、
何もせぬまま城を荒らされている殿の気持ちです。

1月は行き、
2月は逃げ、
3月は去り、
4月は死んで、
5月 was go far away、
そして6月は無に帰す。

6月はホントに何もしませんでしたね。
雨男のくせに雨が苦手で、雨が降ると一歩も外に出たくなくなりましてね。
布団と共に部屋でカビてました。
いかん。いかんぞ。
あ、ちなみに6月の画像は、モノクロで子どもと動物が写ってるものシリーズでした。
7月は特にこだわらず貼ります。
なぜなら、他にまとまった画像が、尻フェチ物しかないからです。変態だー!


6月の目標、達成度発表。

○とりあえず、広島日記を書く
×改めて、毎日日記書く
×ド1人、このペースで10本 
 6月、1本しか見てない気が……。
○本も10冊は読みたい →ブクログで記録
 これは14冊くらい読んだようです。よかったらブクログ見てみて下さい。
 さすが引きこもってばかりいただけはある。
 読んだ中で一番面白かったのは『理系の子』!
理系の子―高校生科学オリンピックの青春

×オススメ本の紹介を書く練習
○本屋巡回で書いてる面白そうな本メモを、どこかで活かしたい

勝率、5割。
……うん、頑張ったほうだて。
昨日「じぇじぇ」の意味を知った俺にしては頑張ったほうだて。



7月の目標ー。
・毎日日記書く 
 →現在1日10人くらいの方にブログを見て頂いてるので、それを20人くらいにしたい。
・1個文章を書く
・ハウスシェアと共同本棚の計画を進める
・休みの日に外に出る
・夏っぽいことをする(~8月)
・ネットで夜更かし禁止


今年一年の目標として、発言力を増やす、ってのがあって、
って言っても別に偉そうな意味ではなくってですね、
僕が面白いなぁと思ったものを、出来れば多くの人に知って欲しいというですね、
そういった切実な願いからきておるのでございます。って、やっぱ偉そうか。
自分の良いと思ったものは出来れば応援したいし。5月に行った広島の展覧会とか。
そういったことをやっていければ、素敵だなぁと今は思っております。
今は自分が何かをするっていうよりは、そういった気分。

だから面白かった本の紹介はもっとちゃんと書きたいし、
もっと休日に外に出て、色々なことを体験したいし、
それよりなにより、唯一の発信基地であるこのブログを見てくれる人を増やすためにですね、
毎日日記を書いて、しかもそれが面白くなければいけないという、
なんとも高度なミッションをこなさねばならないのですが、頑張りますよ、適度に適当に。

というわけで、7月、はじめます。

bloodthirsty butchers - JULY


AIRJAM2000のVHS、高校の近くにあった“マザーグースレコード”っていうCDショップで買った。
テープがベロベロになるまで見ました。
特に好きだったのはブラフマンとハスキンとハイスタ。
ブッチャーズはいまだに良さが完全には分かってないんですが、
この映像と音楽がとてもキレイだと思って、何回も見てた覚えがあります。



 
OFZK

山瀬まみ「ゴォ!」


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