20160823 Tue
スメルズ ライク クラゲ


Tシャツから、浜に打ち上げられたクラゲの臭いがする。
これが加齢臭というやつならば、僕はいつか海に溶けるのだろう。
溶けた氷山と混じり、鯨に吹き上げられ、台風に引っかかり、
いつかどこかの二宮金次郎に酸性雨となって降りかかるのだろう。

international airport『nothing we can control』というCDを聴いている。
かなりナイスな音楽である。
お洒落なカフェや雑貨店でかかっていそうな音楽である。
この線引きは難しいところだと思う。お洒落感。

この前、たまたま入ったカフェでは、ジャズが流れていた。
AalonBellというベーシストのリーダーアルバムだった。
何曲かチューバが入っていて、全体的にのんきな感じで、良かった。
名盤とは言えないけど、あのカフェには大変合っていて、良かった。
気づいたら、オールリピートで3回転くらいする間、席を陣取っていた。






20160821 Sun
ゴーストバスターズに会えた


(毎度のことながら、ネタばれ含みます)


『ゴーストバスターズ』を観てきました。

ネットで検索してみると、テンポの悪さや、ギャグの抜けてなさが批判されているけど、
おそらく、そういうところまで含めて旧版のリブートなんだと思う。
エンドロールのダンスとか、超ダサダサで良かったです。
先日、テレビで旧版をやってたので観たけど、抜けてなかったもんなぁ。

新版の魅力は、まずホルツ。
あのホルツ推しは、制作側も絶対に分かっててやってる。
2丁拳銃スタイルでぶちかましまくる横スクロールのアクションシーン、あれマジ最高ッス。
もしかしたら何か元ネタあるのかもしれない。
僕は椎名林檎の『熱愛発覚中』のPVや、最近の競艇のCMを思い出しました。
ああいうの、もっとバンバンやって欲しい。

次の魅力であるケビンは、悪気のないバカこそ一番たちが悪い、ということを証明してくれました。
サックスの写真はマジで笑ったし、僕もかくれんぼ大会で早退したい。

細かいところだと、悪役のニール・ケイシーの顔、超イイ。ナイスキャスティングです。
あと、きっと元ネタがあるんだろうけど、
怪奇現象が話されるシーンの「皮膚が裏返って……」っていうエピソードは、
度胸星(山田芳裕のマンガ)!!と思いました。うん、絶対違うわ。

あ、CGは頑張ってるの伝わってきたんですけど、
最後の救出のシーンは、もうちょっとなんとかならんかったのか。
なんか、合成感っていうか、ぎこちなさがあったんだけど、
あそこは往年の古き良き空気は要らなかったんじゃないかなあ。



僕の人生マイベスト映画は『メンインブラック』なんですが、
なぜかっていうと、作品を観た年齢が良かったし、なによりあの「エンタメ映画を観てる」感が大好きだからです。

おそらく今回の『ゴーストバスターズ』は、こころ優しき少年少女たちが観て、
小鳥のさえずりをマネしながら中指を立てることを覚えたり、
スチームパンクな格好をしてゴーストを追っかけまわすことを夢見たり、
そういう、人生を踏み外すきっかけを与えてくれる、素晴らしい映画になるんじゃないでしょうか。
人生、踏み外してなんぼのもんですよ。






20160815 Mon
ゴジラに会えた


ネタバレ含みます。


映画『シン・ゴジラ』を観てきた。
チケットを買うときに席を選びながら、
「では見せてもらいましょうか、庵野の実力とやらを」
って言ったら、カウンターのお姉さんがなぜかぷるぷる震えてた。


結果、最高だった。庵野の実力最高だった。マジ最高だった。


あの<東宝>からのバーン!って黒バック白抜きタイトル出た時点で、
「庵野、あんた分かってるよ!!」ってのっけからスタンディングオベーションしたかった。
それからずっと始終立ち上がって叫びたい気持ちを抑えるのに精一杯だった。
我慢しきれず唸り声が「うぉぉぉ」って漏れっぱなしだった。

伊福部さんの曲が流れた瞬間にはもう涙が止まらなかった。
気づいたらガッツポーズしてた。
もしかしてあれモノラルなのかな?
スクリーンの前にバキッとした音の板が一枚ある感じだった。ゾクッとした。
ある世代以上の日本人のDNAにはあのメロディが刻み込まれているのだ。
ユニゾンって素晴らしい。なんなんだろう、あのメロディの迫力は。
そして自衛隊のテーマはまさに「人間ナメんな!」(by Rhymester宇多丸)のテーマだった。
あと、某エヴァンゲリオンの戦闘曲っぽいティンパニは反則。鷺巣ズルイ。


とにかく情報量の多い映画である。
鬼のように連射される字幕は、開始2分で誰もが追うのを諦めると思う。
しかしまずは文字の意味なんかはどうだっていいのだ。

漢字たくさん……かっけえ……

これで十分である。
のちのちDVDで100回見て意味を解き明かしていけばいいのだ。
それが庵野さんたちが通ってきたオタク道なのだ。
ちなみに、いつもの庵野フォントより細かったけど、やっぱり明朝だった。
エヴァっぽさよりも、古き良き特撮感を出したかったんだと思う。


情報量ってことで言ったら、はじめからおわりまで、
えっ、この人も出てる!?あの人も出てる!?と驚きっぱなしである。
なんなんだ、あの豪華キャストは。怖いわ。
シーンごとに誰かは知ってる人が出てて、脳の処理スピードが追いつかなくて、
もはやだんだん楽しくなってくる。
その上エンドクレジットで、いつ出てた!?って名前が続々出てきて、
これはリピートせざるを得ない、ってなる。

そして僕たちクソ豚野郎どもは、
「尾頭デレたー!!」
って思ったはず。
お前らはクール系女子のふいに見せる笑顔にブヒブヒ言ってりゃいいんだよクソ豚野郎どもと俺!はい!!
……もしかして、石原さとみはアスカいやなんでもないッス。
それにしても石原さとみの腹立つ感マジ最高です。


庵野さんと、そして樋口さんの、
とにかく面白いもん作ったるどー!という気合いが全編に溢れていた。
いや、まず、ええオモチャもらったどー!っていう気持ちが全編に溢れていた。
“大人が本気で遊ぶとスゴいんだぞ”(by 菅野よう子)、の最高の見本だった。

特撮や怪獣モノ苦手っていう女性も、
随所にこれでもかというくらい萌えがあるので、ぜひ見てください。
特にオッサン萌えの方は、萌え死ぬかもしれません。
陸自・空自萌えの方も、萌え死ぬかもしれません。

最後に。
今作に別名を付けるなら、『ゴジラvs.片桐はいり』だった、というのは万人がうなずくところである。
個人的に一番好きだったセリフは、
松尾スズキの「はいはい、わかってますよお」でした。





20160808 Mon
ゴジラに会えない


イオンシネマは月曜だと映画が安く観られる。
仕事を早く終わらせ『シンゴジラ』を観ようと、暑い中長距離を歩いて映画館まで行った。
窓口で券を買う段になって、財布を会社に置いてきていることに気がついた。
さすがにまた道を引き返して財布を取りに行く気にはならず、
っていうかもう映画にはどうしたって間に合わないので、
とりあえず帰ることにした。
電車代はあった。
札入れと小銭入れを分けている俺天才と思った。
昨日、小銭入れに少しお金を足した俺天才と思った。

なんか、こういう考え方で自分を落ち込ませないようにできるって、
僕もすこし大人になったな、と思った。

(※注:大人はそもそも財布を置き忘れたりしません。)






 
OFZK

山瀬まみ「ゴォ!」


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