20140430 Wed
回らないミラーボールの下で僕はいつだって踊っているよ


今日は普通の日記ですけど、
「また永島寝癖読みたい」って言ってくれた方が見てくれたかどうか分からんので、
今日も一応貼っておくリンク集。

0 「(永島寝癖、鉄錆)
0.5 「(まだ名無しだけど、往来生命)」 
1 「椿絵空事
2 「本野紙魚
3 「土岐青磁と土岐琥珀

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金曜0時枠に移ってから毎回生で聴けるようになった、
大好きなラジオ番組、『菊地成孔の粋な夜電波』。
僕の思想言動はいまやほぼこの番組に影響されていると言っても過言ではないのですが、
前回の放送でもすごく沁みる言葉が流れてきましたので、
ちょいと長いですが中略しながらご紹介。


引用元は文字起こしサイトdjapon の 『FEEDBACK DIALY』より

(読書家の方からの「亡くなった父から、何か曲を贈られたい」というリクエストに応えて)
活字、書物は鬱病を引き起こしやすく、
また、依存傾向が出た場合ですね、病状を必ず悪化させます。
音楽が不足、もしくは、そもそも聴こえておらず、
耳には入っているけど、音楽を…身体に入ってきていない…という状態ですね。
そういう状態で、読書だけが100%充実すると、ワタシの考えでは、人間は必ず自滅します。
音楽が100%充実…これはややもすると、生活は破綻してしまうかもしれませんけども、
精神的には最も健康な状態になります。

あなたが現在、あなたを読書へ依存させているもの、つまり、
ワタシが今からプレイする楽曲と引き換えに、あなたの本を10冊処分していただきます。
まずは何より、書を捨てましょう。
ただ捨てるんじゃない。音楽と引き換えです。

ワタシの取引相手のあなたが、本なんか捨てちまいますよう。
音楽をフレッシュに、今、生まれて初めて獲得しますよう。
ま、聴きながら1冊ずつ捨ててっても構いませんよ。
それでは本日最後の曲です。無限の自由と空間をどうぞ。
「Sun Ra & His Myth Sciense Solor Arkestra」で「Sleeping Beauty~眠れる美女」


引用終了ー。

まぁ、そりゃ極論だよ、っていうご意見もごもっともですが、
自分の身には思い当たる節がありすぎるので、
聴きながら、おおおおおお、と感じました。
そうだよな、音楽、大事だよな、と。

好きなものにすぐに影響されるタチなので、
(ちなみに「ミラーボール回ラズ」というネーミングは、
 菊地さんが率いるバンドDCPRGの『MIRROR BALLS』に半分ほど由来しており、
 僕が死んだ際は、この曲で弔っていただけると嬉しいってなくらい好きな曲です。
 あと、以前は表示していたカテゴリ名「泣きたくなるような安っぽい話」は、
 この曲の仮タイトルから拝借しております。
 僕が尊敬してやまない菊地さんってのは、
 動画中、ただクネクネ踊ってるチワワに似たオジサンね)
すぐさま音楽聴きましたよ。
言われなくても普段から聴いてましたけど、聴きましたよ。
まぁ、本を読むことはこれからも絶対止めないので、
きっと鬱々し続けるんでしょうけど、もっと音楽聴きますよ。


で、Twitter見てたら(←これがまた暗くなる一因でもある)、
なぜ今!?ってタイミングで、“あぶらだこ”っていうバンドの話題が流れてきました。
僕はド直球な曲ってあまり好きじゃなくって、
よって、あぶらだこの『横隔膜節』っていう曲が大好きなんですが、
表示されたリンクから久しぶりに『冬枯れ花火』を聴いてみるかとクリック、
次に表示された中にゆらゆら帝国の『夜行性の生き物』があって思わずクリック、
コメント欄に“ビーフハートのashtray heartのオマージュっぽいですね”っていうのがあって、
あ、そういえばビーフハートって1枚しか聴いたことないや、って検索、
みたいな感じで毎日曲を見つけてます。

ってなわけで、最後に本日見つけた1曲をお聴き下さい。
書を捨てて街に踊りに行ってきます。お先に。

Captain Beefheart - Ice Cream for Crow




20140429 Tue
土岐青磁と土岐琥珀


ちょっと聞いて下さいよ。
この前「また短篇小説みたいなの書いてよ」って言ってもらえて、
飛び上がるほど嬉しかった話はしましたけど、
今回はなんと「(前に書いたやつを)また読みたいんだけど」って言ってもらえたのよ!
大好きな野崎まどさんと文体が似てるって言ってもらえたのよ!!
これであと三年は生きられる。

で、折角嬉しいこと言って頂いたわけだし、
ツッコミ・永島寝癖へのリンクを貼るだけじゃあれなんで、
新しいの書こうとしてたら遅くなっちまった。あいすいません。

0 「(永島寝癖、鉄錆)
0.5 「(まだ名無しだけど、往来生命)」 
1 「椿絵空事
2 「本野紙魚

※はじめに言い訳。
当然ですが現実世界では、聴覚障害があっても騒音や振動は普通にストレスになります。
以下はいつもどおりの作り話ですが、もしも設定が不快でしたらご指摘ください。
勉強して書き直します。

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10分ほど遅刻してしまった。
引き戸を開けるとただでさえ狭い店内は今日も満席。
という中、不機嫌そうに腕を組み、
全身からイライラを放出している錆がど真ん中のテーブルに座ってこちらを睨みつけていた。
完全に目が合ってしまったが、悪あがきで視線を逸らしてみる。
平面図だと直角三角形の建物。入り口を底辺とすると反対側の角にはカウンター、
その脇の定位置に立っている琥珀が僕に気づいたらしく、可愛らしい笑顔でペコリと頭を下げた。
女性客で埋まったカウンターの向こうでは青磁が黙々とコーヒーを入れている。

錆との待ち合わせに指定した店の名は“△”。僕が知っている中でも最悪の立地にある喫茶店だ。
ひっきりなしに大型トラックが通る五叉路の真ん中に、取り取り残されたようにして建っている。
元々は農地だった一帯で倉庫として使われていた建物らしいが、地上げに次ぐ地上げの結果、
なぜかこの場所だけが交差点の真ん中に残る結果となった。
あげく上空には高速道路が通り、近くの空港からは国際線が飛び立ち、
周りに建つビルはどこかで常に工事ともなれば、
四六時中、フルテン大騒音の真っ直中ということになる。

そんな辺鄙な場所で喫茶店をやっているのは青磁と琥珀の土岐兄妹。
騒音ですぐにノイローゼになりそうなものだが、兄妹は二人とも生まれついて全く音が聞こえない。
騒音の大洪水の中、接客担当の琥珀は春の日差しのように優しく、
調理担当の青磁は静かに職人技を披露している。

働いている当人たちが良くても、客はどうか。
長時間座っていると頭痛がしてくるのも確かだが、
しかし、突き抜けた轟音はどこか静けさと通ずるものがあり、
しばらくして騒音に鼓膜が慣れてしまえば妙に居心地が良くなってくる。
ノイズという音楽ジャンルがあるのもなんだか分かるような気がする。

豆を選ぶ段階からかなりこだわっているコーヒーが美味い、というのは当然ながら、
この店が人気なのは他にも理由がある。
単純に、土岐兄妹が美男美女なのだ。
おかげで毎日、カウンター席は青磁目当ての女性客で満席、
テーブル席には琥珀の笑顔に癒しを求めて男性客が詰めかけ繁盛している。


申し訳ない、という気持ちを全面に押し出した手刀を切りながら、錆の向かいに腰を下ろした。
琥珀がサッと水を持ってきてくれた。癒し全開のプリティスマイル。
かたや錆は相変わらず地獄を想起させる表情。
二人の間で台風が生まれそうな気圧差だ。

メニューも広げず「3番」と注文した。
騒音にかき消されて声はまったく通らないが、
琥珀の目を見てゆっくりと言えば、大抵は伝わる。
ニコリと頷くと、首からさげた小さな鏡で光を反射させて、
カウンターの向こうに合図を送った。
顔を上げた青磁に、指を3本立ててオーダーを通す。
僕に気付いた青磁が笑顔で「よっ」という感じに片手を挙げた。僕もそれに応えて手を挙げる。
青磁は普段厳しい表情をしているだけに、たまに見せる笑顔の効果がすごい。
案の定、ズダーンと椅子が倒れた。
今日もまた一人、カウンター席のご婦人がやられたようだ。
慌てて琥珀がカウンターの方へ戻っていく。
世が世なら、将軍の寵愛を受けて一生何不自由なく暮らせそうな女の子。
まぁそんな将軍は、超シスコンの青磁が叩き斬るに違いないけど。


さて、いつまでも美兄妹を目の保養に眺めているわけにはいかない。
目の前で爆発寸前となっている火山を鎮めることにする。
恐る恐る錆の方を見るとものすごい不機嫌な顔のままで、
口だけが、フヒ、と動いた。

残念ながら土岐兄妹と違って、僕には読唇術の心得がない。
錆が何を言っているのか分からず、思わず眉間に皺を寄せてしまう。
言葉が伝わらなかったことでさらに錆の機嫌が悪くなるのが手に取るように分かった。
いかん、このままだとテーブルの一つや二つ、簡単にちゃぶ台返されてしまう。
持ちうる全ての集中力と洞察力をつぎ込んで錆の口元を凝視した。

 フ ・ ヒ

分かってはいたけど、だめだった。
ずっと、フヒフヒ、言っているようにしか見えない。
口の中の何かを冷ましているのか? いや、テーブルには冷めたコーヒーしか乗っていない。
ムヒ? どこか痒いのか。
浮き? 釣りが趣味ではないはず。
クッキー? 琥珀が作るクッキーは悪い意味でヤバイ。
ウッキー? 猿? 猿なの?
うじき? えっ、今? 

