20130502 Thu
『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』


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もう5月になってたという衝撃の事実。領収書に日付入れてて気付いた。
「4月から頑張る」とか言ってたけど、何もせぬまま終わってしまいましたよ。
1月は行き、2月は逃げ、3月は去って、4月は死んだ。
さらに今日は一日ダラダラしてしまい、このままじゃいかんと。
あなたが無駄にした1日は、昨日死んだ誰かが生きたかった1日であるという名言に対し、
これは俺の時間なので分け与えることなんて出来ないんですよ、
ダラダラしようが俺の勝手でしょうが、とか韻を踏んで言い訳をしている場合ではないだろうと。
ちょっと遅いけど5月の目標を考えようかしら、なんて殊勝なことを考える。


さて、ドキュメンタリー映画を観る会(会員俺1人)です。

『アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影』
http://antoncorbijn-movie.jp/
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直前に観た『ハーブ&ドロシー』で予告編が流れてて、
なぜ俺がこれからこの映画を観に行こうとしているのを知っている?
さては貴様……、クレヤボヤンスの使い手かっ!!
とか思いましたが、これを自意識過剰と言います。もしくは中二病。
写真美術館でこの予告編が流れるのは当然ですわな。

渋谷イメージフォーラム
客席は15人ほど。下手最後列で観てたんですが、
僕の目の前のお姉さんが完全に寝落ちしてました。
首が左側に90度、椅子から完全にはみ出てて、
終わったあと大丈夫かなと余計な心配をしたり。
さらに余談ですが、イメージフォーラムとユーロスペースを勘違いしてしまい、
いつも逆方向に歩いてしまって着いてから気付きます。どうにかしたい。

ロックミュージシャンを中心に、
絶大な支持を誇る写真家、アントン・コービン。
彼自身と周囲の人々を、足掛け4年に渡って撮影した作品。

アントン・コービンがどれくらい凄いかってピンとこないと思うんですが、
劇中のセリフを引っ張りますと、
「今からここに、メタリカとルー・リードが来るんだよ」
って、おいスゲェな、っていう人です。
photo_blackim_u2.jpg
彼の写真の中で、おそらく最も有名なのは、
U2関連の写真でしょう。画像は『ヨシュアツリー』のジャケット。
改めて見ると、ボノ若い。
ボノが、アントンの写真を的確に評して、
「写真を見て、その中に写っている自分になりたいと思った」
と言っています。

映画は、カメラが回っている中で転がる言葉を拾っていく感じで進んでいきます。
散文的、とでも申しましょうか。浅くパッパッと進んでいく感じです。
出てくるアーティストを知らないと、つまらないと感じてしまう人もいるかも。
当然、写真やアントン本人に興味がないと、
私の前のお姉さんのように寝落ちしてしまうのも、まあしょうがないかと。
キャプテンビーフハートの写真が出てきて喜べるような人は観てて楽しい映画。

アントンの自宅で、ソファに寝っ転がりながらアントンが吐くセリフは、
4年間の撮影での信頼が生み出したと言える、なかなかに心情的な内容。
「幸せになるのは落ち着かないんだ。
 不幸でいることによって、動いていられる」
というのは、まさに一匹狼な彼の行動原理だと思いました。
最後のほうでアントンがこれからの活動について語るのですが、
最先端に立っている人は、かつてからの継続の延長としての現状があり、
そして未来があるのだと、思わせるようなセリフでした。
とにかく一途に写真写真写真で、ワーカホリックな印象を受けました。

アントンや家族が使ってるのがおそらくオランダ語で、
舞台がインドや韓国ならまだしも、
写ってるのはイギリスなのに字幕と単語の対応が全く分からないという、
ちょっとしたアハ体験も味わえます。
っていうか、イギリス、フォトジェニックな場所が多すぎるぞ。

劇中で、メタリカのボーカル、ジェイムズ・ヘットフィールドが、
すげぇ良いことを言っていたんですが、
詳細を忘れてしまったので、誰か教えてください。ごめんよジェイムズ。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴きください。

Nirvana - Heart Shaped Box

このMV、アントンの撮影作品です。
DVDのDIRECTORS LABELシリーズにもアントンのがあるんですね。
全然気付いてませんでした……。



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