20130520 Mon
『えん。~Live document of clammbon~』


DVD用に作られた映像ですが、劇場で上映されたことですし、
ドキュメンタリー映画として扱わせて頂きます、ってことで、

ドキュメンタリー映画を観る会(会員俺1人)。
19本目。

『えん。~Live document of clammbon~』
http://columbia.jp/clammbon/
1011033_01.jpg

シネマート新宿
1週間限定のレイトショー最終日。
客席は4割くらいの埋まりぐあい。
前にBOØWYの映画を観たのと同じ、シネマートの広い方のシアターでした。


2012年、よみうりランドで行なわれたクラムボン2DAYSライブ。
それに至るまでの合宿・リハーサルの映像と本番での演奏が代わる代わる流れます。

ぶっちゃけ僕はあまりクラムボンを知らないんですが、
そんな人間がこの映画を観るとどうなるか。

完全にドラムス・伊藤大助氏に惚れる映画となっております。

まずは映画開始直後、
ステージに登場し、ソロでシャッフルの8ビートを叩きはじめる伊藤氏。
しばらく叩いたあと、おもむろにマイクを近づけ、
「スポットライトが当たることなんて今まで無かったので、緊張してます」
胸がキュンとなりましたよね。久々に初恋の味を思い出しましたよね。
1惚れ。

合宿中、ボーカルの原田郁子さんとベースのミトさんが、結構明るく喋ったりしてる中、
黙々とドラムやパーカッションを叩き、一人で外に出てはタバコを吸い、
ミトさんたちのアイデアでピアノを弾くことになったときも、
スッと、素直に弾きはじめる伊藤氏。
2惚れ。

ライブ直前のリハーサル中、
過去になかったほどのテンポの速い新曲を思うように叩けないのと、
リーダーであるミトさんの要求に応えられないもどかしさで、
レコーディング中に、スティックを叩きつけてしまう伊藤氏。
予告編の1:35あたりからを参照)
3惚れ。

(ちなみにこの曲のイントロ部分だと思われます。
ベースもドラムも鬼のような難度なんですが……。
それで居てポップ感も損なってないってのが、凄い。
っていうか、原田郁子の声が凄いのか?)

ドラムを叩くときにハイハットの上らへんの空間に、
まるでビートが浮かんでいるかのように、たまにジッと見ているのがカッコ良い。
4惚れ。

手癖なのか、スティックをクルッって回すのがカッコ良い。
5惚れ。

叩きながら時に見せる笑顔。カッコ良い。
6惚れ。

ってか、カッコイイ。
完惚れ。

はい、もう虜です。恋の奴隷です。
『バイタルサイン』のプロモだけを見て、頭のオカシイ人だと思ってましたけど、
っていうか、中村達也みたいな人なんだと思ってましたけど、
あれは演出だったということが分かって一安心です。


『シカゴ』をはじめて聴いたときから、ミトさんのベースラインは本当に凄いなぁと思ってたんですが、
この映画で改めて『バイタルサイン』を聴きまして、イントロで、超エグイことをやってるのに気付きました。
何、あのハーモニクス。歪んだ音色もエグイし。
曲によってはベース弾きながら足踏みシンセ使ってるし、普通にキーボードも弾くし、
ウッドベースも弾けるし、弾きながらグロッケンも叩いちゃうし、
器用すぎるだろ、あんた! 怖いわ! っていう。

髪をバッサリ切ってから、すごく爽やかになったなぁと思ってましたが、
合宿中に良いアレンジを思いついて、ProToolsを触りながら、
ウフフフフ ウフフフフ 俺って! やっぱ! て(んさい)……」
と悪役の宇宙人が発するような一定の音程による笑い方をしてるのを聞いて、
あ、この人やっぱ危ない人だ、と安心しました。
ミトさんはそれで居てくれ。

あと、途中でストリングスでサポートしてる徳澤青弦さんも合宿所に来るんですが、
この人もこの人で完全に危ない見た目(まず前髪で目が見えない)で、安心しました。
そうだよな。徳澤さんはそうでなくっちゃな。
ライブのときは流石に小奇麗な格好をしておられたけれど。


バンド3人のバランスが凄く良いなぁと思いました。
だからこそ長年第一線で活動していられるんでしょうけど、
ミトさんが無尽蔵のアイデアを出し続けて、
原田さんがそれをすごく上手く広げて、
伊藤さんが冷静に確実にそれを実現させる、というようなイメージ。
3人が3人とも凄いテクニックを持ってるんですが、
関係性も含めて、非常に上手いバランスを保っているように見えました。

今までCDでしか聴いたことなくて、
けっこう音響的な実験をするレコーディングバンドだと思ってたんですが、
この映画を観て、完全にライブバンドだと、認識が変わりました。
絶対に良いライブをするバンドでしょう。


まとめとして言うと、
ベースを弾く原田さんは、可愛すぎです。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴きください。

クラムボン バイタルサイン


この曲、ほんとに大好きです。
出だしの歌詞から大好きです。
エアリーなボーカル&キーボード、
パフォーマンスも含めクソエグいベース(6弦って!)、
職人技すぎるドラム。
やっぱ、トリオバンド良いわー。



コメント

by クララ (URL)
やっぱり観ればよかった!

一度だけ国技館でライブ観たんですが、超激しかったです。ミトさんが本気でベース壊そうとしていて(笑)
3人すごく仲良さそうですよね。
DVD観ねば!
2013.05.21 03:13 (編集)

by えこたん (URL)
私の小さな自慢は郁子ちゃんと誕生日が一緒なこと!どや(笑)

以前、友達に「行くならレポ書いて~」と言われて、わりと真面目に書いたやつが残ってたのでブログに貼っておきます。
でも読み返したら大ちゃん記述がほぼないっていう・・(笑)

http://d.hatena.ne.jp/bambi_eco1020/20130521




2013.05.21 10:56 (編集)

by ソントン (URL)
>クララ
これは、観に行って損じゃなかった。
ライブ行ったんやねー。なぜにミトさんはベースをブッ壊そうとするのか(笑)。
映画の中では、ベースでアンプをド突いてたよ。
DVD、是非。


>えこさん
ライブレポ、読みましたよー!
数多のアーティストがツアーで三重をとばしていくのに、
ちゃんと寄ってくれるクラムボンに感動しました。
僕も今までずっとミトミト言ってきたんで、全然人のこと言えないですが、
大ちゃんのことも見てやって下さい……(笑)。
2013.05.22 00:09 (編集)


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