20150308Sun
今さらグラミー賞を振り返る。ただし、ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞を。


タイムリーという期間を逃しに逃してしまったいまさらですが、グラミー賞を振り返りたいと思います。
2015年2月8日に行なわれた、第58回グラミー賞。
普段FMラジオ(特にJ-wave)を聴いてるという方は耳にしない日は無かったであろう、
サム・スミス『Stay with me』が、主要4部門のうち、
 Record of the Year(最優秀レコード賞)
 Song of the Year(最優秀楽曲賞)
 Best New Artist(最優秀新人賞)
を獲得しました。
もう1部門、Album of the Year(最優秀アルバム賞)は、BECKの『Morning Phase』でした。

 

おめでとうございます!ぱちぱちぱち!
いやあ音楽って本当に良いもんですね。
ではまた来年、第59回グラミー賞で。さよならさよなら、さよなら。


なんてあっさりとは終わるわけがありません。
三重が生んだスッポン男、それが私ソントンです。スッポンマンです。スッポンポンではありません。

洋楽にやたら詳しい人(Wowwowでグラミー受賞式の中継見てたらしい)とお付き合いしていることもあり、
話に付いていくために少しグラミー賞について調べてみることにしました。すると、
毎年毎年グラミー賞グラミー賞と騒がれているのに、なんだか僕のとこまで届いてないなー、
いやそもそもCDショップに行くと、
ほとんどの洋楽のCDに、グラミー受賞やらノミネートやらって書いてある気がするなー、
と薄々疑問に思っていたのに対する答えが待っていました。

グラミー賞って、今、83部門もあるんですね。
っていうか、昔は107部門もあったんですね。
で、それぞれに5~6個ノミネートがあるわけじゃないですか。
そりゃあマイナーな賞は僕のとこまで届いてこないわ。
主要4部門以外は電波にも乗らないわ。サムスミスばっか流れるわ。


全部門のノミネート・受賞は公式サイトで見れます。
というわけで、早速掘りましょう。ニュース探求ラジオDIG!
(見た目によらず)僕はジャズが好きなので、まずはジャズ関連から。
上のリンク先の番号でいうと、31~35がそうですね。
今日はとりあえず、曲単位(っていうかソロ単位?)での受賞となる、

 31. BEST IMPROVISED JAZZ SOLO
 (最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞)

なんと全曲YouTubeに上がってました。すごいぞインターネット。
せっかくなので、1曲ずつ聴いていってみましょうー。


WINNER
「Fingerprints」 Chick Corea, soloist
Track from: Trilogy (Chick Corea Trio)


おそらくご存知の方も多いでしょう、チック・コリアです。『スペイン』とか有名です。雑な紹介。
チックのおじさま、今日は取り上げませんが、この曲を含むアルバム『Trilogy』で、
今年の最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞も受賞しています。
っていうかこのトリオは3人とも過去に何度かグラミー受賞してるようですね。
 p. Chick Corea
 b. Christian McBride
 d. Brian Blade
リズム隊がやばいですね。
それに乗っかるチックのおじき、年齢なりの円熟はたしかにあるんですけど、
それ以上の熱気があるというか、いやあ、元気ですねえ。
ライブ録音のわりに音質も良いし。
ボリュームが大きい音楽は、好きです。


「The Eye Of The Hurricane」 Kenny Barron, soloist
Track from: Gerry Gibbs Thrasher Dream Trio (Gerry Gibbs Thrasher Dream Trio)

ドラマーのGerry Gibbsがリーダーのトリオです。
ピアノがKenny Barron、ベースはRon Carter。
なんというか、速いジャズですね。……感想はそんなところで。
テンポが速い曲はだいたい好きですよ。


「You & The Night & The Music」 Fred Hersch, soloist
Track from: Floating (Fred Hersch Trio)

今回のノミネートの中では、これが個人的に一番好きです。
まず、曲を知ってるし、というちっぽけな理由。
Bill Evans『Interplay』というアルバムの1曲目に入ってまして、
邦題「あなたと夜と音楽と」は、今の僕のTwitterのプロフィールの元ネタです。
あとはそもそも3拍子が好きっていう超個人的な理由。
この曲は1拍3連の4拍子なので正確には3拍子ではないですけど、それでも、グッと。
あと、Fred Herschって人を調べてみると、一度2008年に病で死にかけているみたいで、
そういった経歴も僕の心をくすぐります。
ビルエヴァンズ直系って、まあ僕は気に入ってしまいますよ、ええ。


「Recorda Me」 Joe Lovano, soloist
Track from: The Latin Side Of Joe Henderson (Conrad Herwig Featuring Joe Lovano)

あまりラテンジャズは普段聴かないので、このアルバムシリーズのこともよく知らないし、
ジョー・ヘンダーソンにも詳しくないし。
けど、賞のノミネートは、テナーサックスのJoe Lovano。
どっかで名前を見たことがある気がする……。
あ! ジョン・ゾーンのMasadaか!?
って、そんなにジョン・ゾーンも聴いてるわけではないので、気のせいだと思います。
あまり日本では知名度が高くないJoeさんですが、グラミーノミネートされるくらいなので、
アメリカでは結構人気があるのでしょう。
バンドは、テナー・バリサク・トランペット・トロンボーンの4管。
やっぱパーカッションが入ると一気にラテンっぽくなりますねー。


「Sleeping Giant」 Brad Mehldau, soloist
Track from: Mehliana: Taming The Dragon (Brad Mehldau & Mark Guiliana)


なんというか、ノミネートにこうも錚々たるメンツが揃うと、
ブラッド・メルドー(44歳)が若造になってしまうっていうジャズミュージシャンの世界。
ドラム叩いてるマーク・ジュリアナは35歳くらいなので、まだ赤ん坊ですね。
もうすぐこのデュオで来日がありますね。っていうか今週。
……行きてええええええええ。
すみません、心の叫びが駄々漏れになってしまいました。
マーク・ジュリアナは昨年に来日したばかりなのにな。また来てくれるなんて良いヤツだな。
ノミネートの中では一番今なジャズじゃないかなあと思います。
メルドーがやってることは前とそんなに変わらないかもですけど、
やっぱ、マーク・ジュリアナのドラムは、すごく良いと思います。凄まじいです。



というわけで、最近のブログにまとまりがないともっぱらの評判ですが、
今回はより一層まとまりにかける更新でお送りしました。
主要4部門だけがグラミーじゃない特集、気が向いたらまだ続けます。




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