突如、直感が駆け抜けた。

「お……、お前まさかそれは、好」

ビスッ。目潰しされた。超痛い。
なぜこういうボケだけは伝わってしまうのだろうか。

周りの轟音のせいで向かいあった席にさえ声が届かない。
声に頼っていると、目潰しまではいかずとも、不毛なやりとりが起こってしまう。
それを防ぐために各席には筆記具とやや大きい付箋が置いてある。
文房具好きの土岐兄妹が選んだ道具はかなり使いやすい。
ちなみに妹はLAMYのボールペン・サファリ(ホワイト)をポケットに差し、
兄貴はペリカンの子供用万年筆・ペリカーノジュニア(グリーン)を愛用している
(いまどき耳に鉛筆――しかもこだわりの三菱Hi-Uni2B――を挟んでいる人間を、僕は青磁しか知らない)。

おもむろに錆がボールペン(エナージェル)を手に取り、
テーブルに置かれた付箋へガガガッと何かを書き込んだ。
僕に読めるようにクルッと回された付箋に書いてあったのは、

「寿司」

「で?」ペリッ

「食わせろ」
「イヤだ」ペリッ
「回らないやつ」
「そこは回しとけ」ペリッ
「消費税分は払う」
「焼け石に水」ペリッ
「5%分払う」
「なんで減らしたんだよ!」ペリッ

僕だって普段はスマホやパソコンを使っているので、
こんなにたくさん文字を書くことはないが、
筆記具の使い心地の良さについつい筆が滑る。
使いやすい道具というのは人を幸せにするのかもしれない。
自然と錆の表情も和らいできた。

書き終わった付箋はそのまま床に捨ててしまって良いことになっている。
付箋は黄色茶色橙色紅色緑色黄緑色、
捨てられた付箋が床に溜まると、まるで落葉。
なお現在店内では僕たちだけしか筆談でやり取りをしておらず、
ものすごい勢いでモミジが増えている状況だ。

なんとか付箋が尽きる直前に“今日の昼ごはんおごり”というジャッジが出た。
二人でここに来るといつもついつい大量に付箋を消費してしまうので、
お詫びのしるしに普段からも通うようにはしているけれども心苦しい。
「1000円以内で」と書こうとして付箋を取り上げられ、
もう二度と遅刻しないことを心に誓ったところで、
琥珀がブレンドコーヒーを持ってきてくれた。
錆が残り少ない付箋に何かを書き込んで、琥珀に渡した。
受け取った付箋を見た後で僕にチラリと目をやると、途端に琥珀の顔が真っ赤になり、
慌てたように頭を下げて元の場所へパタパタと早足で戻っていった。一体なんだ?


△で手持ち無沙汰になったら、葉っぱを拾って言葉を見ればいい。
「何時からだっけ?
 クドアは8時」
「永永永永永永永永遠」
「クソビッチ! アバズレ!」(この葉っぱはグシャグシャになっていた)
「コーヒーめっちゃうまい
 ケーキ頼んでいい?」
「で、結局誰が悪いの
 犯人はヤス」
会話の断片のそのまた断片だけをハッキリと見る、というのはなかなかに新鮮だ。
それにも飽きたら、どうせ声も届かないのだから気を使って相手と喋らなくても、
本を読むなり土岐兄妹を眺めるなり、それぞれ好きなことをやっていれば、
ここでの時間はあっという間に過ぎる。
口を開けば無駄にボケツッコミしか出てこないような相手と来るにはちょうど良い。


ブレンドの3番は、濃いコーヒーが苦手だけど、アメリカンは物足りないという、
僕のようなワガママな客でも満足させてくれるちょうど良い飲みやすさで、
ついついいつも同じものばかり頼んでしまう。
冷めないうちに飲み終えて会計に立った。

いつもは琥珀が会計をしてくれるのだが、今日はレジで青磁が待っていた。
珍しい、何かあるのだろうかと、差し出された伝票を見ると、
先ほど錆が渡したであろう、紅色の付箋が貼ってあった。

「気をつけて 寝癖が 琥珀の おっぱい見てる」

椿・紙魚ときて琥珀。なんだか最近おっぱいの話題が多すぎる気がする。
違います、僕はおっぱいで女の子をどうこう言う下賎ではなく、紳士なのです。
と兄君に言い訳したかったが、近くに書く物が置いてなかったのでなすすべなく。
カウンターの向こうから氷点下の視線を感じつつ、震える手で代金をレジトレイの上に置いた。



WUJA BIN BIN / SAFE DRIVING




20140427 Sun
同人誌出します


Twitterではウザイくらい宣伝しておりますが、
人生初同人誌を出します。
誌名は『ミラーボール回ラズ』
1e6a662a978f67820e765618b5daf634ed3e6027_large.jpg

500円で販売致しますのよーん。
これはジャケ買い有りやろ、ってくらいのナイスな装画画画画。(→顛末はこちら

買える場所は以下詳細

第十八回文学フリマ
http://bunfree.net/
2014年5月5日(月祝)
11:00~17:00
@東京流通センター 第二展示場
入場無料!

我々ミラーボール回ラズは【C-10】ブースにおります。
このブース場所さえ覚えておいて頂ければ会えるはず。
メンバーで入れ替わり立ち代り店番しております。
たまたまオイラが外してても、会場のどこかには居ますので、
ぜひ会いに来て下さると嬉しいです。
で、最近作った“あれ”を渡させて欲しい。あれ。
たぶん当日は気合を入れて、
お気に入りの花柄シャツを着ていきますので、それ目印で会いにきてよね。

ウチらだけじゃなくて、他にも面白そうなブースが全部で650個!
オイラももういくつか行こうと思ってるサークルさんがありまして。
ネットからカタログ見れますのでご参照→https://c.bunfree.net/c/bunfree18
ちなみに当然オイラたちのページもありまして、
ちょっと中身の紹介をしていたりなんかしております。
https://c.bunfree.net/p/bunfree18/1367



昨日は、メンバーの一人であるボーズさん宅で、最終打ち合わせ。
なんか今日の仕事眠いなーと思ったら、二人でだらだら明け方まで話してたわ、と。
次回の文学フリマの日程がもう決まってるんですけど、
今回が終わらないうちから、
「ねえ、次回はどうするー?」とかきゃっきゃ言って盛り上がってた。
あれやで、俺ら、エエ歳したオッサンやで?
「5/5終わったら打ち上げしようね」って言って盛り上がってた。
あれやで、俺ら、エエ歳したオッサ

ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

The Jungle Giants - She's a Riot




20140425 Fri
『WOOD JOB!』試写会


神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)
(2012/09/07)
三浦しをん

商品詳細を見る

映画『WOOD JOB!』の試写会へ行ってきました。
ナイスなエンタメ映画。観に行って良かったです。

矢口史靖監督の作品は『スウィングガールズ』しか観たことがありません。
『ウォーターボーイズ』はご本人による原作本を読んだことがあります。
そんな感じで、あんまり知らないまま観に行きました。

『WOOD JOB!』の原作は、三浦しをん『神去なあなあ日常』。
我が故郷・三重県が舞台とあって、しばらく前に読んだんですが、
三浦さんの、取材したネタをエンタメに昇華しきる技量が活かされてて、
良い作品だったと記憶しております。

で僕は、矢口監督もエンタメの人だと認識してるんですけど、
今回はエンタメ原作→エンタメ映画ってのが上手くいってて、
観ててただただ楽しめて良かったです。

主要キャラの三人(ホームページや、チラシの表に写真が載ってる三人ね)の、
演技が、ちょっと不自然に乗っかってる具合で、
それがフィクションだなーって安心できる要因になってて、良かったと思う。
少子高齢化が進む村に林業研修生がやってきて、
余所者あつかいされるんやけど、やりがいを見つけて頑張るようになって、
周りにも認められていく、
って、ガチでやったら暗くしかならないから、
不自然な明るさくらいが丁度良いと思う。

最後の祭りのシーンとか、ちょっと原作とは違ったりするんだけど、
観てて「最新の3D技術すげえ!」って盛り上がりました。

僕が願うのはもちろん、聖地巡礼のノリで、
三重県に興味を持つ人が増えてほしいということである。
三重県って言ったら、伊勢神宮とか、熊野古道とか、松阪牛とか、
なんか土っぽいものが多いように、ほとんどの場所がド田舎で。
僕の祖父の兄弟も、映画に出てくるような山に住んでたので、
なんというか、懐かしいなぁって思いながら観てました。
鹿とか猪とか、出ます。

映画で出てくる電車は、どこの物か分かりませんでしたが、
紀勢本線単線を走るディーゼルを思い出しました。
ちなみに美杉村には、電車は走ってなかったように記憶しています。
劇中のセリフにも出てくる、

「あそこまで2時間はかかるわな、車で。近いで」

ってやつ。

僕の地元だからこそ、セリフの方言の甘さがたまに気になりましたけど、
三重県以外の人には全然平気な部分だと思います。
あと、伊藤英明ファンには例外なくオススメです。
ぶっちゃけ僕は伊藤さんのこと苦手だったんですけど、
今回でだいぶ好感度上がりました。

場内、結構笑いが起こってて、良い感じでした。
試写会って初めて行ったんですけど、
こんな機会でもなきゃ『WOOD JOB!』は観てなかったと思うんで、
良い機会を頂いたなぁと。
うん、ドキュメンタリーも観にいかんとなぁ。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

HORKÝŽE SLÍŽE-NAZDAR!!!

この明るい曲調で、Aメロ4個目のマイナーコードはキュンとする!




