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20130829Thu
 >死屍累々

諸事情によりインターネットが出来なくなったので、
これからしばらくはスマホからブログを更新します。
メンドクサイネ!

いきなりですが、上京した人が一番驚くのは、「東京は怖い街だ」とは聞いていたものの、
予想を遥かに超えて死体が転がっている、ということだと思う。
そりゃ世界の戦場に比べると少ないかもしれないけれども、これが先進国の首都の姿なのか?と戸惑ってしまう程度には多い。
転がっている死体の殆どは、既に死斑が広がっている。
様子がよく見える顔は、ドス黒いほどの赤か、逆に血の気が完全に引いた白か、どちらかが多い。

死体の多い時期と言えば、4月から5月にかけてだろう。新宿を頂点とする繁華街には通年、死体の転がる風景が見られるが、春は高田馬場こそ凄惨な現場となる。まるでアウシュビッツとしか言えないほど、10代後半から20歳くらいの若者たちの死骸がバタバタと転がる。
特徴的なのは、死体のほとんどが男性であるという点だ。
瀕死の女性を見かけることもあるのだが、大体はまだ体力の残っている同性か、やたら下品な笑いを浮かべた男性によって、彼女たちは死から救われる。
男性はキャラバンの最終点呼が適当なものとなったため、メンバーが足りてないことに気付かれず、そのまま放棄というパターンが多い。

春先の高田馬場から、たとえば新宿歌舞伎町の職安通りに目を移してみよう。
そこは一年中死体の出ない日はない、世界でも類をみないほどの激戦区である。ここの死体は20代半ばから、時には壮年といってもいいような、ほとんどがスーツ姿の男性である。
高田馬場とは違い、この戦場のキャラバンは編成が小さく、時には2~3人という人数で動いている。単独で動く剛の者も居るが、彼らはプロの傭兵であるためほとんど死ぬことはない。

歌舞伎町の死体は、聖女たちが供養してくれる。彼女たちは独特な風貌である。パーマのかかった、茶髪のロングヘア。ちなみに聖女としての序列が上がるとともに髪の量も盛られていく。
衣装はほとんどの場合1枚のカラフルな薄い布である場合が多い。それにサラサラとした肩掛けが足される。死者への弔いの意を込め、真っ白に近い化粧を施す。

彼女たちは大体3人くらいでチームを成す。
まず左手に聖水“ウコンの力”を持ち、己の身を清める。
次に右手に持った通信機器で持って、LINEという言語を使い、所属する団体に「処置に時間がかかるので、ついでに休憩をください」という旨の報告をする。
そしてその通信機器に向かって、死者への弔いの言葉を唱えるのだ。曰く、

「すみません、タクシー1台回してください」



  

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ソントン という人間が書いています
だいたい本を読んでいます





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