20180529 Tue
そして報告は明日へ


今日、読書会のレポートを書くと言いましたが、
今日も今日とてツァラトゥストラさんに行き、ついマスターと話し込んでしまい、
帰りが遅くなったので、ちょっと延期します。
僕の都合でどうにでもなる世界。それがここ。
今日はマスターと話して、思いついたことをメモに残しておきます。

帰り道、電子書籍のことを考えていた。
きっと僕には想像もつかないようなやりかたで、
電子書籍はもっと便利になる日がくると思う。
(20年前には誰もYOUTUBEの存在を知らなかったように)。
そうなると書店員というのは、いったいどうなるのだろう、と。

電子書籍ってのは始めは、まず取次(本の問屋みたいなところ)と書店を飛ばして、
出版社と読者を直接結ぶようになり、
やがて出版社がなくなる、というかもっと個人単位から無数に出版元が立ち上がって、
それらが出版するさらに無数の文章たちが、
AIによって受け手にオススメされるようになって、
やがては物語の生成自体が受け手の好みによって変化していく、
ところまで行ったら楽しいなぁ、と個人的には思っている。
(金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』をご参照)

となると、書店員という職業は消えるのだろうか。どこかへ溶け込むのだろうか。
電子書籍の流通量が紙の本を超えたときに、まずひとつめの転換点があるだろう。
(僕の勝手なイメージで言ってしまうと)いまの書店員で、
電子書籍のことを分かっている人というのは少ない気がするから、
電子書籍の薦め方を知っている人たちの方が、新しい書店員になっていくんじゃなかろうか。
やがてはAmazonのオススメやNetflixのオススメ、みたいな、
人工知能によるオススメの方が精度が上がっていって、人工知能が書店員になっていくと思う。

もしも人間の書店員が、
完璧にその人の好みに合わせてくるAIに勝てるとするなら、
遅さ・つまらなさ・わからなさ・合ってなさ・めんどくささ、というネガティブさが大事になってくると思う。
シンギュラリティはそこも超えてくるのかもしれないけど。
やがて人工知能は人間より人間っぽくなるんだろうか。
僕が生きてる間にどこまで楽しいことが起こるだろう。


たぶん、なんとなく分かってくれる人はいると思うんだけど、
いまはフラットな時代なのもあって、いったん傾くと、
早さとか、上手さとか、分かりやすさ、の方へ皆が転がっていきやすい。
最近、涙や、泣ける、といった評価に前よりさらに違和感を感じていて、
涙っていうのは、色々なことから無関係に速くやってくるので、気を付けた方が良いんじゃないかと。
泣ける、の対義語が無いから、余計に危なく思うのかもしれない。
僕もよく、号泣、とかいう評価を使ってしまうんですけどね。


#BGM 「海が聞こえる サウンドトラック」
海がきこえる
tr.4 少女の想い




20180527 Sun
書店員とは、本を紹介する人のことである


1か月更新されていないとかで、広告が出てきたので、慌てて更新。
これで何度目だ……。

松阪市立図書館で開催された、ビブリオバトルに参加してきました。
発表したのは、岡啓介『バベる!自力でビルを建てる男』(筑摩書房)
バベる! (単行本)

結果は1回戦で敗退という無残なものでしたが、楽しかったです。
ただ、僕の場合は、一応書店員という職業ということもあり、
負けるとダメージも大きいですね…。

書店員の仕事で多くを占めるのは、本をうまく見せてお客様に手に取ってもらうこと、だと思うので、
なんというか、自分で面白いと思った本を、ビブリオバトルで紹介して、それが負けるとなると…。
実際の仕事でもそれが上手く出来ていないのではないかと、さすがにヘコみます。
まあ、書店の店頭では、直接お客様にガーッと話しかけることも無いですし、
自分が面白いと思った本=売りたい本、と直結するわけではないし、
もっと言えば、売ろうとする本=自分が面白いと思う本、というわけでもないので、
ビブリオバトルの結果だけで一喜一憂するものでもないんでしょうけど…。

明日5/28(月)は、津のブックカフェ・ツァラトゥストラハカク語リキさんで、
月に一度の恒例読書会(という名の、本をオススメし合う会)です。
まだ参加人数が少ないので、1人2冊くらい話せます。
僕は、『バベる!』を再挑戦するのと、もう1冊SFを持っていこうと思います。
明後日くらいには、ブログにレポートも書けるはず。お楽しみに。


#BGM Hello Nico「光塵」

台湾のバンドです。



 
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