20140424 Thu
本野紙魚


「また文章書いてよ」って言ってもらえるのは死ぬほど嬉しいですね。
僕をそんなに喜ばせてどうするおつもりか! ありがとうございます。
とりあえず、まずひとつ目。あとはよろしく、寝癖。

0 「(永島寝癖、鉄錆)
0.5 「(まだ名無しだけど、往来生命)」 
1 「椿絵空事

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古本屋を大別すると2種類に分かれる。
一般的によく知られているのは、店頭で本を販売している店だ。
普通、古本屋というとこちらをイメージする人が多いだろう。
もう一方で、事務所営業のみの古本屋というものがある。
古書市などイベントの際には実際に出店する場合もあるが、
ほとんどは、年に何回か自店の“目録”という商品リストを顧客に発送し、
通販で商品を販売するというスタイルで営業している。

店売りの古本屋はそれぞれの得意分野を持ち、棲み分けが出来ている。
ただ、雑本や新しめの本だと、同じように均一棚に並んでいるなど、
ちょっと線引きがあやふやになる部分もある。

その点、事務所営業の古本屋となるとほぼ完璧に各店で扱う本が違う。
店売よりもさらにニッチかつディープな世界だ。
江戸の一時期のみの和本を取り扱う店、
海外の高価な豆本を取り扱う店、
ある宗教の一派に関する研究書だけを取り扱う店。
それぞれ扱う範囲はごく狭いが、その範囲内で市場に出回っている本は、
ほぼ全てを扱っていると言ってもいい。
事務所営業古書店の矜持は目録に表れる。
たとえ買えるような値段の本がなくても、
その目録自体が結構値の張る物でも、
人気の古本屋の目録は引く手あまたで、全国の愛書家の元へ渡っていく。


日本で一番有名な大学のある街。
かつて界隈には学生や教授を相手にした古本屋がひしめき合っていたらしいが、
今や数件を残してほとんど消え去ってしまった。
その大学を背にして脇道に入り、さらにぐねぐねと裏道に入っていくと、
やがて建物と建物のほんの隙間から、
今にも崩れ落ちそうな、大きな木造二階建ての寮が現れる。
寮とは言ってもすでにその機能は果たしていない。
今の若者は、いや若者に限らずとも、こんな風呂無トイレ無のオンボロ寮なんかには住まない。
周りを囲む高層マンションのせいで一日中陽はあたらず、
土台には全体苔が生え、外壁のほとんどには蔦植物がからまりまくっている。
二階の端の方に至っては屋根が崩れ落ちてしまっている。
けどもしかすると、日本で一番有名な作家が生きていた頃から、
ここと同じ場所に同じように朽ちながら建っていたのかもしれない。
それくらい歴史、いや、時の流れの凄さを感じさせてくれる建物だ。
ただ異様なのは、窓全面に暗幕が張られていて、中の様子が全く分からないこと。
玄関扉は一見すると、隙間風がびゅうびゅう入りそうな、ごく普通の木の引き戸。
しかし、見た目にだまされてはいけない。
どんなトラップが仕掛けられているのか分かったもんじゃない。
玄関の脇には、不自然なほど高性能なインターフォンが付いており、
左右正面から監視カメラがこちらを睨みつけている。こちらの様子は筒抜けだ。
初めてここに来たときの苦い記憶が蘇る。
玄関前に置かれた敷石、実はカモフラージュされた対戦車地雷だ。
踏んだ瞬間にカチリという音を聞いたときは、走馬灯が駆け巡ったなぁ。
僕はあれ以来、海外の地雷除去活動への募金を惜しまないようになった。
玄関へは近づかず、少し下がると2階に向かって叫ぶ。

「おーい! 紙魚ー!」
「どっどどどどどどちらさまっ?」

風に吹かれたら飛ばされてしまいそうな声で、
どもにどもりまくった返事が返ってきた。

「俺だよ、寝癖だよ」
「んねねねんねねっねぐせっ?」
「そう。だから開けてくれ」
「しっしょしししょっししょ証拠はっ?」
「椿は紙魚よりおっぱいが小さい」

トテトテトテトテと木の階段を誰かが下りてくる音が聞こえる。
ガチャリ。鍵が開いた音。カコリ。さらに閂も外される音。
キュゥィィイイインガションガッション。……何かの解除音。
同時に、ズドドドドドと階段を何かが駆け戻っていく音が聞こえた。
やれやれ、紙魚の人見知りも少しは良くなったと思ってたんだけど、
と考えながら引き戸に手をかけたその瞬間、
気絶一歩手前の大電流が指先に流れた。トラップの解除忘れ、ダメ絶対。



「いらっしゃいませー寝癖ー死にたいー」
「おい!こら!てめえ!!死ぬほど痛かったぞ!!」
「えへへーごめんーじゃあー死をもって償うー」
「うん分かった分かった。分かったから、
 笑いながらガシガシ腕を刺すのを止めろ、怖いから」
「はーい、えへへー」

もう神経がボロボロになっていてほとんど動かない左腕を、
右手に持った小刀でさらに切りつけまくって、
鮮血を豪快に飛び散らせている女の子は、一見すると小学生のようにも見える。
しかし、再三になるが、あの貧乳女王よりはまだこの女の子の方が胸が大きい。
顔の半分くらいある大きさのメガネは非常に度が強いようで、
レンズのところで丸顔の輪郭が大きくへこみ、目の大きさも不自然に小さく見える。
髪は黒く、ところどころに白いものが混じる。
伸ばしっぱなしになっているものを、頭の上でオダンゴにまとめているが、
ちゃんとはまとまりきらずにボサボサと毛羽立っている。
顔が小さいので、頭の上にもうひとつ頭が乗っているくらいの迫力がある。
癖となっているリストカットのせいで血がほとんど抜けてしまっていて、
病気療養中の椿よりも不健康に見えるくらい顔色は真っ青だ。
肘までめくり上げた黒い長袖シャツ、深緑の柔らかそうな生地のズボン、
合うものが無いのだろう、どちらもややオーバーサイズ。
本屋らしく、黒のエプロン、白い手袋をつけている。
耳から一応マスクもぶらさげているが、
本の匂いが好きなので、出来るだけマスクはつけないようにしているらしい。
足元には、なぜだか足袋を履いている。

本野紙魚(ほんの しみ)。
僕の知る限り、最強の古本屋で、最強の人見知りで、最強の自殺志願者。

「寝癖ー今日はー何の用ー?」
「椿から、頼んでた本が届いたから取りに行ってくれ、って言われて」
「あーはいはいー入ってるよー。
 往来さんのもーあるからー一緒に持ってってちょうだいー」
「分かった」
「じゃあーこれ飲んでー待っててー粗茶ですがー」

いつから置いてあったんだよという帳場机の湯飲みに、
いつから置いてあったんだよという薬缶からお茶が注がれる。
色は薄く、もちろん湯気なんて立っていなかった。
ポチョンという音が聞こえて湯飲みを覗き込むと、
紙魚の血が、怪しげに水面に広がっていくところだった。

「ごめんー入っちゃったー死んで詫」
「いい、いい、いい! ぜんっぜん気にしないから! むしろ血とか好物だから!」
「きゃあー寝癖のへんたいー」
「うん、変態でいいです、もう」
「じゃあー少々ーお待ちくださいねー」

紙魚はペコリと礼をして振り返ると、ふっ、と廊下の闇へ消えた。

最強の人見知りである紙魚には店頭販売なんて到底無理難題なので、
当然ここは事務所営業の古本屋だ。
では何を専門としている古本屋かというと、
紙魚の店は“そのお客が探している本”を専門としている。

つまり、ここに来れば、どんな本でも手に入るということだ。

目録なんて必要ない。注文された本は必ず見つける。
それが本野紙魚の矜持だ。
事務所営業の古本屋は事務所自体を倉庫として使っていたり、
さらに多くの在庫がある場合は、他に倉庫を借りたりする。
僕はこの建物内で、トラップに飾られた玄関と、
そこから階段を上がった先、今いる帳場しか知らない。
しかし、建物の外観からすると結構な量の本が在庫できるに違いない。
帳場にも大量の本があふれ返っており、
人のよく通る筋にかろうじて畳の獣道が見える程度である。

だが、果たして普通の人間は、真っ暗闇の中にある大量の在庫から、
灯りも無しに、目当ての本を探し出せるものだろうか。
なんせ玄関と帳場は電球の光で何とか辺りの様子が分かるが、
他の場所に至っては電気も無い上、暗幕で外光が遮られているために、
目の前10cmに何があるのかも分からない闇になっている。
紙魚は懐中電灯はおろか、いつも手ぶらで闇へと入っていく。

そもそも在庫には限界がある。
けれど在庫に無いであろう本を注文された場合でも、
紙魚は、依頼者の希望通りの本を、必ずどこかからか見つけ出してくる。
超人見知りの紙魚は、業者同士の交換会にも行けないし、
それどころか、人に会うのが怖くてこの建物から出られない、いわゆる引きこもりだ。
誰か得意客が本を売りに持ち込んでいる様子もない。
このボロ寮にはインターネットが出来る環境もないし、
周囲のマンションに遮られて、携帯ですら圏外になってしまう秘境だ。
外界との交流が全く無いこの場所で、どうやって品物を回し続けているのか。
さすがに紙魚も商売人なので、その秘密は教えてくれないだろうけど。

俺は、あの崩れた屋根のあたりにタイムトンネルでもあるんじゃないかと勘繰っているのだけど、
そこまでくるともうSFだしなぁ、なんて考えながら粗茶をズズズとすすった。
冷めた白湯だった。つまり水だった。

