20140910 Wed
BCTIONへ行きました


麹町で行なわれている「BCTION」というアートイベントへ行ってきました。

他のサイトのレポートは、
アクション・リアクション・BCTION 取り壊しまでの1か月間、使われていないビルがアートに
取り壊されるオフィスビルでのアート展「BCTION」に行って見た!
などがあります。
他にも新聞などでも取り上げられているみたいです。
頑張ってメディアに乗っけてるなぁ、と感じました。


s_IMG_2905.jpg
こういう、なんの変哲もないビルが会場。
取り壊しの決まったビル全体を使ったアートイベントなのです。

料金はかからないんだけどチケットが凄くって、
先に予約をしておいて、PeatixというアプリでQRコードを表示させ、
それで入り口を通ります。おおー近未来ー、と思いました。
けど僕のボロiPhoneがモタついたせいでせっかくの近未来感が減りました。
会場も公式には“東京・麹町の某オフィスビル”としか表示されてないんだけど、
アプリにチケットが入ると、詳細が表示されるというもの。おおー近未来ー。
けど僕は家から自転車で行ったのでせっかくの近未来感が(以下略)。

ビルは9階建てで、そのほぼ全てが展示会場として使われています。
頂いたフロアマップが、帰りに降られた大雨のせいで、
牛乳パックを溶かして再生紙を作る途中の状態みたいになってしまったので、
記憶と撮影した画像のみを頼りに思い出していきたいと思います。

まず1F入ってすぐ右の壁にさっそく、
s_IMG_2901.jpg
どーんと作品が。
作品が、っていうか、これ、来場者が自由に描いていい、フリーウォールという場所。
寄って見ていくと、このイベントに参加されてる方も描いておられたり、、
記念に適当に描いたっぽいのから、あきらかにプロっぽい絵まで。
様々な絵が大量に描き重ねられています。
画材も多くあるので、その気になればシャシャシャッと描けるかもしれない。
僕ですか? ええ、もちろん怯みました。

2Fにあがると、
s_IMG_2871.jpg
どーんとフロアが。
ここから9階まではそれぞれこんな感じで、
大部屋は広々と、床に作品が置いてあったり、壁にデッカくグラフィティが描いてあったり。
横の小部屋はプライベート空間みたいになってて、それも素敵。
s_IMG_2863.jpg
(↑たしか2階の小部屋にあった、沖冲さんの作品)

というか、まずこの広い部屋の何も無い感に圧倒されますよね。
カーペットは剥がされ天井も抜かれ、取り壊しまで一歩手前という感じで。
建物の建築・解体現場が好きなので、これだけでもう気分は上がります。
ちなみに、もしかすると……と懸念していたんですが、
エアコンは生きていました。ご心配なく。

s_IMG_2868_20140911004134c59.jpg s_IMG_2870_20140911004134c92.jpg
2階では他に、青木麦生・佐々木あららによる、短歌の展示がありました。
この展示方法がすごく素敵で。
実際に会場で見て驚いて頂きたいので詳しくは書きませんが、
右の画像をよくよく見て頂ければ、何となくお分かり頂けるかもしれません。
(撮影したのは床ですが、写ってるのは天井の蛍光灯……)

お2人の展示はこの場所だけではなく、会場中に散りばめられていて、
それらのコンプリートを目指した結果、
s_IMG_2893.jpg
堂々と女子トイレに侵入する変質者の図。
だって、もしかして、って思って覗いたら、ほんとにあるんだもんテヘペロ。
平日の昼間という、人が少ない時間に行って良かった、っていうか助かりました。

3Fは、
s_IMG_2875.jpg
こんな休憩室があったら、超安らぐ!っていうフロア。

僕が、大部屋展示で一番好きだったのが4Fで、
s_IMG_2877.jpg
見てこの、中二病に火がつく感じ。
画像じゃスケール感が分かりにくいですが、
ほんとに広いフロアに、まずバックの黒を塗って、
その上から魔方陣のように文字を書くという手の込んだ中二
写真は撮らなかったのですが、魔方陣の中心には四畳半の畳が組んであって、
タバコの焦げ跡で大きなドクロマークが書いてあるという中二
思わず疼いた左腕を抑えてしまうようなフロアでした。


ほかに作品単体で見ると、
DCPRGのジャケットイラストを担当されたDRAGON76さんの作品、
s_IMG_2883.jpg

一発でファンになってしまったHIZGIさんの小部屋
s_IMG_2881.jpg
(こういうカワイイ感じの好きだよなー俺、っていう自覚はあります)

SUWASAYAKA (SSSK)さんのネオンサイン
(↑写真を撮ってないため、ご本人のツイートを引用)



などなどなど、総勢70名のアーティストによる作品が、ギュウギュウと詰め込まれております。
ほとんどがフレーム(枠内)に収まっていない作品で、
空間をフルに活用して(壁の突起や崩れさえも!)展示方法を工夫しているのが印象的でした。
(↓こういう工夫。この絵、すごく可愛かった)
s_IMG_2882.jpg

あえて言うなら、今回のフレームは「取り壊し前のビル」ってことになるんだろうけど、
主催者が目指すように、今後こういった活動が各地で連鎖していけば、
そのフレームすらも無くなってしまうのだな、と楽しみになりました。

今回のものだけでなく、特に現代美術でサイズの大きな作品を観ると感じることなんですが、
作品の中に入っていけるものっていうのは、単純に楽しいですね。
自分の動きや目線さえも作品になってしまうような感覚。

BCTIONで一番感動したのは、会場を出てから。
街中にある落書きやステッカーが次々と目に飛び込むようになったこと!
これまでも見ていたようで、全然見ていなかったことを思い知りました。
感覚を変えられた、とでも言いましょうか。すごく新鮮な気持ちになれました。


9/15までの開催。
どうももうすぐ予約定員になってしまうみたいなんですが、
お時間あれば、ぜひ行ってみてください。
僕のような建築解体現場好きな方や、あと、廃墟が好きって人にもオススメですよ。



コメント

by えこ (URL)
楽しそう!
変質者役、似合うね!すごい!(笑)
私も短歌を追って男子トイレ入れそうだよ。
2014.09.11 23:18 (編集)

by ソントン (URL)
面白かったよ!
もちろん男子トイレにも短歌あったよ。
追っとけ追っとけー。
2014.09.12 02:52 (編集)


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