20141210Wed
ひとつ、歳をとる


 ハッピーバースデイ。坂本九、寺山修司、レイハラカミ、ナカイデソントン。
最後の人は30歳になったそうです。自分が生まれたときの父の年齢に追いついたそうです。あははは泣きそう。
三十にして立つ。なんて無理ー!ブレまくりー!!(←言い方にコツがあるので、会った時に直接言います)

 お祝いのメール・電話・LINE・手紙・電報・インスタグラム・イングレス・伝書鳩・飛脚・人力車・矢文・花輪・射石砲・テレパシー・電波・先生に見つからないよう仲良しグループに回さなきゃいけない複雑怪奇な折り方してあるルーズリーフ、などなど、皆様ありがとうございます。申し訳ありませんが、花輪は隣近所から苦情が来たので送り返させて頂きました。来年以降は他の形でお願いします。あと、射石砲でうちの窓ブチ抜いたやつ、いますぐ出て来い。

 冗談はさておき、たくさんの人にお祝い頂きました。ここでいう、たくさん、っていうのは虚勢だと察してください。要するに、あなたのことです。本当にありがとうございます。嬉しかったです。


 前日は、喫茶へそまがり@横浜、へ行ってきました。
 1ヶ月以上無沙汰してしまったので、店主のへそさんに、文学フリマに来て頂いたことや、“へそくん読んでみて面白かった大賞”に『えーえんとくちから』を選んで頂いたことなど、積もり積もったお礼とご挨拶。
 そして、古本棚「ミラーボール回ラズ」を補充。10冊くらい入れてきました。ものすごくお気に入りの2冊には、それなりの値段を付けさせて頂きましたが、それ以外はわりと安めです。ご覧ください。買ってください。どうか横浜で一番美味いキーマカレーを食べさせてやってください。いや、自分で食えよ。伝聞によると、不肖私の棚を気に入って下さってる方がいらっしゃるようで、とても嬉しいです。ありがとうございます。
 無沙汰してるうちに店内が冬用に変わってて、1階にはコタツが3台置いてありました。暖房に慣れぬ身ゆえ(うちにはホットカーペットしか暖房器具がありません)顔が火照るほどの暖かさ。最高。あまりの心地よさに同行者(寝不足)が昼寝を敢行したことをここにお詫び申し上げます。かく言う僕も、いつもコーヒー1杯で数時間は粘るという昭和のジャズ喫茶のような過ごし方をするので人のことは言えないんですけど。反省して腹をすかせた二人はたまごかけごはんを頂きましたとさ。美味。ほんと、へそまがり、住みたいッス。
 たまたま来ていらした他のお客様が、同人誌の方の『ミラーボール回ラズ2』をお買い上げ頂く現場にたちあいご挨拶&お礼させて頂く。文フリのあと、自分で読み返して案の定な誤字をいくつも発見したのですが、菊地成孔さんがいつだかラジオで“積極的に誤字に打って出る”とおっしゃっていたことを精神的言い訳にしています。

○読んだ本
健康で文化的な最低限度の生活 1 (ビッグコミックス)健康で文化的な最低限度の生活 1 (ビッグコミックス)
(2014/08/29)
柏木 ハルコ

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→こりゃ面白いです。細かな部分の精度は分かりませんが、単純に、主人公の成長譚として。

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)
(2006/08/31)
新井 英樹

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→へそまがりへ行くたびに読んでいるんですが、全巻読み終わるのは年明けに。


 日付またぎ。即興オリジナルのバースデイミュージック(ポリリズミックなやつ)を口ずさみながら、スパークリングワインを開け、豆乳鍋、そして鍋後にぶち込んだうどんをかっ食らう。美味。のち、俺の味方こと「ほろよい」byサントリー、あと白ワイン少々、を胃の腑に流し込みながら、ホールケーキをかっ食らう。美味美味。予期せぬプレゼントをたくさん頂く。喜びのあまり近所迷惑な奇声をあげながら開封。奇声をあげながらお礼。大好きな音楽を聴いてから寝る。


 当日。誕生日くらい良いだろうとダラダラ過ごすが、あ、俺いつもダラダラしてるわと、あとになってから気付く。
水とタバコの煙しか腹に入っていないことに気付き、Go to 王将 of 餃子。チャーハンを注文しようかと思ったが、誕生日くらい贅沢しようと、カルビチャーハンを頼む(差額50円)。

 夜は新宿。ずぶぬれシアターワンマンライブ。場内は満員満席。凄まじいライブ。世界堂で買った万年筆のインクカートリッジをポケットに突っ込んだまま、呆けたように観る。その袋は汗ばんでふよふよになってしまった。音楽は瞬間芸術だ、と、高校のときに部活の指揮者が言っていたけど、まさにその感じだった。ずぶぬれシアターが新しい段階へと行ったのがはっきり分かった。あの場にいた人たちは皆、実感したと思う。
 音の塊が空間を埋め尽くすなか、目を閉じると吹きっさらし、屋根のない映画館が見えた。皆が皆、傘なんて持っていなかった。そうか、今日は雨なんか降っていなかったのだ。けれど皆、ずぶぬれだった。雨なんか降っていなかったのに。
 目を開ける。4人の音が鳴っていた。今日、にたないけんは、「人生はクソだと思います」と言った。だけど、たしかに4人の音は、これからに向かって鳴っていた。クソみたいな人生でも生きていこうと思うような音だった。クソみたいな人生でも、こういう夜があるなら良いと、思うような音だった。
 

○自分への誕生日プレゼント
CD ずぶぬれシアター『100万回目の夜』
→名盤。


 ずぶぬれシアターの開演までの時間つぶしがてら、新宿武蔵野館前に立っているとき、僕の大事な友達からお祝いの電話をもらう。何回も、ありがとう、とお礼を言いながら、考えていたことはたったひとつ。

君がこの先大人になっても
悪い大人の手本でいたいんだ
(bloodthirsty butchers 『Jack Nicolson』)




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Gaby Comte「Ven vení」

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