「お待たせー致しましたー」

消えたときと同様、ふいに廊下の暗闇から紙魚が現れた。
右腕に抱えていた本を帳場机の上に置く。

「えーっとーまずはー往来さんの本ねー」

はじめに赤い布張りで図鑑大の、分厚く重い本を手渡された。
表紙に箔押ししてあるタイトルらしきものは、何語かすら分からない。
どうせ生き物に関する本だろう。往来は読めるのだろうか。
まぁ、読めるっていうか読むんだろうな、あの変わり者のことだし。
「これ、何て本?」
「一応ー背表紙にータイトルの和訳がーくっ付けてあるよー」
言われてくるりと本を持ち替えた。

『竜の棲息場所と捕獲・飼育と繁殖方法』

「……なあ紙魚。往来のやつ、次は何に手を出すつもりなんだ」
「バハムートはー召喚師にー高く売れてるみたいだよー」
「時すでに遅し!」
「あとー中日からもー依頼が来てるんだってー」
「断れそんなもん!」

往来は生き物全般を手がけてはいるが、気まぐれでブームが到来する。
前に椿の家に行ったときに巨大アナコンダで一騒動あったばかりだし、
今回の竜ブームが過ぎるまでは、しばらく往来のビルには近づかないでおこうと心に決めた。

「じゃー請求書とかー往来さんに渡してくれるー?」
「……はい」

やっぱ僕か。僕が竜の巣窟に行かなきゃならんのか。
っていうか、なんだよバハムートって。ここはFFじゃねえぞ。
渡された請求書をちらりと横目で見ると、ゼロが5個と数字が2つ並んでいた。
……往来、金、持ってんだなー。
当然だが、本の料金には、かかった手間によってピンキリの差がある。
往来が注文したこの一冊は今までの中でも高価な方だった。
あいつがこの本を頼んでまで竜を繁殖させるということはつまり、
これ以上の儲けが見込める、ということだ。
よし、届けに行くついでにメシ奢ってもらおう。

「次はー寝癖の本ねー」
「おっ、入りましたか」
「はいーどうぞー」

と渡されたのは、電車のつり棚にでも置かれていそうな漫画雑誌。
今回はだいぶと無理を言ったつもりだったんだけど、さすがの速攻だ。
「俺が、中学生2・3年の頃に読んだ雑誌で、
 金髪の女の子がギターを弾くっていう読みきりが載ってたやつ」
もしも自分がそんな注文をされたら、間違いなくキレる。
曖昧な注文でも確実に応えてくれるのが、紙魚が最強の古本屋たるゆえんだ。

「簡単だったしー寝癖はーサービス価格でー……」
「おう」
「えーっとー……」
「うん」
「そのー……」
「あ、気ぃ使わなくても少しは持ってるぞ?」
「じゃあー、ぎゅっ……」
「……ぎゅ?」
「ぎゅっぎぎゅっぎゅー……牛乳でーいいやー」
「えっ、物々交換!?」
「う、うん、ほらーわたしー鉄分とかー身長足りないからー牛乳飲まないとねー」
「おーっ!偉いな!よしよし」

思わず紙魚の頭、というかオダンゴを撫でていた。
僕や椿とほとんど歳は変わらないはずなんだけど、
見た目のせいでつい子ども扱いしてしまうよなーと思っていると、
ボンッという音とともに途端に紙魚の顔が真っ赤になって、
左腕の傷が開き、再びボタボタと血が流れてきた。なんだ一体。

「じゃっじじゃじじゃあー! はいー最後は椿さんにー」
「はいよー。椿の請求書とかは?」
「椿さんにはー先払いでーもらってるからー大丈夫ー」

ぽんと受け取ったのは本ではなく、しっかりと封をされた書類封筒だった。
封筒の口は、厳重に蝋で封されている。
もちろん中身は入っているが、妙に軽い。
感触だけでいえば、表紙は厚く、全体は薄い。
おそらくは絵本だ。

「あいつ絵本なんて読むのか」
「絵本は良いよー。けどー椿さんはー忙しい人だからねー
 読む暇もーそんなに無いんじゃないかなー」
「嘘だ、俺が行くとあいついっつも暇で、ずっと俺と喋ってるぞ」
「……はぁー死にたいー」

あれ? 紙魚さん落ち込んでらっしゃるご様子。

「まあそんな椿に付き合ってる俺も相当暇人だけどな」
「暇だとー死にたくならないー? いつでもー心中してあげるー」
「いや、もうちょっと生きたいです」
「もしー寝癖が先にー死んだらーちゃんとーあと追い自殺するからねー」
「縁起でもないことを言うな、そしてお前は生きろ」
「やだー死にたいー」
「ところでつかぬ事を伺うが、紙魚よ。椿の本っていくら?」
「聞かない方がー心臓とー精神のためだよー」
「そうですか」
「世の中にはー知らない方がー良いことしかーないものー」
「で、ちなみに、いくらなの」
「もー寝癖ってばー強引なんだからー」

なぜかやや頬を赤らめた紙魚が、動く方の右手でピースサインを出した。

「へえ、2ひゃ」
「2億ー」

うん、世の中には知らない方が良いことしかないね。
それ以上の深入りは止めた。



……いや、けど、やっぱり気になる。
あのあと、紙魚と一緒に冷めた白湯を飲みながら、
しばらく世間話をして別れを告げ、今は往来の家へ向かおうと電車に乗ったところだ。
値段を聞いて以来、椿が頼んだ本だけは胸の前に両手で抱えるように持っている。
見た目は普通の書類封筒だし盗られることなんて無いだろうけど、
自分が2億を運んでいると思うと、どうしても動悸手汗が止まらない。

で、やはり中身が気になるのだ。
どうせ椿に渡せばすぐに開けるんだろうし、なら今開けちゃっても問題ないはずだ。
っていうか、見てみたいでしょ、2億の本なんて。

そっと封蝋に指をかけた瞬間、気絶一歩手前の大電流が指先に流れた。
1日で2回ともなると体ももたず、さすがに膝から崩れ落ちた。
電車の床に倒れこむと、ピクピクと小刻みに体が勝手に震えた。
どうも相当危ない量の電気が走ったらしい。
自由の効かない体で封筒の口の部分をよく見ると
“寝癖が開けると痺れるのでご注意”と書いてあった。
「殺す気か!」
という心からの叫びに、乗客が全員振り向いた。
っていうかどんな限定トラップだ。お前は本当にただの古本屋なのか。
最強の自殺志願者はもちろんあとを追う満々なんだろうけど。
次からは防電手袋をつけてこようと、固く心に誓った。



Belle and Sebastian | Wrapped Up In Books




20140423 Wed
貴志祐介『雀蜂』



雀蜂 (角川ホラー文庫)雀蜂 (角川ホラー文庫)
(2013/10/25)
貴志 祐介

商品詳細を見る

貴志祐介『雀蜂』を読んだ。
私の友人・ツンタロー(ツンが苗字でタローが名前です)に、
「ソントンさん、この本全然面白くなくて、
 俺最後まで読めなかったので、ぜひ読んで感想聞かせてください」
という新手の嫌がらせかしら、という押し付けられ方をしたのである。

ただ、ツンタローに以前、いとうせいこう『想像ラジオ』をお借りし、
大変面白かったことを伝えて返すと、
「え、俺、正直これのどこが面白かったのか分らなかったんスけど」
と言われたことがあったので、もしかすると、
ツンタローがつまらない本=俺には面白い本、とい図式が成り立つやもしれんと、
今回も有り難くお借りして読んだところ、

本当に面白くなくて、かっ飛ばすようなスピードで一気に読んでしまった。

ツンタロー、選球眼を疑ってすまん。


冬の山荘で、中年作家が、スズメバチに追われまくる。
というだけの内容です。マジで。
実は僕は貴志さんの作品を読んだことが無く、
『青の炎』『黒い家』などに関しては、傑作!、
という評判だけは聞いていたのでいつか読もうとは思ってて、今回の不幸な事件。
例えば、樋口祐介さんの作品を読んだことがなくて、
初めに『ピース』を手にとってしまった、という不幸も以前にありましたので、
(この不幸に関して、僕は書店のPOPが犯した罪は大きい、と思ってるんですけどね)
今回の『雀蜂』事件に懲りず、貴志さんの本を他にも読んでみようと思います。


個人的に、どんな本を読むときでも、損したくない、という貧乏根性が出ますので、
自分なりに楽しい解釈をくわえてしまうことがあります。
例えば今回の『雀蜂』も前半は面白く読める部分がありました。
主人公である男性作家は、過去にスズメバチに刺されたことがあり、
もう一度刺されると強烈なアレルギー反応が出て死に至ってしまうため、
迫り来るスズメバチたちから本気で逃げ回るのですが、

その様がなんというか、志村うしろー! に近いものがあって、面白かったのです。

筆致がサスペンスとかミステリーっぽいのですが、
もしかするとその書き方でスラップスティックを展開しようとしているのかな、
スラップスティックの当事者の心境をしっかり書くことでブラックな笑いを誘ってるのかな、
と勘繰り、だったら結構シュールな笑いで面白いなと思いました。
一人称の小説ならではやなー、と。

そう思ったからこそ、なんですけど、
このオチ、いらんかったなー、と。
カバー裏の煽り文に「ラスト20ページのどんでん返し」って書いてあるんやけど、
こんな頭を使ったオチはいらんから、
ドタバタドタバタドッカーン!ギャハハー!
って感じで終わって欲しかった。悪ふざけしたときの筒井康隆さんみたいな。


乾くるみ『イニシエーション・ラブ』とか、
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』に端を発すると思われる、

“最後の一行を読んだ後、必ずもう一度読み返したくなる!”
“ラスト○ページのどんでん返しに驚愕すること必至!”

