20140924 Wed
ミラーボール回ラズ@喫茶へそまがり、始めました


今年5月の文学フリマで同人誌を出し、来る11月の文学フリマにももう1冊出そうと企んでいるのだが、そこで作った同人誌のタイトルが『ミラーボール回ラズ』。このタイトルは、僕がブログで妄想書店の屋号として使っていたものを、「妄想じゃなくなったら面白いよね」という編集長の意向によって採用されたものである。
この屋号、何を隠そう、谷根千で毎年行なわれている<一箱古本市>、プロも素人もオープン参加でそれぞれ古本を一箱分持ちよるという古本販売イベント、に不肖ソントンが数年前参加したときに使ったものなのだ。いや隠してたつもりはなく、初参加以降、参加できる時機を逃しまくってしまい、名前だけの妄想書店と自分で揶揄するに至ったのだけれど。
それ以前にホームページのタイトルに使っていた時期もあったし、そもそも「ミラーボール回ラズ、って一発で本屋って分からないよね……」と悩んだりした時期もあったりしたのだけれど、なんと、このたびついに、

【ミラーボール回ラズ、古本販売はじめました。】

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ドンドンドン、パフパフパフー(←昔の深夜のバラエティ番組風)。はじめました、とは言っても、いきなり店を持ったわけではなく、横浜にある「喫茶 へそまがり」さんの古本販売棚の一角をお借りすることになったのだ。へそまがり、開店当初よりずっと気にはなっていたのだけれど、先週ようやく初訪問し、店の雰囲気やその運営方法に感動していたところで、タイミング良くTwitterで古本販売の募集をかけられており、これまた運良く参加させてもらうことが出来た、というわけ。
僕の棚を見て頂きたいのはもちろんなのだが、それ以前に、へそまがり自体がものすごく良いお店なので、もしお時間があればぜひ足をお運び頂きたい。以下に、へそまがりをオススメする理由を挙げてみたい。


○横浜駅は案外近いし、横浜駅からも結構近い
僕の家からだと、まず渋谷まで30分、そこから東横線特急で30分で横浜駅着。薄い新書を1冊読んでいるうちに着いてしまう。みなとみらい線になった途端運賃が跳ね上がるので、横浜駅で降りられるのが嬉しい、というか助かる。駅からは歩いて10分弱。大道路からは離れ、近くに川もあり、静かな良い場所である。まだ辺りを散策していないのだけれど、散策よりかは早くへそまがりでゆっくりしたいという気持ちが先走ってしまうため、これからしばらくは周辺散策の予定は無い。


○決してマンガ喫茶には見えない
へそまがりの外観は、住宅の立ち並ぶ中にある普通の一軒家だ。あまりに店っぽくないので、一見だと入るのをためらってしまうが、入ってしまえば極楽が待っているので、えいやっと飛び込んで欲しい。あ、玄関脇にミラーボール回ラズをはじめとした古本コーナーがある。靴を脱ぎついでに良ければご覧頂きたい。


○ものすごく美味しいコーヒーが飲める
はじめて店に入ると、まずシステムの説明をして頂ける。1ドリンクオーダー制か、持ち込み自由なフリースペース代を払うか、どちらかを選ぶことになる。1ドリンクは400円からで、フリースペース代は500円である。……何が言いたいかはお察し頂きたい。コーヒーはスペシャルティコーヒーである。スペシャルティ、っていう言葉の意味を上手く把握できてないのだけれど、とにかく美味しいコーヒーなのは間違いない。ちなみに僕は前に普通の客としてお邪魔したときに、コーヒー1杯で3時間ほど粘るという、一見客としてはありえない行為にでた。それでも何も言われないほど優しい店である。


○面白いマンガがめっちゃある
全貌は把握していないが、1万冊以上はマンガがあると思う。気になってたマンガや、店主が付けたPOPから直感で選び、好きなものを好きなだけ読んで良いのだ。マンガ好きにとってはもはや、イコール天国のような環境である。へそまがりのおかげで僕は、石塚真一『BLUE GIANT』を読むことが出来た。へそまがりはオープン席、というか、ただテーブルと座布団が並べてあるだけなので、周りからは当然丸見え。にもかかわらず、『BLUE GIANT』を読んでコッソリ涙を流したのは内緒だ。


