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20131026Sat
 >静かに消えていく、ということ

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経験4.携帯を家に置いていく

寝坊したりで慌てて、何回か忘れていったことはあった携帯。
今日はわざと置いて、家を出てみた。本を沢山読めた気がする。
あと、他の人が、どれだけ多く携帯を触っているかがよく見える。

今朝は寝坊とは別で、綾波が早速脱走してて、すげぇ慌てましたけどね。



仕事中に(あ、僕は本屋で働いてますよ)2回ほど、
「もう本屋はダメだなぁ」ということを言われた。
とくに僕や僕の働く本屋に対する嫌味というわけではなく、溜息のように。

有名ニュースサイト「痛いニュース」では、
海文堂閉店時の店長の挨拶が2chでさんざ叩かれてるのが掲載され
雑誌『本の雑誌』来月号の特集は「町の本屋が消えていく!」と予告されている。

最近読んだ、書店が題材となった小説、山田ナオコーラ『昼田とハッコウ』でも、
(おそらくこれは山田さん自身の考えだと思うのだけれど)作中で何度か、
“書店はいつか消える。それをいかにゆるやかにするか”
というようなことが書かれてる。

「もう本屋はダメだなぁ」と言われて、
口には出さなかったけど僕も、「ですよねぇ」と。
本屋はこれからもっともっと消えていくのではないかなぁと、思ってます。
出版業界全体が、縮小されていくでしょう。

それでも、僕はいつか自分で本屋をやりたいと思ってます。
別にこの状況から逆転を図ろうとか、少しでも良くしようとか、
そんなこと全然思ってません。

じゃあなんでやるかっていうと、そりゃもう、本が好きで、
多分、本が好きだという人と話すのも好きだからでしょうね。
ハナから儲けようなんて考えてませんので、
なんとか、細々とやっていくために、今から色々と考えていこうと思います。

ちなみに、少し前にこんな記事もありましたね↓
電子書籍の脅威から本屋を救うための10のアイディア

物量だと、リアル書店ではジュンク堂くらいしか、
もはやAmazonに太刀打ちできないのできないのではないでしょうか。
ここで面白いのは、Amazonの真逆を行くというコンセプトで
nomazon」というネット上の仮想書店があります。
その名のとおり、Amazonに無いものだけが、置いてある書店です。
書籍ではないものも紹介されているので、
リアル書店で再現するにはなかなか難しいコンセプトですが、面白いですよね。

現状、基本的にバーコードが付いてる書籍は全国流通となってるので、
逆に、同人誌的なものをそのお店だけで専売するという方法もあると思います。
そういう方法をやっているお店で僕の好きな書店といえば、
・新宿 模索舎
・中野 タコシェ
・秋葉原 COMIC ZIN
などがあります。
そのお店でしか買えないっていうのは、当然ながら魅力。

これに近いですが、専門化という手もあります。
神保町の古本屋さんにはよくありますが、何々だったらあの店、というような本屋さんです。
農業書だったら農文協の農業書センターだし、
ちょい昔の風俗本だったらキントト文庫だし。
神保町でエロっていうと、荒魂か東西堂書店となるし。

観光地・ブランド化されれば安心でしょうか?
京都の恵文社一乗寺店とガケ文庫は、オシャレスポットとして名が知られています。
他にも、和歌山のイハラ・ハートショップ、鳥取の定有堂など、
各地に有名な(書店巡りという観光地といっても良い)書店はあります。

本屋に、何かを加える、というのも一手ですね。
東京、区内では特に、ブックカフェは馴染みのものになりつつあります。
ビールとほぼ毎晩のトークイベントで名を馳せる、下北沢B&B
文房具や標本が沢山おいてあってコーヒーまで飲める、下北沢ダーウィンルーム
ブックディレクターの幅允孝さんが作る本棚はこの区分けに入ると思います。
病院×本棚、空港×本棚、大学×本棚、スポーツショプ×本棚……。


あとはね、団塊世代以上の男性だけをターゲットに絞った書店、
というのも考えたんですが、これは磐石ですが、あまり個人的にはやりたくないので、
パスとさせて頂きます。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

Avishai Cohen - The ever evolving etude






  

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ソントン という人間が書いています
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