っていうあおり、最近は食傷気味で。
昔は叙述トリック大好きですごく読んでたんですけど、
(ちなみに、『イニシエーション』も『葉桜』も大好きです)
どんでん返しがあるって分かってて読むどんでん返しって、
なんか予定調和で嫌だなー、と思ったっていうか。
そういうのはどうしてもどんでん返されたい気分のときに読むことにします。

個人的に最近、
バイオグラフィー抜きで読む、ってのをやってみたいなーと思ってて、
(千野帽子『俳句いきなり入門』を読んで影響を受けました)
帯やカバーやPOPや書評やプロフィールやAmazonレビューやら。
あまり見ないで選びたいなと思ってるんやけど、
いざ試みると二の足を踏んでしまいますね。

版元・装丁・タイトル・初めの2・3ページ・奥付、
くらいで未知の作者の本をバシッと買っちゃうような格好いいこと、
やってみたいッス。


ってなところで今日はおしまい。
最後にスロヴァキアのバンドの曲でお別れです。
サビの歌詞にご注目ください。

BijouTerrier - JAPANESE TOURBUS ( 日本の観光バス )




20140421 Mon
DM


パソコン以外ではPOMERA DM10というマシーンを使って文章を書いている。
最近になってようやく使い勝手に慣れてきた。
折りたたみ式のキーボードなので、特にスペースキーなんかは、
ピンポイントで押し込むようにしないと反応しない。
僕は漢字変換をスペースキーで行なう癖があるので、
始めの頃は全然反応しないキーに対してウガーッてなってた。

そんな弱点をかかえつつも、とても小さくて軽いし、
何より文章を書く以外何も出来ないマシンなので、
パソコンで作業していると、すぐにネットサーフィンしてしまう、
僕のような馬鹿者にはちょうど良い機械だ。
なにより名前が素敵だ。ポメラ。可愛い。
もしも僕に娘が生まれたら、歩芽羅っていう名前にしようと思う。キラキラ。

しかしPOMERAには、他に最も恐るべきウィークポイントが存在する。
なんと1ファイル8000字強までしか保存できないのだ。
8000字を越えると、データが飛ぶ。
今回の文学フリマ参戦にあたって、僕は10000文字を目標にやってきた。
まれにではあるが僕にも集中力が続くときがあって、
調子よくガシガシ文章を書いていると、
いきなり全部文字化けして、ソントン拗ねて、ネットサーフィン。
みたいな悲しすぎる事故が2回あった。

そのため僕は今、POMERAの最上位機種である、DM100の購入を考えている。
DM10より幅をとるようになってしまうが、
1ファイル40000文字まで保存できるというのは強い。
あと、キーボードが折り畳みでは無いので、
スペースキーを押すのにいちいちコークスクリューを叩き込む必要もなくなる。
それにあこがれの親指シフトにも対応しているとのこと。
これを機会に是非親指シフトをマスターして変人の仲間入りを果たしたい。
ただ、10000字でヒイヒイ言ってるのに、40000字も書けるのかお前、
と聞かれると、今は黙するしかない。

あと、普通のノートパソコンも買わなきゃ、
ヘビーユースしている10年選手のデスクトップPC(もちXP)が、
そろそろガタが来はじめていたりもする。
いつなんどき、僕の厳選したエロ動画を抱えたまま、
コイツが天に召されるか分かったもんじゃない。

10年前はまだまだノートパソコンの性能がイマイチだったのですよ。
いまやウルトラブックなんて出ちゃって、もう隔世の感。
もしも新しいノートパソコン買ったら、
まずは厳選エロ動画を移すところから作業はスタートです。
文章は二の次。エロ大事。




20140420 Sun
後ろを振り返ってばかりだ


昨日の昼、突然コントがやりたくなった。
いまや知ってる人はほとんど居ないだろうけど、
僕は昔コントをやっていたのです。
“亀の首”という卑猥なんだか卑猥じゃないんだか、
けど実際は、相方がタートルネックばっか着てたから、
っていう理由でついた、と想像される名前でやってました。
僕は名づけに関わってませんのでそこまで知らないのです。

コント、と言っても、お笑いをがっつり目指していたわけではなく、
ましてやこれで食っていくとか、あわよくば事務所に入るとかいう野心は全く無くて、
その場だけ面白くて、観たあとになにも残さないコントを目指し、
「来年は“飲める”ラー油がくる!」って言いだしては、
相方に普通のラー油をぐいぐい飲ませるなんていう、
ディズニーもびっくりのハートウォーミングな遊びをしていました。

僕はその頃、ラーメンズの小林賢太郎さんに本気で憧れてて、
っていうか、わりと本気で小林賢太郎になりたくて。
ラーメンズのコントとか、小林さんのソロコントとか、
1本丸ごと台本に起こしてコピーしてたりしてました。
あの頃の俺に往復ビンタを喰らわしてやりたいですね。
お前は小林賢太郎じゃない、お前はお前にしかなれないよ、って。

ありがたいかな、あの時期に書いた『メリーさん』っていうネタは、
いまだに「面白かったよ」って言ってもらえることがあり、とても嬉しいです。
そこまでの大ネタではないんですけど、あのときは奇跡が色々起きまして。
まさかあのタイミングでドアがガチャって鳴るとは。
必死でやりゃあ奇跡も起こるわな、
って舞台上で貧血になりかけながら思ってました。
台本も何も全部残って無いですけどねー。


昨日の昼の仕事中、なんかすっげー可愛いあだ名で子どもを呼んでるお父さんがいて、
きっと児童書売場から小さい男の子が駆け寄ってくるんだろうな、って思ってたら、
高校学参売場からオヤジさんより背の高いゴツめの息子が、ぬっ、て現れて、
可愛いあだ名を気にすることなく「なに、お父さん」みたいに全然普通に会話してて、

あ、これおもしれーわ、と。
これはコントにするしかねーわ、と。
やろうやろうコントやろう、と。

俺がネタ書くなら、亀の首の十八番、相方がヤクザ。
で、俺がそれ以上にバカな母親役。
超親バカな母の息子が実はヤクザ、っていうのでやろうって突然思い至って。

なんでまたヤクザかって言いますと、
僕が初めてまともに書いたネタが『ヤクザのお出かけ』っていうネタなんですね。
ヤクザ二人が、おばあちゃんをタクシーに乗せてあげて、
雷門の前で観光に来てたガイジンの写真を撮ってあげて、
空気椅子で人気のスイーツを食べて、
誕生日を祝って抱きしめ合って友情をあたため、
最終的に上野動物園のパンダを見に行く、という、
ピクサーもびっくりのハートウォーミングなネタだったんですけど。

あの頃の僕はどうかしてるほど上野動物園のパンダのことが気になってて、
(ちょうどパンダが死んじゃって、レッサーパンダしか居なかったころ)
顔にパンダメイクを施し、ドンキホーテで買ったパンダの着ぐるみを着て、
上野動物園に特攻、パンダの檻の前で無駄に逆立ちをしたり、
「リメンバー リンリン」って書いたスケッチブックを持って立って、
どこの誰か知らない人に、記念写真撮られたりしてたら、
ガチで警備員さんに怒られて、身包みはがされるという、
なんか、生き方がコントみたいな日々があったんですよ。

まぁ、今でも生き方はほとんどコントみたいなもんですけど、
もっとコントコントしててもいいんじゃないか、と。
演出が申しておりまして、ええ。脳内で、はい。

というわけで、誰かコントやりたい人、いませんか?
男性優遇。未経験可。元相方可。
一緒に楽しいことやりましょう。
もうラー油は飲ませませんから。
けど、ドッグフードは食べるかもしれません。
あれは人が食うもんじゃないよ。
だから食うと面白いんだけど。


KENNY DORHAM, Monaco (Master Take)




20140419 Sat
君は趣味のために死ねるか


僕の友達は星を集めている。
星盗(ほし-ぬす)をやっているのだ。
生業ではなく、彼のはあくまで趣味。
このご時世、星盗だけで生活するのはなかなか難しい。
ただ、出来るだけ星を盗るチャンスが多いようにと、
彼は本業でメッセンジャーをやっている。

もし「私は星を集めています」と言われたら、
一体何のことだと思うだろうか。
ヒトデとかコンペイトウとか星一家とか?
残念ながらどれも間違い。

彼はベンツのボンネットの前についている、あの星を集めている。

やり方は簡単だ。
駐車中のベンツから星を盗るなんて赤子の手をプニプニするくらい簡単。
走行中のベンツへはロードバイクから手を伸ばせばいい。

彼の家に遊びに行くと、たくさんの星を間近で見ることができる。
引き出しからは星が溢れかえり、床にも星が散らばる。
特にお気に入りの星は額装して飾ってある。
僕のような素人目には違いが分からないけど、
彼や他の星盗、特にプロの星盗ともなると、
その星がどれだけ価値のあるものなのか、一発で見抜くという。

ベンツと言えば、ヤの付く職業の方が多く乗っていらっしゃる。
彼は恐れることなく、そんな黒・白塗りスモークガラスのベンツからも星を盗る。
ほぼプロ並の腕前で、風のようにベンツから星を盗っていく彼だが、
ときには失敗をやらかして、シバかれるときもある。
危ない場面を何度も切り抜けてきた彼の体は傷だらけである。
小指が両方無事なのが不思議なぐらいだ。

部屋のソファにゆったりと座って、
新しく盗った星を見せてくれる彼は、とても楽しそうに笑っている。
伸ばした腕には新しい傷跡が出来ている。

彼はこれからも星を集めるのを止めないだろう。
外を歩いているとき、ゴツいドイツ車から「パキッ」と聞こえたら、
きっとそれは星が盗まれた音だ。
一瞬後、君の前を青地に黄色の模様のFREITAGの残像が走り抜けるだろう。
それはまるでつむじ風。星を盗ったつむじ風。



ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

君は人のために死ねるか - 杉良太郎






20140418 Fri
カゴいっぱいのコオロギを


コオロギのストックがなくなったところで、
予定していた飲み会もなくなったので、
ちょうど良いやとコオロギを買いに行ってきた。

フタホシコオロギのMLサイズ50匹の入った紙袋を持ってレジへ向かうが、
店員さんが誰もいない。
社員らしき男性が常連客と談笑しているのはいつものことだが、
他にアルバイトの方も居るはずなんだが、
と店を見回すと、皆さんせっせとコオロギを大きなケースから、
数を数えるための虫かごへバッサバサと移していた。
「すみません、フタホシのMLをご……」
「少々お待ち下さい!」
なんだか殺気立っている。
100匹単位でガンガン紙袋に入れられていくコオロギたち。
それがいくつもいくつも重なって、
カゴに山盛りになったコオロギの紙袋を受け取る男性。

俺のスカウターは割れた。
戦闘力が違いすぎた。
フタホシ50匹くらいで調子にのってすみませんでした。


友達が「買っちゃったよー」とフトアゴヒゲトカゲの画像を送ってくれた。
俺のレオパ猫かわいがりっぷりがどれだけ功を奏したかは知らないけど、
多少影響になっているならば嬉しい。皆も飼えば良いと思うよ。
写真ではベビーサイズだったけど、フトアゴは結構大きくなるので頑張って頂きたい。
あと動画でしか見たこと無いけど、虫の食いっぷりがハンパない。
あれは見てて気持ちの良い食べ方である。
興味のある方はYouTubeで“フトアゴ デュビア”と検索してご覧下さい。

にしても、こうやって飼おうっかなー、って思ったらぴゃぴゃっとやっちゃう人は凄いね。
俺もいつか絶対フクロウ飼うから。待ってろメンフクロウ。
あとあれな!トビネズミも絶対飼うから!待ってろコミミトビネズミ!!
お世話になってる美容師のトカゲさんが「飼ってたウサギが月に帰ってしまって……」
って言ってたので、今度髪を切るときは、爬虫類の雑誌を持って行こうと思う。

ペットのことに限らず、自分の中の「これやりたい」って思いに即反応~行動出来るようでいたい。
余計なこと抜きの自分の思いのために努力したい。
地位とか名誉とかお金とか幸せとか寿命とかそんなに要らないので、
死ぬまで楽しく生き続けたいです。そのためだけに頑張ります。
どうか指さして笑ってもらえますよーにっ!!


ってなところで最後に1曲お聴き下さい。

レッドツェペリン 胸いっぱいの愛を




20140417 Thu
鉄割とシベ少


衣装ケース余ってる方いらっしゃったら、ぜひください。
↓こういうやつら
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コオロギを増やします。近所にフタホシ売ってないので。
3個以上あれば、ゴキブリも増やします。
マダゴキは壁を登るからめんどくさいので、デュビアかレッドローチを増やします。



舞台を2つ観に行きました。2つともすごく良かった。

鉄割アルバトロスケット 『鉄ラゼン』
大好きな劇場、下北沢スズナリ。
ここ数年、行こう行こうと思っていた鉄割についに行けた。
そうです、初鉄割です。これでサブカルぶっても良いでしょうか。
桟敷席だったので、2時間の観劇中、腰とおケツが何度か爆発しそうになりました。
っていうかしました。
けど、僕の前の席のかわいい女の子が振り向いて
「あっ、背中当たっちゃってすみません」
って言ってくれたので全てを許しました、なんてことがあればよかったのに。
2時間でおバカなコネタを38本かな?
ネタの名前は失念してしまったけど、“アライグマに耳をかじられた人”は死ぬかと思うくらい笑った。
ほんと、こういうの観てると、また舞台やりたいって思いますね。
どうも僕は勢いのあるバカな感じのが好きなようです。
客席に2人くらい、小学校入る前くらいの子どもがいたんだけど、爆笑してました。
「なにこれおもしろいね!」って言ってた。子どもかわいいし鉄割おもしろいし。
作演出の戌井さんの知名度が上がってきてるんで、
これからさらにチケット取りにくくなるかもなぁ、と。
けど、次もまた観に行くッス。で、早く入って、上の方の席で観るッス。
小劇場で、腰とおケツは自分で守れ。


シベリア少女鉄道 『あのっ、先輩…ちょっとお話が……ダメ!だってこんなのって…迷惑ですよね?』
鉄割とは対照的に、シベ少は2005年から観に行き始めて、今回で10回目です。ほぼ毎回行ってます。
どれだけ面白いかっていうと、
自分の本番とシベ少の本番がカブってシベ少を観に行けず、
「舞台やっててシベ少観れないんだったら、俺は舞台をやめる」
という捨てゼリフを残して、以降役者を辞めてしまった男が居るくらい面白いです。誰とは言いませんが。
今回のシベ少はすこぶる馬鹿で良かったです。
シベ少はさすがに子どもにはウケにくいと思うけど、
やめてくれよもう勘弁してくれよ、っていう地獄の馬鹿さ加減。
それやっちゃダメでしょ、の目白押し。見た目完全に文化系の人々が醸し出すパワフルさ。
前半では存在したはずで、ましてや普通の舞台だったら重要な“ストーリー”っていう要素が、
どうでもいいネタに負ける瞬間をこれまで何度も目にしてきました。
今回も完全に負けてます、ストーリー。
ストーリーとかどうでもいいんで、これからも僕を笑わせてください、呆れさせてください。



開幕ペナントレース観て、で、この2本観て、
また舞台やりたくなったけど、どうせ同じ轍を踏むので今は保留する。
けど、こういうのやりたいなー、って思う。
笑えるのやりたいよなー、って。
今度は舞台じゃないとこで、人を笑わせたいです。

Portal - 'Still Alive'





20140416 Wed
ぼくとともだち


昨日のブログで、あまり物に執着しないようにしよう、
みたいなことを書いたら、早速試練がやってきた。
毎日昼飯を買いに行っているクイックガストの、テイクアウトに箸が付いてこなかったのだ。
いつもならばガストまで戻って箸をもらうところだが、
今日は遅刻ギリギリの全力ダッシュで朝から体力ゲージの三分の二を消費してしまったあとだったので、
ちょっとでも休憩していたかった。
怪しくない程度に休憩室を探してみるが箸は見つからなかった。
さて、と考える。箸が無ければどうすれば良いのか。
買いに行きゃいいじゃねえか、なんて無粋なことは言わないで欲しい。

とかなんとか、うだうだ考えてるところに、ミザンがやってきた。
僕の働いている本屋の地下にはレストランが入っているのだけれど、
ミザンはそのキッチンで働いている。
バングラディシュから語学留学で日本へやってきているのだ。
僕らはキントト文庫でたまたまはち合わせて以来声を交わすようになった。

「ソントンさん、どしたん面白い顔して」
「顔は生まれつきじゃい。見ろよミザン、箸がついて来なかったんだぜ」
「バングラ風だね」
「あれ? 手で食うのってインドじゃなかったっけ?」
「俺の国も手で食べるよ」
「今は?」
「あれ、気づいてなかった? 手で食ってるよ、パンが多いけど」
「マジでか」
「いっそ今やってみたら? ソントンさんバングラ人っぽいし」

何が基準なのかはさっぱり分からなかったけど、
バングラ人にバングラ人っぽいって言ってるのだから間違いないのだろう。
ものは試しと手をしっかり洗い、思い切って若鶏竜田丼を手づかんでみた。

火傷した。

あっっっっつあああぁぁぁ!と、休憩室中を駆け回りながら絶叫する僕を尻目に、
ミザンは普通に箸で弁当を食べていた。
色々あったけど、私は元気です。


Only One - John Butler Trio


ジョンバトラートリオ、フジ来ますねー
こんなライブ太陽の下で見れたら幸せすぎる。




20140413 Sun
メンバー募集


次々と取っ払っていって、最後に残るものは何だろうか。
捨てきれない執着とは何だろうか。

最近、持ってるもので間に合わせよう、とよく考える。
あまり物を買わなくなったし、あげく結構色々捨てるようになった。
あ、完全に時期外れになりましたが、
無印の1500Wオイルヒーター、貰ってくれる人、まだ募集中です。

“持ち物”の定義っていうのは自分次第でどこまででも広げられるんじゃないかと思う。
別に自分の近くに無くっても、あれは僕のもの、と思ってしまえば、
けっこう何だって仮所有出来そうな気がする。信号とか、地球とか。
所有することは案外簡単なのかもしれない。

なので、物は何も持って無いけど、
代わりのものがある、って人になりたい。
手ぶらに憧れる。あ、手でオッパイを隠すやつじゃないですよ。
手ぶらで出かけると持ち物が増えなくて済んだりするし。
だから、手でオッパイを隠すやつじゃないってば。

消費してなんぼのもの、となれば話は別だけど、
買わずとも他のもので代用できたり、無しでも全然いけたりする。
例えば、「10年メモ」って日記帳がすごく欲しいのだけど、
使ってないノートをまず使えよって話だったりする。

では、自分にとって、代わりが効かないものは何かと、考えてみる。
やっぱり、本、かなぁ。順当じゃん。
けど、本だって、手元に置いておきたい本ってのは案外少ない。
それ以外は誰かにあげてしまいたい。
そうだ、これから貸すの止めよう。あげよう。
ブックオフに売るのは悔しいもん。欲しい人寄っておいで。

