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20140915Mon
 >愛こそはすべて

僕の生まれ故郷は、三重県嬉野町である。
市町村合併によって町名はなくなってしまったけれど。
DNAレベルに『燃えて嬉野』のメロディが染み込んでいる僕たちは、
「イエーイイエーイ」と言われれば「イエーイイエーイ」と応えるしか術がないくらい嬉野っ子だ。
(このネタは嬉野町民にだけ分かって頂ければ結構)

嬉野がどんなところかというと、非常に中途半端な田舎である。
本物のド田舎出身の人を何人か知っているので、
あまり嬉野のことを田舎田舎というのは気が引けるのだけど、
それでもやっぱり田舎は田舎だと思う。
田舎だというのを証明するため、良い参考画像はないかと探したところ、
驚くべき動画がYouに上がっているのを見つけてしまった。

この動画の始まりから2:55までは、
松阪市内から山を越えて嬉野に入ろうとしているシーンであり、
この先、もう5分くらい走ると、僕の実家があるのだ。
ちなみに画面が切り替わってあとは行きと全く同じ復路を走っているのだけれど、
風景のメリハリが乏しすぎて、よっぽど注意していないと復路だということも分からないと思う。
道路と枯れ草と空と対向車くらいしか視界にない。
なんというか、THE・車が無いと生きて行けない地域、という感じだ。
奇特な動画をあげる人もいるものだなぁとしみじみ思った。
再生回数が1000回を越えているのも地味に凄いし。
ちなみにこの道、嬉野の人が
「ほな、まっつぁか(←嬉野訛り)行こか」
となったときに、八割方は通るであろうメインストリートである。
見た目は舗装がガタガタの田舎道だけれど、
これが僕たちにとってのルート66なのだ。

高校に入ってからは松阪市ではなく津市に通うようになったものの、
実家からだとどうしたって松阪の方が足が良いし、
母の実家もあるしで、こんな田舎風景を愛憎入り混じった感情で18年間見てきた。
大学進学で遠くへ行きたかったというあのころの僕の気持ち、今でもよく分かる。


そんな田舎にタワレコなんてあるわけがないので、
(数年前に鈴鹿に小さい店舗が出来た)
自分でCDを買うときはだいたい、津駅の近藤楽器へ。
ちょっと音楽に詳しい人は津新町駅にあるマザーグースレコードへ行っていた。
近藤楽器の方ではサティのジムノペティやクラプトンのチェンジザワールド、
あと、くるりに出会ったのも近藤楽器だったと思う。確か。

マザーグースレコードはもうちょいマニアックで。
メジャーもインディースも、CDもレコードもビデオも、新品も中古も扱っているお店だった。
AIRJAM2000のビデオも買ったし、the band apartのシングル「Eric.W」も買った。
レコードでは、ビルエヴァンスのポートレイト~や、ソニーロリンズのサキコロを。
前に一度書いたけど、僕は人生の中でビートルズを聴きたい欲が高まってた頃があって、
たまたまマザーグースで100円棚に、よく分からんビートルズのCDが差さっているのを見つけて、
いそいそと買ったのでした。
ちなみに僕は未だに、ビートルズのオリジナルアルバムをほとんど聴いたことがなくて、
ベスト盤か、このようにして学生の頃に掴まされたブート盤かでしか聴いていない。

家に帰ってケースを開けると、なんか内部が見たこともないような構造になってて、
どの国が製造元やねん、と今に比べて音楽無知だった学生時代ですらツッコんだ。
だってCD1枚しかないのに、明らかに2枚組み用のケースなんだもん。
収録されていた曲はもうほとんど覚えてないけど、一曲だけ印象に残っている曲がある。

その曲とは、『All you need is love』。邦題、愛こそはすべて、だ。


4拍子のところどころに、実に自然に配された3拍子。
思えばこれがポップな変拍子との出会いだったのかもしれない。
そして、聴くだけで平和な気分になるサビのメロディ。
僕はいまだにビートルズメンバーの声が聞き分けられないのだけれど、
この曲のボーカルは少し気だるげで良い声だ、と思ったのを覚えている。
狂騒的な雰囲気を引きずったまま、生演奏でのコラージュという変わったアウトロで曲は終わる。

さて、今さら僕が文章で書くまでも無く、『All you need is love』は名曲だし、思い出の曲である。
そんな曲を今朝、バイトへ向かう自転車の上で、久々に思い出して歌っていた。
すると、どうもなにかが引っかかるのである。

イントロから思い出してみよう。
まずは管楽器群によるフランス国家「ラ・マルセイエーズ」のメロディで始まり、
次にドリルの音が……あれ?

そう、僕が買ったブートレッグの音源には、
イントロにスネアのロールではなくて、ドリルでコンクリを削るような音が入っていたのだ。

今朝、思い出してもう一日中気になって仕方が無かった。
家に帰ってきてから少し検索してみたが、謎のドリル音に関しての記述は見当たらない。
wikipediaに、“この生中継が終わった直後に、
リンゴ・スターによるイントロのスネアドラムのロールとジョンのヴォーカルの一部を改めて録音し直した。”
と書いてあったので、TV放映時の動画を探して聴いてみたんだけど、
どう聞いたところで、ドリルではない。
もちろん「マジカル・ミステリー・ツアー」と、「イエローサブマリン」に収録されたものも違った。

なんだったんだ、あのドリル。

もう気になって仕方がないので、どなたかあのドリル音の真相を知っている方がいらしたら、
ぜひとも教えてやってください。
今度実家に帰るときにあの謎のCDは見つけ出したいと思います。



  

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ソントン という人間が書いています
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