20140315 Sat
闘争的逃走論


部屋の更新のお知らせが来やがりました。
11万円払えとのこと。もちろん家賃も払わなければならない。
払えるわけないじゃん。ぶっちゃけ今月の給料は12万円を切っている。
そこのけそこのけワーキングプアが通る。

ついに、はじめてのアコムをするときが来たようだ。
しかし、『闇金ウシジマくん』を読んでいるせいで、金融機関に対してはネガティブイメージしかない。
出来れば回避したい選択肢。よって他の方法を考えてみる。


1.婿に入る

こいつとうとう頭が狂ったか。と思われるかもしれないが、無い話でもない。
というか、「“俺が”嫁を貰う」という選択肢よりは、よっぽど信憑性がある。
俺はいまだに、小川弥生『きみはペット』アコガレを持っている。
30代キャリアウーマンの主人公の部屋に、突然、
自活能力皆無であるイケメン男子が転がり込んでくる、というラブコメだ。
男の子にいちいち癒されまくりのワーカホリックガール。
ラブコメなのでもちろんすったもんだがあり、ハッピーエンドになるのだけれど、
男の子は実は、ワールドクラスの力を持つダンサーなのである。
俺がこのマンガを読んだのはちょうど20歳。
まだまだ自分のなかに見つかっていない才能なんかがあるんじゃないか、
と、自分に対して期待を持っている時期である。
もしも30歳になった今の俺がこのマンガを初めて読んだとしたら、こう思うに違いない。
「なんだよそのチート」
30歳フリーター、長男、実力・将来性ともになし。
こんな俺が果たして婿にいけるのだろうか。
そしてそもそも、婿に行ったところで、目前の更新料は回避できるのか。
疑問ではあるが、婿にもらってもらえるならば、どこへだって行こうではないか。
地球の反対側くらいまでなら行く。



2.何人かから借金する

妥当な案だと思う。
当然、人数は多ければ多いほどいい。
1人から10万は無理だろうけど、100人から1000円なら行ける気がする。
小学生の頃、もしも100万人から1円ずつ貰ったら100万円になるんだなあうひひ、
という妄想をよくしていたが、その頃から自分のオツムが成長してないと実感して真の恐怖を感じた。
それでも懲りずに、普段からもっと友達を作っておけばよかった、なんて思うが、
こういうことを思いつく奴に友達なんて出来っこない。
さて、この案を実行するにあたって、俺に保障も担保も何もないというのが問題である。
最近流行のクラウドファンディングは、資金繰りが達成したあと、
投資した人にバックがある。至極当然だ。
今回の更新料クラウドファンディングが成功した際、何が起こるかというと、
俺の東京滞在が延びるだけ、である。
俺が東京に居ることで得をする人がいるだろうか、いや居ない。
自明の理につき自分で即答してしまったではないか。
さっさと帰れ、と言われても仕方がないような人間だ。
あと俺は、借りたものを返さない人間である、という自覚が下手にあるだけに、
その己の認識をどこまで押さえ込んで嘘を突き通せるかが腕の見せ所となるだろう。
で、そんな腕だけは結構凄い、というのがまた問題なのである。


3.実家に帰る

まぁ、これだろうなぁ、とは思う。
友達の縁は簡単に切れますが、親子の縁はなかなか切れないものなのだ。
実質的勘当状態にある者が言えることではありませんが。
この10年実家は、問題児の俺が居ないということで安寧状態を保っているのだけれど、
そろそろ一波乱起こしに行っても良いのではないだろうか。
実家の何が良いって、お風呂、これに尽きる。
問題は、果たしてあの田舎に、
30歳までフリーターしかしてこなかった俺に出来る仕事があるだろうか、という点である。
さすがに今さらニートやろうとは思わないし、
「あら、ナカイデさんとこのご長男、
 都落ちしてきたと思ったら、またフリーターなんてやってるらしいわよ」
と後ろ指さされても別に構わないので、最低限家賃以外は自分で稼ぎたい。
東京から三重の働き口を募集。何にも出来ませんが、何でもやります。
あと、いよいよ数年後に迫ってきた東京オリンピックまでには、
東京を出たい、とは薄々考えていたことである。良いキッカケかもしれない。
舞台とバンドをやめたときに
「じゃあソントン、東京に居る意味もう無いじゃん」
とは何人もの人に言われた言葉である。
はっきり言ってやろうか。東京は本屋が多いんだよ。
それだけで10年も居ちゃいました。



逃げた、とか言われるのが嫌なのではない。というか何度も逃げたこの身である。
僕はこの10年間、結局東京で何をしたのだろう、という思いだけが、
僕が東京を離れられない理由なのである。
なんだ気付いてみれば、自縄自縛。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

ばらの花 矢野顕子

「最終バス乗り過ごして~」、原曲で岸田さんは思い出の中の温かな諦念として歌っていますが、
対して矢野さんは己の中だけに渦巻いた一瞬の激情として歌っていて面白い。
あ、いや、俺がそう思うだけです。
あと、ピアノソロバックのアンソニーが凄すぎます。
4分音符の頭を1ノートで弾くだけで、なにこのグルーブ。


(以下、蛇足)


79歳のおばあちゃんDJ、渋谷で回す
「年齢とはただの背番号でしかない」と言ったのはヘミングウェイだったか

オタクのための風俗ガイド 「“女性は紙とJPEGで十分”というあなたに贈るイメクラ入門」
ガタッ

インスタグラムで1日100万円稼いだ、NYの写真家が話題 秘めた収益力に注目集まる
夢のような話だ

sens et sens (サンス・エ・サンス) @つくし野
>「孤高のパン職人」と呼ばれた男性がとつぜん千葉にあったお店を閉めて、
>半年後につくし野に開いたのは、パンとコーヒーを楽しむためのカフェ


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