20130529 Wed
『私が靴を愛するワケ』


こっそり更新して日付を埋める作戦。
ドキュメンタリー映画を観る会(会員俺1人)。略して、ド1人。
23本目。

『私が靴を愛するワケ』
http://www.alcine-terran.com/shoes/
200_20130530225107.jpg

新宿武蔵野館
公開直後ということもあり、ほぼ満席。
この劇場はいつも結構入っている印象です。

ハイヒールを愛してやまない女性・デザイナーたちへのインタビューをまとめたものです。

インタビューの人選がやけに豪華。セレブリティが続々と登場。
なかでも個人的にはですね、
バーレスクダンサーのディタ・フォン・ティースさんの、
艶っぽさにやられっぱなしでしたよ。
なにあのムンムンしてる感じ。他のキャストさんが霞みます。
他の出演者で覚えてるの、『PLAYBOY』の編集長が変態っぽいなーってのぐらいですから。
まぁ完全に僕の好みですけど。

そういえば、以前舞台で役者やってたときにハイヒールで背中をグイグイ踏まれる場面があって、
ちょいオイタが過ぎて背中に傷がついてしまい、ただただ痛いだけで、
人生27年目にして「あ、俺、Mじゃないんだ」って実感した瞬間がありました。

閑話休題。
そんな感じで、僕はぶっちゃけハイヒール見ても何とも思わないんです。
っていうか、女の子はアクティブな格好(スニーカーとか)の方が好きです。

逆に、この劇中に登場する女性は、本当にハイヒールにとにかくご執心で。
あんたら、それ、絶対履かねえだろ、っていう量を持っているんですね。
僕は全くアパレル関係に興味がないので、申し訳ないことに共感できなかったですが。

あと、街頭インタビューを除いて、登場するのがほぼセレブっていうのが悪いやね。
めっちゃノリノリでウォーキング見せてくれたりする黒人セレブ女性がいるんですけど、
職業:慈善事業って書いてあって、ちょい待ち、と。
いや、慈善事業ってのが、具体的に何をどうして儲けている団体なのか知りませんけど、
“慈善”って付くくらいだからさぁ、何となく質素な感じを想像するじゃないですか。
めっちゃケバイっすからね、その人。
次から次にクローゼットからハイヒールを取り出して、しまいには
「この靴はね、娼婦の気分の靴なのよ」
とか言っちゃってますからね。なんやねん。慈善の意味を問いただしたい。
翻訳が悪いのかなぁ? とは思ったりもしましたけど。

あと、映画の全体的なノリ、特に前半が、
完全にディスカバリーチャンネルのノリなんです。
(※:アメリカのドキュメンタリー番組)
数字が出てくるとすぐに妙なアニメーションが始まったりとか。
じゃあ、テレビで良くね? とは思ってしまいました。

少し前に観た『ビル・カニンガム&ニューヨーク』は似たような作りなんですけど、
すごく良い“映画”だったんですよ。
でも、今回の映画や『二郎は鮨の夢を見る』は正直、
テレビでやってくれよ、と思ったんですね。
この線引きの定義はまだ上手く説明できないんですけど、きっと何かあるんでしょう。
100本観る間にその定義も探っていきたいと思います。

あ、ディスカバリーチャンネルっぽいだけあって、
靴博物館学芸員さんの解説はとても興味深かったです。
中世ではドレスの下に超厚底のハイヒールの原型のような物を履いていたことや、
娼婦用のハイヒールが存在していたことなど。
纏足への言及もあったし。あのパートはもっと見たかった。
纏足が言及されたので、花魁の三枚歯下駄も来るか!? と思ったんですが、
そこまで期待するのは酷というやつです。
心理学者が、やたら靴をエロい存在として扱うのは、共感しかねる部分あり。
たとえば、
「ハイヒールは明らかに女性器のシンボルです。そこへ足を挿入することを考えると、ね?」
……そうかぁ? 

他に良かった出演者は、ドラァグクイーン。分かりやすくて良かったッス。
なるほど、男性が女性になりきるためには確かにハイヒールが必要かもしれん、と思いましたもん。
もっと他のドラァグクイーンも出して欲しかったくらい。
タイツを履いたケツをこっちに向けて、
クローゼットからハイヒールをボンボン投げまくる姿、素敵でした。

やっぱりセレブだけじゃなくて、もっと一般人のインタビューが聞きたかったなぁ、と。
だって、セレブに「ハイヒール大好き」なんて言われても、
はいはい、どうせ他にも良いもん持ってんでしょ、って思っちゃいますが、
一般人が「ハイヒール大好き」って言うと、鬼気迫るものがありますもん。
「他の全部切り詰めてハイヒール買いまくってます。それが原因で夫とは別れました」
とか、そういうのが観たかったです。「カード破産」とか聞きたかったんです、僕は。


散々言いましたけど、例えば、アメリカのドラマ
『セックスアンドザシティ』が好きな人は観て楽しめるようです。
劇中でそう言ってましたよ。

その点でも僕は残念ながら、完全に対象外の映画でございました。
僕の前に座ってたカップルが途中で飽きてイチャイチャしはじめたから怒ってるとか、
そういうのでは無いんですよ。天地神明に賭けて。

映画観た後もなお俺は、
ハイヒールの特に無駄にカカトが高いのっていらないと思ってるんです。
その意識を変えさせてくれるくらいの映画が観たかったなぁ、っていうこと。



コメント

by えこたん (URL)
え?Mじゃないの??(笑)

個人的にハイヒールを履きたい時は
背筋を伸ばしてシャン!としたい時ですね。
あれ、けっこう姿勢良く歩かないとおかしいですから。
なので、エロい感は全くないですっ(笑)

服とトータルで考えた時にヒールが合うと思ったらヒール。
ライブはスニーカー。
寒くなったらブーツ。
畑に入る時は長靴が基本です!
2013.05.31 13:11 (編集)

by ソントン (URL)
そうなんです。
僕も自分ことを生粋のMだと信じ込んでいたんですが、
どうもそうではないらしいのです。
っていうか、Mってのが“痛いのが好き”ってだけの意味ではないとするなら、
まだMな気がして……、という妙なアイデンティティスパイラルに迷い込んでおります。

たしかに、ハイヒールで猫背は似合わない(笑)。
靴はきっと服の一部だと思うんですが、
一時期ブーツをはいてたときに、余りにも歩きにくかったので、
もうそれ以来ずっとスニーカーです。
けど、畑に入るときは長靴です!
2013.06.02 21:53 (編集)


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