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20131221Sat
 >神保町で

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最近、立て続けに、仕事場で友人知人に会う。
働いてるところまで来てもらうのはとても嬉しい。
今は楽しく働いてるのでなおさら。
なんというか、知ってる人と会うと気合が入るよね。
今日も友達が会いに来てくれて、短いながらもバカ話でキャッキャ。
クリスマス前で忙しい日だったんだけど、おかげで頑張れた。

っていうか、僕が捕まえにくいから、皆わざわざ来てくれてるんじゃないか、
という真実が頭を出しかけたけど、ねじ伏せた。
まぁ、電話、メール、DM、コメント、などなど、
スムーズに返信したことがほぼ皆無なので、
ご用の方は、どうぞ神保町までお越しください。
苦情お断り、お世辞歓迎。

なんだかんだ、好きッス、本屋。
いつか本屋はなくなるだろうと思うけど、
それでも僕は、本屋やってると思います。
色々矛盾してるけど、ボロは着てても心は本屋、ってこと。



さて少し前に神保町で、敬愛している小道具のお兄さん、辻本奈冲氏(from Nichecraft)にもお会いした。

今夜もここで突然の宣伝
辻本さんが美術(←注目)を担当される舞台のために、
 ・黒色で長めのコード類
を探しておられるので、そんな感じのジャンク系物品をお持ちの方はご一報くだせえ。
僕はベースのシールド(10m)を喜捨。キシャー。

back from 宣伝。
僕の右腕に象の頭を移植したあたりで、この人の仕事は小道具を超越している、と思っていたのですが、
先ごろ、“小道具”ではなくついに“空間”の担当となり、
設営タイムテーブルに<空間搬入>と記させるという偉業を成し遂げられた。錬金術か。
その本番は僕も拝見したのだけど、空間のそこかしこが辻本さんによって搬入されたものなのだ、
と思うと感慨深かったのを覚えている。
(搬入の打ち合わせで、「“空間”は、車、出しますか?」と聞かれた、という話が面白すぎた)

空間搬入と聞いて、僕が思い出したのは「象を冷蔵庫に入れる方法」というジョークだった。
 1.冷蔵庫のドアを開ける
 2.象を冷蔵庫に入れる
 3.ドアを閉める
というやつ。

つまり、最寄りの各駅から等間隔に離れた実に行きづらい場所に建つ一棟のビルは元々巨大なカラオケ屋が入っていた建物で、
今は寝癖の友人が棲みつき、各部屋を改造してそれはそれはたくさんの動物を飼育している。
コーヒー好きの寝癖がそのビルに通うのは、飼育されているジャコウネコの協力の元、
小遣い稼ぎに友人が作り始めたコーヒーのためだ。
ジャコウネコ、コーヒー、つまり、“コピ・ルアク”。
映画『かもめ食堂』にてコーヒーを美味しくするおまじないとして唱えられる“コピ・ルアク”は、
元々、インドネシアで生産されている<世界で最も高価なコーヒー豆>の名前だ。
高価なのには理由がある。コーヒーの実を食べたジャコウネコが排泄する糞から未消化で残った種を集める、
という実に独特な生産方法のため少量しか採集できないからである。
ブランド物を好きな日本人やアメリカ人が好んで消費しているその豆は、
言ってしまえばウンココーヒーなのだけれど。

寝癖の友人が文字通り、一から作ったコピルアックを飲む。
本国で生産されている豆は無茶苦茶な値段が付いているが、
ここでは夏休みに遊びに行ったおばあちゃん家の麦茶並みにポンポン出てくるから嬉しい。
元々、豆自体にかなり特徴的な香りが漂っている上、
さらに友人の自作器具によるこだわりの奇妙な淹れ方により、
世界に一つだけのコーヒー、という仕上がりになっている。

カラオケボックスの壁をぶち抜いて2部屋をつなげた友人の“実験室”で
ソファに座ってゆったりとコピ・ルアクを飲んでいると、
「新しい子が入ったんだけど、見てく?」と声をかけられた。
これだけの種類の動物を飼っていて今度は何が増えたのかと、案内されるまま後をついていく。
暖色の裸電球が列と吊るされたコンクリートの廊下は、何度通っても、外観より長い……気がする。
その上、来るたびにこのビルは長く広く大きくなってい……や、気のせいだろう。
空間自体を搬入でもしない限りそんなことは出来ないはずだ。無理無理。
廊下の突き当たり、どこのカラオケの個室にもついているような平凡なドアがあった。

友人に促され、寝癖がドアを開けると、
体育館くらいの大きさ、ぶち抜き吹き抜けの、コンクリート部屋が広がっていた。

部屋の真ん中、象、が居た。

ゆっくりとドアを閉めた。

「なんだあれは!!」
「象だよ」
「見りゃ分かるわ!」
「アジアゾウだけど」
「種類を聞いてるんじゃねえよ、どうやって入れたんだ」
「今みたいにすればいい。ドアを開ける、象を入れる、そして閉める」
「さも簡単そうに言うな!」
「簡単だよ、小三女子でも出来る」
「その具体的な年齢設定はどこから出てきた」
「文部科学省調べ」
「国!?」



というやつ。
現在、この、寝癖の友人、の名前を分かろうとしているところです。
名前は結構大事やと思う。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴きください。

Perfume - Love The World



  

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このブログのタイトルは OFZK です
ソントン という人間が書いています
だいたい本を読んでいます





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