20140621 Sat
わたし夢の中であなたとずっと海を見ていたよ


この前、クララズことウッチーのライブに行ったとき、
「ソントンさんが面白いって言ってた、又吉の『第2図書係補佐』を読みまして」
「どうやった?」
「面白かったッスよ。で早速、太宰とか中村文則の本も買っちまいまして」
「あ、そういえば俺、太宰読んだことねえや」
「マジッスかそれでも元文学部ッスか恥を知れ」
って言われたので、早速読みました。

太宰治『女生徒』

面白かったッスわ。
まず太宰=新潮文庫ってイメージがあったから、角川って時点でちょい驚いた。
けど僕の手元にあるのは古本、昭和44年の版で、
角川と言えども、バッチリ栞ひもが付いており、
新潮文庫と並べても遜色が無い、って何の話だよ。
そういや『人間失格』も集英社からですね。小畑イラスト。

表題作の「女生徒」、めっちゃみずみずしかった。
太宰30歳のときの作品。
どの作品も読点が多い印象だったんだけど、
この作品は特にそれを感じた。独特。
某バンドにこのタイトルと同じ曲があって、
この本を買っておいた理由もそこなんやけど、
なんか引用があるのかな、って思いながら読んだけど、
“シンデレラ”くらいしかなかった。
架空の人物が過ごす一日。

「恥」って短篇が一番好きだった。
昔からストーカーってあったんだな、って思った。
ヤンデレ短編集に入れたい。

「貨幣」
“私は、七七八五一号の百円紙幣です。”っていう書き出しに痺れた。
擬人化短編集に入れたい。

「葉桜と魔笛」
ナイス姉妹百合。ミステリ短編集に入れたい。

「きりぎりす」
上手いなぁ、と思った。女性視点で出世批判。
現に女性ってこういうところあるんですかね。それとも男のロマン?

『人間失格』も多分、枕元の文庫タワーのどこかに埋もれてるので、
探し出して読もうと思います。
けど、そろそろ暑くなってきて、部屋の中だとろくに集中できないので、
やっぱ短編集でも良いかもしれない。
とにかく、文庫タワーを崩すのだ。


ってなところで今日はおしまい。最後に1曲お聴き下さい。

ずぶぬれシアター - 「 女生徒 」

“わたしいくら寝てもすぐにまた眠くなるの”って歌詞がすげえ好き。
昔一緒に働いてた、寝てばっかだった女の子を思い出す。



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The Jon Spencer Blues Explosion「Bellbottoms」


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