本屋、をやりたいと言っても、もしかすると本無しでも出来たりするかもしれない。
プロの書店さんに「ナメとんのかワレこらしばくぞワレこら」と言われようとも、
案外、何とか出来たりするかもしれない。何とかしてしまいたい。

っていうか、言ってしまえば僕はもう妄想書店「ミラーボール回ラズ」の妄想店長であるし、
誰に信じてもらえなくっても、今日も駅から徒歩約5分の古いビルの2階で店を開けている。
たまに妄想仲間が遊びに来てくれたりする。なんかそれで充分な気もする。

店では大体、低音の鳴らないスッカスカのスピーカーで音楽が鳴っている。
ミラーボールは今日も回っていない。
僕が言った「実は昔ベース弾いてたんですよ」って話から始まって、
常連のお客さんたちとバンドやろうぜって話になる。

バンドの名前は「Everyday is 毎日」か「クドア・セプテンプンクタータ」か、
どっちかにしようぜ、ってなる。
後者はヒラメにくっ付いてる寄生虫の名前。
寄生虫に捧げる曲ばかりを演奏する。
Everyday is 毎日の代表曲は『Life is 人生』と『美しい is beautiful』。
なんてことを皆で軽いアルコール呑みながら話す。

けど、いざバンドやりはじめたら、また他の名前が思いつくだろう、と僕は思ってる。
当方ベース、日本語と英語以外の言葉で歌われた、三拍子系の曲が好きです。
インストだとテンポのやや速いトリオ~クインテットが好きです。
例外は沢山あります。
なにせ、例外は多ければ多いほど楽しい。

――あなたの好きな音楽は何ですか?


昏鴉 - 詩




20140412 Sat
宇宙三兄弟


昨日は下北沢へ舞台を観に行った。
開幕ペナントレースLABO『宇宙三兄弟』。
皆さんお馴染み哲学する小道具師、辻本.n.o.k.直樹さんが小道具協力を担当されている舞台だ。
会場は楽園。実は楽園に行くのは始めてだった。
楽園といっても劇場の名前であるし、アダムとイブはとっくにリンゴを食べてしまった。

開幕ペナントレースは以前、
上野の水上音楽堂での『アントンとチェーホフの桜の園』を観に行ったことがある。
全員が同じ衣装で携帯電話を耳に当てるような格好をして、
舞台奥から絶叫しながらゆっくりと行進してくるというオープニングが素晴らしかった。

今回は初めに舞台のネタの説明がなされるという、斬新な構成だった。
僕は(多分)元ネタを全然知らなかったのだけれど、楽しめた。
会場も爆笑に次ぐ爆笑。
こういう舞台を観ると、また舞台やりたいなぁと思う。南はどっちだ。
その団体を体現するような役者さんが居ると、観やすいし分かりやすい。
そういう役者さん、好きです。


観終わって、どうやって帰宅したのかもよく覚えてない。
夜更かしが続いていたこともありとにかく眠たかったのだ。
(僕の夜更かしの定義は、明るくなるまで起きていること、なのでこの時期増える)
そういえば“ねむい”と“ねむたい”は文法上でどういう違いがあるのだろうか、
なんて無為なことをムイムイと頭の中で回しているうちに、
いつの間にか眠りに落ちてしまっていた。

夢の中で、会いたい人に会いに行ったのだけど、
なぜかその人がダブルブッキングで別の飲み会に行っており、
俺は俺で別の店で晩ご飯を食べているところに、
「あれ? まだ食ってたの? もう家に帰っちゃったよ」
とその人から連絡が入る。
やばいこのままだと船が出てしまう(どうやら俺は船で会いに行ったらしいのだ)と店を出るが、
俺はその人の家を知らないので、道路標識でなんとなく聞いたことのある地名を選んで走り続ける。
細い路地に入ると、前をアイボリーのトレンチコートを着た初老のサラリーマンがとぼとぼ歩いていて、
彼を見てなぜか、この道ではないと気付き、慌てて引き返した。
大通りに戻ると、遠くで光る観覧車が見えた。
いくら走っても、道路標識は近づいてこない。

起きたら出勤ギリギリの時間だった。
ブログを更新していない。
トカゲにもコオロギにも餌をあげていない。
自分の髭を剃るので手一杯だった。
まるで時間は無かったのに、気付いたらバナナ2本食べてた。




20140410 Thu
まるでダメ人間


3分の2しか終わってない。
何のことかはご想像下さい。

終わってないうちから今回の反省をしてしまうと、
もっと早くから計画を立てて、こつこつとやるべきだったと、
これに尽きる。
そしてこの反省、僕は5歳のころから毎度毎度繰り返し思ってきている。

エンジンがかかるのが遅いのは自分でも分かっている。
それを知っている友人は、
とあるCDジャケットのデザインのときに、某所に僕をカンヅメにした。
カンヅメ経験はあとにもさきにもあの時だけ、だと思う。

いまだかつて締め切りを守ったことがないので、
約束だったり依頼だったり、再び頂いたことが無い。
そろそろ人から信頼されないと危ないぞ。
30代の目標は、締め切りを守る、にしようかと思う。
1週間で破ってしまう気がしないでもないけど。

というか、人のことはやらずに、自分のことだけダラダラやってればいいんじゃないか、
とも思うが、今回は自分のことで他何名か道連れで犠牲者を出してしまっている。
人間、変わることは出来ないが、気をつけることは出来るのではないかと、
希望を持って、さて、改めて頑張る。




20140409 Wed
オモシロの神様


頭の中で誰かが、
「それやった方がオモロイんちゃう?」
と言うことがある。
僕はそいつのことをオモシロの神様と呼んでいる。
無宗教で、そもそも神様なんて信じていないのだけれど、
この神様だけはまぁ信じてもいいかなと思っている。

最近は腰が重く、なかなかこの神様の言うことを聞けていない。
ついダラダラしてしまうことが多い。
今年に入ってからもいくつもオモシロなことを逃してしまった。
まぁ、全部は拾わなくても良かったのだろうけれど。
一番悔やんでいるのは、かなりいい感じだった物件をみすみす逃してしまったことだ。
お金のことなんて後から考えれば良かったのに。
競争率が高かったみたいなので、オイラみたいなフリーターが借りれたとは思えないけど、
結果はどうあれ、何だって、やらないよりはやったほうが良いと思う。

早く、「そんなダラダラしてる場合なん?」
と言ってくれる神様を祀り上げなければならない。
オモシロの神様が逃げていってしまう前に。








20140408 Tue
海に行こうよ、一緒にさ


文章を書いていると、どうしても海が出てくる。
海とは言っても、僕の頭の中にいる人物たちはそこで泳いだりしない。
ただ海岸でボーッとしたり、強風に吹かれながら遊んだりしている。

特に海が好きということは無いので、何がきっかけになってるのか分らんけど、
多分、記憶のどこかに、海ってのが引っかかってるんだろうなぁ、と思っている。
高校のときに書いた文章では、死んでしまった幼馴染と会うために海へ行ったりしてた。

あと、ボーイミーツガールな文章しか書けないのかもしれないなぁ、と思ったりする。
付き合ってはいない男の子と女の子がどこかへ行くのが好きだ。これは確かだ。
僕の書く二人は恋愛関係にならない。かといって純粋な友情でもない。
っていうかどういう関係なのか分らなかったりすることもある。

そもそもそれ以前に、もうちょっと真面目に、一生懸命書かねばならぬ、
と分かってはいる。毎度のことながら。


Anchorsong - Darkrum




20140407 Mon
好青年ですよ


今年の初めに退職された社員さんが、職場に遊びに来て下さった。
僕と同学年の方なのだけれど、何から何まで僕の方がガキっぽい。
就職と結婚というのは人を大人にするのやもしれぬ、とダメ人間は考えたりする。
そして俺は決して大人になるものか、と改めて大人の階段を下り始めたりする。
元社員さんがおみやげに下さったパイを奪い取ってモフモフと頬張りながら、久しぶりにお話をした。

「ふぁっ、ふぉういえふぁふぁふぁむらふぁん、ごふぁふのふんふりっふぇふぇまふ?」
「よし、貴様はまずパイを飲み込め」

さすが在職中は“千葉が生んだジャックナイフ”と呼ばれていただけはある。
退職した今もツッコミの鋭さは健在だった。

「5月の文フリって出ます?」
「いや、6月に同人誌作ることになったから、そっちやらないといかんのよ」
「実は僕、出ることになりまして」
「うぉマジか頑張れ。そういえば君のブログを時々読んでいるよ」
「ぶふぉ! まさかの! あざす!」
「あれだね、働いているときの君は猫をかぶっていたのだね」
「人は皆ペルソナを付けて生きているのですよ」
「うるせえ黙れ中二」
「オイラの普段とブログってそんなに違いますか?」
「うん、好青年だとばかり思っていたけれど、本当は違うんだね」
「失礼極まりない!」

みたいな話をした。
元社員さんは退職されてから文章を書いている。
今日も応募原稿を持っていらっしゃっていた。
おそらくはその出版社の字切りに合わせたものなのだろうけど、
見せて頂いたのは42文字×34行で130枚超の原稿だった。
この枚数ですら、いくつかネタを入れられなかったとおっしゃっていた。

1万文字書くのにヒイヒイ言っている俺が居る場所からしてみれば、
元社員さんは成層圏を離脱したあたりか。遠いな。
本職の物書きさんはどの辺りにいるのか、知る由もない。

たまに「ソントンは作家になりたいんでしょ?」
って言われることがあるけど、あまりそうは思ってない。
作家になりたいというよりは、誰かを楽しませていたいと思ってて、
出来れば笑ってもらいたいと、けれど結局役者もベースも止めてしまって、
今のところは結果として文章を書いていたりする、のかもしれない。
自分のことは自分が一番よく分かってるようで、一番よく分かってない。


ってなところで、好青年という名誉を挽回するために、
最後に、好青年の僕が大好きなこの曲をお聴き下さい。

宮崎叶夢 MINIMINI CINPO




20140406 Sun
小さい子のヌード写真がおおすぎる


友達が職場に遊びに来てくれた。
昨日のブログを読んでくれたらしく、フタホシコオロギM50匹を差し入れてくれた。
フタホシだけのわりには袋が大きいなと思ったら、
なんと、渚に与える用に、ミールワームも1パック入っていた!