○全力でくつろげる
小学校のときに、ちょっと家の広い友達の家に遊びに行ったときのことを思い出して欲しい。あの感覚が、へそまがりにはある。僕はまだ2階に上がっていないのだが、1階は畳張りになっており、非常に居心地が良い。隅に積んである座布団の山から1枚拝借し、自分の好きなところへサッと敷くのも楽しい。店主とお話がしたければキッチン側へ行けば良いし、静かにマンガが読みたければ隅っこに座れば、ありがたいことにいくらでも放っておいてもらえる。距離感の取り方が絶妙なのだ。


○なんなら泊まれる
「JOJO全巻読んでたら終電なくした!」「くつろぎすぎて現実感なくした!」。へそまがりに入ると、いつかはこの症状が出ると思う。ご安心下さい。へそまがりは、なんと、ゲストハウスとしても営業しているのだ。たしか1泊2000円という激安価格。3人部屋があるので、友達同士で横浜に行くっていうときはホテルなんかよりへそまがりをお薦めしたい。ただ、マンガやゲーム(ファミコン・スーファミが置いてある)が止められず、寝不足で横浜観光をすることになっても、当方は一切の責任を負わない。


○行けば大体なんかあるし、大体なんかやってる
ライブや上映会など、イベントを大体週に2~3回のペースでやっておられる。今日は「鶏のと殺教室に参加したいんですけど、土日は来れないんですよ」と僕が言うと、「参加人数が減ってきてるんで今回で止めようと思ってたイベントなんですけどね、じゃあ平日で参加者が集まればやってみましょう」と驚くほど柔軟な対応が返ってきた。現在、10/13(月・祝)のフリーマーケット出店者募集中とのことである。場所代・参加費などは、驚くことに0円。ぜひご参加あれ。ほか、アコースティックの企画ライブなんかも相談に乗っていただけるのではないかと思う。壁にかかったイベントカレンダーが埋め尽くされる日もそう遠くはないだろう。


○店主のへそさんがすごい
へそまがりの店主は、へそさんという男性である。なんというか、すごい人なのである。今日でお会いするのは2回目なので、決め付けてはいけないと分かったうえで書かせて頂くと、まず見た目は、東京スカパラダイスオーケストラのキーボーディスト・沖祐市さんからヒゲを取った感じである。発されるオーラは、坂口恭平さんと似ている気がする。例えると、学校中で知らない者はいないという男子グループに所属してて皆に慕われてるんだけど、そこからは一歩身をひいたクールな感じで、だけど仲間のことになるとすごく熱い、裏番みたいな人というか。メジャーな運動部ではなく剣道部か柔道部で2年にして主将を務めていそうな感じというか。台湾映画『モンガに散る』でいうところの(裏切る前の)モンク的なポジションというか。
まったく伝わっていない自信があるのでこれ以上愚行を重ねるのは止めよう。お話させて頂くと分かるが、とても良い人なのである。今日だって丁寧に対応して頂き、相手に気を使わせないように、という心遣いをひしひしと感じた。10年間某遊べる書店で働いていたという経歴の持ち主で、特にマンガや音楽の知識・センスはまず間違いのないものである。けれど、それを押し付けるような真似はまったく無い。とにかく謙虚であられる。ぜひとも見習いたい。


というようなお店である、へそまがり。ご興味をもたれたら、ぜひ足をお運び下さい。
一軒家をそのままマンガ喫茶に 畳の上でゴロゴロ読めるマンガ喫茶「横浜へそまがり」はまるで友達の家だった
店の名前は「へそまがり」。喫茶店をオープンするつもりが、趣味の漫画を加え漫画喫茶に。そこには、究極のリラックスがあった!
などでも紹介されている。画像や住所などはそちらでご確認を。

ミラーボール回ラズも、出来ればコーヒー代くらいは売れて欲しいと願っている。軽風俗・ちょいエロの棚、ぜひご覧あれ。けれど儲けようとは思っていないので、ジャパネットたかたも驚きの激安価格を設定した。具体的に言うと今回、50~300円でしか値をつけてない。なので5冊くらい売れないと、コーヒー代にもならない。電車代の元が取れるのは果たしていつになるのだろうか。いや、へそまがり、しょっちゅう行ってしまうと思うので、電車代の回収ははなから望むべくもないのだが。



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