20140407Mon
好青年ですよ


今年の初めに退職された社員さんが、職場に遊びに来て下さった。
僕と同学年の方なのだけれど、何から何まで僕の方がガキっぽい。
就職と結婚というのは人を大人にするのやもしれぬ、とダメ人間は考えたりする。
そして俺は決して大人になるものか、と改めて大人の階段を下り始めたりする。
元社員さんがおみやげに下さったパイを奪い取ってモフモフと頬張りながら、久しぶりにお話をした。

「ふぁっ、ふぉういえふぁふぁふぁむらふぁん、ごふぁふのふんふりっふぇふぇまふ?」
「よし、貴様はまずパイを飲み込め」

さすが在職中は“千葉が生んだジャックナイフ”と呼ばれていただけはある。
退職した今もツッコミの鋭さは健在だった。

「5月の文フリって出ます?」
「いや、6月に同人誌作ることになったから、そっちやらないといかんのよ」
「実は僕、出ることになりまして」
「うぉマジか頑張れ。そういえば君のブログを時々読んでいるよ」
「ぶふぉ! まさかの! あざす!」
「あれだね、働いているときの君は猫をかぶっていたのだね」
「人は皆ペルソナを付けて生きているのですよ」
「うるせえ黙れ中二」
「オイラの普段とブログってそんなに違いますか?」
「うん、好青年だとばかり思っていたけれど、本当は違うんだね」
「失礼極まりない!」

みたいな話をした。
元社員さんは退職されてから文章を書いている。
今日も応募原稿を持っていらっしゃっていた。
おそらくはその出版社の字切りに合わせたものなのだろうけど、
見せて頂いたのは42文字×34行で130枚超の原稿だった。
この枚数ですら、いくつかネタを入れられなかったとおっしゃっていた。

1万文字書くのにヒイヒイ言っている俺が居る場所からしてみれば、
元社員さんは成層圏を離脱したあたりか。遠いな。
本職の物書きさんはどの辺りにいるのか、知る由もない。

たまに「ソントンは作家になりたいんでしょ?」
って言われることがあるけど、あまりそうは思ってない。
作家になりたいというよりは、誰かを楽しませていたいと思ってて、
出来れば笑ってもらいたいと、けれど結局役者もベースも止めてしまって、
今のところは結果として文章を書いていたりする、のかもしれない。
自分のことは自分が一番よく分かってるようで、一番よく分かってない。


ってなところで、好青年という名誉を挽回するために、
最後に、好青年の僕が大好きなこの曲をお聴き下さい。

宮崎叶夢 MINIMINI CINPO



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Gaby Comte「Ven vení」

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