なんてことは全然無い。

けど、友達が遊びに来てくれたのは本当である。
トカゲのエサではなく、私のエサを頂いてしまった。
ごちそうさまでした。

妙な天気だ。幸せなニュースを聞きたい。


SPANK HAPPY Vendôme, la sick KAISEKI




20140405 Sat
久々レオパの報告


現在、我が家には二匹の生き物がいる。
ヒョウモントカゲモドキ、またの名をレオパードゲッコー、通称レオパ。
オスが綾波、メスが渚、
と諸事情あって大変ややこしい名前がついている。
綾波はブリザード、渚がブレイジングブリザードという色だ。
繁殖を目標としながら、日々楽しく世話をしている。

先日、初めて体重を測ってみた。
綾波は50g、渚は15gだった。

綾波は我が家に来てからすでに2回脱皮をしていて、
結構なサイズに育っている。甘やかしているので、やや太り気味だ。
あと、こいつホントはリューシスティックなんじゃないのか?と疑いたくなるくらい黄色い。
けど可愛いので許す。目がするどい子が好きです。
当初からエサ食いが良く、コイツのせいでエサ代がバカにならない。
エサのコオロギを買いに行ったときに
「コオロギMサイズを50匹ください」
「レオパ2匹だったらこれでかなりもつでしょう?」
「え? 1週間もたないですけど?」
「えっ?」
「あれっ?」
みたいな会話をしたことがある。
綾波は一日5~6匹をバクバク食べていたが、
そんな彼も大人になりつつあるのか、
最近は二日に一回、2~3匹に落ち着いてきている。

対して渚。まだまだ本当に小さい。脱皮も未確認だ。
もしかして育て方が悪いのかな、と心配してしまうくらい小さい。
ペットショップの店長は「ブリザードだからアルビノじゃないよ」と言っていたけど、
目の特徴(赤線が入っている)を見る限り、アルビノっぽい気がする。“ブレイジング”ブリザードだし……。
アルビノは視力が弱い、というか、様子を見ていると光が苦手という感じがする。
暗いところが好きのようで、基本的に隠れ家の中にずっと入っている。
はじめは綾波と同じように、ケースの掃除がてらエサをあげようとしたのだけれど、
なかなか食べてくれなかった。
(綾波はどんな状況であれ、目の前にコオロギがいると急に素早く動き、
 尻尾を振り振り、ガッと食いつきます)
目が悪いから見えてないのかなと思い、隠れ家に入っているときにエサを目の前に出すと、
上手く食べてくれるようになりました。
今は1日に3~4匹食べてくれます。

エサはずっとヨーロッパイエコオロギを使っていたのだけれど、
綾波の食いっぷりがあまりにもあまりなので、
前回からサイズの大きいフタホシコオロギに変えてみた。
おかげで、綾波もかなり満腹になってくれている。
渚もイエコよりはフタホシの方が好きのようで、食いつき方が良い。
イエコに比べてフタホシの方が水分量が多いようで、2匹とも消化が良い。

ただ問題は、渚のサイズだとフタホシが大きすぎるということだ。
下手すると腸閉塞が起こって死んでしまうので、重々気をつけたい。
大きいコオロギは綾波、小さいのは渚と分けて与えていたのだけれど、
休日まで2日を残し、ついに小さいフタホシがいなくなってしまったので、
明日はいよいよ、コオロギをハサミでぶった切る作業にかかりたいと思います。

もしよければ、明日明後日にでも、
小さめのフタホシ(Mサイズくらい)を僕のバイト先に差し入れして下さい。
飛び上がって喜びます。僕も綾波も渚も。


っなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

KARTINI - GADO GADO DJAKARTA




20140404 Fri
青いギターは


最近妙にタバコが吸いたかったのだけれど、
ライブハウスで嫌というほど燻されて懲りました。
大きい音も苦手だけど、タバコのほうがキツイな。


青いギターのロックスターに久々会った。
久闊を叙する、とは、こういうときに使いたい。

ロックスターは、早川義夫『たましいの場所』を読んで、
ソントンのことを思い出した、と言ってくれた。

僕の方も最近、パソコンのデータ整理をしていて、
ロックスターの写真を見つけたばかりだった。

30年も生きてればこういうことも起こるよね。
ちょっとした同窓会みたいで、せっかくだからと撮ってもらった写真は、
顔が真っ黒になってしまってて、思わず全員でツッコんだ。

さて、あと一人いないではないかと。
ロックスターは「DVD貸しっぱなしなんだよね」と。
僕は「CD返してもらってないんだよね」と。

というわけで、いとかずれもんの消息求む。




20140403 Thu
コロコロ


いつか猫を飼いたい。できれば烏猫。
別に懐かなくたっていい。
ただ一緒に居てくれるだけでいいんだ。
って言ったら、多分それ恋やで、と言われた。
そうかもしれない。

犬は飼った経験がある。名はコロ。
フィラリアにかかってしまったりで大変だったが、
結局、数年前に寿命の老衰で亡くなった。
はじめて家に来た翌朝早く、慣れずに吠えまくるコロに、
温めた牛乳を与え、恐る恐るなでてやったのはいい思い出である。
学校や家や塾で上手くいかず、コロにあたってしまったこともあった。
実家を出てからは帰省のたび、コロの散歩に行くのが楽しみだった。
その時にはもう、昔みたいにいきなり走り出すようなこともなく、
むしろ僕はたびたび立ち止まらねばならないほど、コロの足は衰えていた。
年に5日程度しか実家に帰らず、祖母の死に目にも居なかった僕はなぜか、
コロが死んでしまう瞬間には立ち会えた。
勉強と部活で忙しかった学生時代にはほとんど世話することが出来なかったけど、
迎えたのも、見送ったのも、僕だというのは、
なんとも言い表せない感情のまま、胸に残っている。

アホな飼い主に似て、アホな犬だった。
もしもう一度、犬を飼うということになったら、
きっとコロに似た犬を探してしまうだろう。

……もしくは思い切って、ボルゾイかグレイハウンド。

とか言うと、コロがΣ(゚д゚;)こういう顔するの、好きでした。


死ぬまでにやりたい100以上のことに、猫を飼う、を追加。

ハチ「ドーナツホール」




20140402 Wed
フンバルト氏のことば








20140401 Tue
嘘はひとつだけ


今年は上手くいったので、満足です。

以下、空音解除。

四六判書籍のカバー・帯のサイズ、を測って、
ネットからフリーの写真素材を探し、ISBN・JANからバーコードを作成、
イラレでまとめて、jpegを作成。
blogharuki02.jpg

我が家にはプリンタが無いので、
近所のセブンイレブンでネットプリント。
一度失敗し、修正後セブンへ再度出向という悲劇。
良き大きさに切って、本に巻き、完成。

s_IMG_2265.jpg
表 帯あり

s_IMG_2268.jpg
表 帯なし

s_IMG_2267.jpg


s_IMG_2266.jpg


作りながら、やっぱプロのデザイナーさんって凄いんだなぁ、とつくづく思いました。
一度プロの方にこういうデザイン~版下作成まで、教えて頂きたい。
だって僕がやると、どうしたって印刷時に画像の色が変わるんだもん……。
(CMYKとRGBの設定?が上手く出来てないんだろうな、とは思ってます)

あと、作業だけじゃなくて、センスの無さねー。
この表紙は、どう見ても“龍”っぽいなぁ、と。
今回はネタなので、写真一発ドーンでやったのもあって龍ですけど、
どうやったら春樹っぽくなるのか……。
写真素材だけじゃなくて、フォントも大事。
だってのは分かってるんだけど、本職じゃないのに有料フォントは……。

とりあえず、去年の『多崎つくる』の時にやりそこねたネタに、
リベンジすることが出来て満足です。
嘘はしょっちゅう吐いてますが、
来年もまた楽しいネタやるために、新年度も生き抜きます。


ってなわけで、春樹の新刊『女のいない男たち』は4/18発売です。
全国書店で絶賛予約受付中。よろしくお願いしまーす。


書店に行ってもこんな表紙じゃ置いてないのでご注意。
本物はどんな装丁になるのか、楽しみです。



倉橋ヨエコ 損と嘘




20140401 Tue
村上春樹『女のいない男たち』(文芸春秋)




もうすぐ発売される村上春樹の新刊、
『女のいない男たち』(文芸春秋)。
ちょっと早く手に入れることが出来ました。

6本の短篇が収録されてて、書下ろしは表題作の1本。
僕は、『ドライブ・マイ・カー』だけ雑誌掲載時に読んでて、他は初読。
やっぱ(特に最近の)春樹は、長編より短篇の方が好きだなー。

春樹の短篇で個人的に好きなのは、『トニー滝谷』(『レキシントンの幽霊』に収録)。
映画にイッセー尾形さんが出ているからという不純な理由。

長編の方も『世界の終わりと~』は結構好きでした。
『ねじまき鳥』、買ったまま積みっぱなしなので、そろそろ読もうと思います。



 
OFZK

山瀬まみ「ゴォ!」


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