20191022 Tue
<本の会>10月報告


お久しぶりです。
10/20(日)に本の会を開催しました。
紹介された本の記録をざっと書いておきます。

先に宣伝。
次回の本の会は、11/17(日)18:00~20:00(~延長21:00)
場所は毎度お馴染み、久居ひびうた
参加費500円と、できれば、紹介したい本をお持ちください。
見学のみでも大歓迎です。
次回でひびうたに移ってから12回目。丸1年です。
これからもお付き合い頂けますとこれ幸い。

では本題。
honnokai201910.jpg
今回も会場は久居ひびうた。私含め7名にご参加頂きました。
いつもに比べて少ない人数だったので、じっくりと話すことが出来ました。
あと、わざわざ欠席のご連絡をくださった方も何名か。
気にかけて頂いてホントにありがとうございます。


ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)累犯障害者 (新潮文庫)
宮口 幸治「ケーキの切れない非行少年」(新潮社)
山本 譲司「累犯障害者」(新潮社)

私の紹介した本です。
おそらく、2019年間で、タイトルが良かった本を挙げていけば、
かなり上位に「ケーキの~」は入ると思います。
「ケーキの~」の中でも触れられていたのが、山本譲司さんの「獄窓記」。
同著者の「累犯障害者」は初読時にものすごく衝撃を受けた1冊。
もっとも印象的だった部分を音読させてもらったのですが、
思わず声が震えてしまいました。
日の当たらない場所が、すこしでも暖かくなれば。


宇宙の大地図帳
「宇宙の大地図帳」(宝島社)

宇宙はどうやって始まったのか。
ビッグバンは本当は無かったのではないか。
果たして宇宙人はいるのか。
そんな、誰しもがふと考えたことがある、
わくわくするような話で盛り上がりました。
考え始めると眠れなくなる、アレですね。


過剰な人ドストエフスキーの創作の問題: 付:「より大胆に可能性を利用せよ」 (平凡社ライブラリー)ドストエフスキイの遺産 (ロシア作家案内シリーズ)ドストエフスキー 父殺しの文学 (上) (NHKブックス)
齋藤孝「過剰な人」(新潮社)
M・バフチン「ドストエフスキーの創作の問題」(平凡社)
S・フーデリ「ドストエフスキイの遺産」(群像社)
亀山 郁夫「ドストエフスキー 父殺しの文学」(NHK出版)
などなど

ほかにもドストエフスキー関連の本をたくさんご紹介頂きました。
紹介者さん曰く、ドストエフスキーの人生はその小説より波乱だった、と。
決して無から有を作ったわけではなく、経験から創造をしていったのだと。
そして、ドストエフスキーが描こうとした“神”とは、という話まで。


人を動かす 文庫版道は開ける 文庫版となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福21世紀の資本
D・カーネギー「人を動かす」(創元社)
D・カーネギー「道は開ける」(創元社)
T・スタンリー、W・ダンコ「となりの億万長者」(早川書房)
Y・ハラリ「サピエンス全史」(河出書房新社)
T・ピケティ「21世紀の資本」(みすず書房)

「21世紀の資本」を読み切ったという方に初めてお会いしました(笑)。
E=mc2よりも、r > gの式の方が有名になったことが一瞬ありましたよね……。
あと、カーネギーはさすが真っ当なことを言うなあ、と、皆でうんうんと頷くばかり。
紹介者さんのまとめかたが上手で、本をどうやって読んでるかなど、
個人的に質問させて頂きました。


石たちの声がきこえるこのよで いちばん はやいのは (かがくのとも絵本)
M・ルアーズ、N・アリー・バドル「石たちの声がきこえる」(新日本出版社)
R・フローマン「このよでいちばんはやいのは」(福音館書店)

絵本2冊。
「石たちの」は、シリアの作家さんが、石を組み合わせて描いた作品。
いま、クルド人の地域がまた大変なことになっていて、
個人的にトルコやシリアについて勉強しているところだったので、
とても良いタイミングでご紹介して頂きました。
「このよで~」は、こどもの本屋・メルヘンハウスの2代目が、
イベントで紹介されていたという本。
普段ふと思うことが、最後に上手く描かれていて、
改めて自分にとって大事な物を認識した次第。


美丘 (角川文庫)
石田衣良「美丘」(角川書店)

昔読まれた小説を引いて、自由と幸福、というお話でした。
よく考えたら、今回紹介されたなかで、小説はこの1冊だけ。
石田衣良は学生のころにたくさん読んだのですが、
IWGPシリーズはもちろん、「波の上の魔術師」とか「娼年」とか、大好きだったなぁ……。


珈琲いかがでしょう 新装版(上) (マッグガーデンコミックス EDENシリーズ)日本のレトロびん 明治初期から平成までのレアコレクション
コナリミサト「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデン)
「日本のレトロびん」(グラフィック社)

解散間際、滑り込みでご紹介いただけました。
コナリミサトさんは今話題の「凪のお暇」の作者さん。
「凪~」が人気だったため、旧作が復刊に。電子でも無く、紙!
マンガの人気はすごいですねー。
ビンは、なんとなく集めてしまうから、とのこと。
それ、めっちゃ分かります。


今回紹介頂いた本の多くは、<想像力>というテーマでくくれるのではないかと、個人的には思いました。
もし自分が書店でフェア作るなら、たとえば中国SF、
ケン・リュウとか、『三体』とか、付け加えたくなるラインナップでしたね。

余談ですが、今回は主催のくせに遅刻をかましてしまいまして、
色々とご迷惑をおかけしてすみませんでした…。
繰り返しになりますが、次回本の会は、11/17(日)18:00~です。
これに懲りずよろしくお願いします。
楽しく平和にやりましょう。



BGM
大橋好規「borderless」 2008年
borderless
もはや、大橋トリオ、と言ったほうがしっくりくる気がしますが、
大橋さんのインスト曲集です。BGMに迷ったとき、とりあえずかけときゃ間違いない1枚。



 
OFZK

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