
整理整頓が下手なのはパソコンの中でも同じで、
しばらく前から始めた、パソコンの隅から1曲のネタを探していると、
いつ保存しておいたのかも覚えていないような写真がワンサカ出てきた。
デジカメをなくしてしまうまでは、そういえばよく写真を撮っていたのだった。
著作権アウトな画像を載せるよりは、まだこっちを載せたほうが良いかもしれない。見るに耐えないけど。
というわけでパソコンの隅から1枚。実家で飼っていた、犬の散歩中に。
駅を出るときにちょうど、にわか雨が降った。
濡れて帰った、部屋の中の湿気がすごい。
窓を開けて寝たら、きっと蚊がたくさん入ってくるだろう。
梅雨入りしたとは聞いていたけど、半端にグズグズした天気が続いていて、
さっきみたいな夕立があるってようやく、ああ夏が来るのだな、と思う。
降り始めの雨に濡れたアスファルトの匂い、かなり好きだ。
東京生まれ東京育ちの純シティガールが言うには、
田舎生まれの人が、実家に帰省する、みたいなのに憧れがあるとのこと。
僕なんかは典型的な東京憧れ人間なので、そこらへんのことを話すと食い違いまくって面白い。
いまだに東京は好きだけど、実家に帰ったとき(主に正月なので、冬)わりと星が見えるのとか、
結構、おおお、って毎回感動する。
実家にいた時は、山の方よりも、ぜんぜん星少なくてつまんねーなー、って思ってたのに。
無いものねだりな性格なのでしょうな。
花火大会に行こうか、という話になった。
我々は人ごみが苦手なので、「花火大会 人が少ない」、でググったりする。
分かっちゃいたけどそんなもの、少なくとも都内近郊には存在しない。
むかし、隅田川・足立・お台場、へは行ったことがあるんだけど、
どの現場からも、早い時間からの場所取りが肝要、ということを学習した。
まあ、場所取りの間に、話すことがなくなるまで話をして、
ビールを飲んで、ちょっと寝て、っていうのも楽しいんだけどね。
気付いたら花火なんて終わってて、帰りは超満員で辛いのもお約束。
そういえば僕の地元には、おおきん祭りという夏祭りがあって、昨年で20周年だったらしい。
それ以前も、嬉野祭り、っていう名前でやっていたような記憶もあるので、やや歴史改竄な気がしないでもない。
花火の数は少ないし、時間もほんとに一瞬で終わる。
メインステージ、今年は元SKEの出口陽と、どぶろっくがゲストで来るらしいです。推して知るべしな規模。
現場に行かずとも、実家の車庫の屋根(平屋なので)からでも小さく花火は見られるし、
行ったところで、町民の数なんてたかが知れてので、東京の花火大会に比べたら楽勝だ。
屋台の数も、見るものも、本当に少ないので、
ひとりで行くと10分、いや5分でやることがなくなる。経済的だ。
手持ち無沙汰になったら、一日中嬉野オリジナルの祭りソング、
「燃えて嬉野」をぶっ倒れるまで踊るしかない。
(小学校の運動会などで絶対に踊るので、子どもがいる家は全員踊れる)
「イエー!イエー!」と言われたら「イエー!イエー!」と返す。
血に染み込んだコールアンドレスポンス。ってこの話、前にもどこかで書いたな。
住んでないからだろうけど、なんだかんだ地元も好きで。
あの頃はめっちゃだっせーなーって思ってた色々なことが、
すごく温かく懐かしく感じるほど、時間も経ったし、ずいぶん遠くへ来た。
どれだけ追い払ったところで、残るものは残るのだ。
最後にパソコンの隅から、今日は、夏フェスを思い出す1曲。
Special Others 『Laurentech』