20130208 Fri
『拝啓、愛しています』を観ました


haikeiaishite.jpg

映画『拝啓、愛しています』を観ました。
http://www.alcine-terran.com/haikei/

あらすじは、
 人生も終盤にさしかかった老人たち。
 彼らが偶然に出会い、心を通わせ、やがて……
です。簡潔っ。


結論から言います。

 昼間から号泣したったわ!!

私、韓国映画が好きでして。
それでもなぜか、韓国映画って観るたびにオープニングのあたりで
「あれ? 今回は失敗しちゃったかなー?」
って思うんですよ。けど、最終的には、
その映画の粗や垢抜けて無ささえ大好きになっちゃってる、というのがいつものパターン。
今回もまさにそうねー。

(オープニング辺りの俺の脳内)
うぜぇジジイとウジウジしたババアがでてきて、まぁー見苦しいったら、
って、いやいや、そんなんキッカケで話したりとか絶対無いってー、
うわ、ジジイ、マジで嫌なヤツなー!
ババアもさ、そんなモジモジしてないで、ガツンと言ったれや、
もうほんと脇役もドンくせえのばっかやし
いつまでもビニール袋をガサガサいわせてる客も居るしさー (←映画のせいじゃない)

  ↓

(エンディング付近の俺)
……終わるな グスッ 頼む! ヒック この映画、終わるなぁっ!!

って感じでしたね。陥落ですよ、撃沈ですよ。
終わって灯りが点いたときに、帽子を目深にかぶらなければいけないくらい目が赤いですよ。

そういえば『二郎は鮨の夢を見る』でスロー使いすぎ、みたいなこと書きましたが、
まぁ見てくださいよ。『拝啓、愛しています』でのベタベタでダサダサなスローの使い方を。
こ・れ・だ・よ! 俺が見たかったスローは! っていうね。
オシャレなの疲れるからー、欲しいのこのダサイのだからー、と1人で何度も頷いてました。


観た人の感想は大体、主演の男優(イ・スンジェ)が山崎努にしか見えなかったって言うか、
助演女優(キム・スミ)の演技が凄いって言うと思います。
もうろくしてしまった老女を演じているのですが、迫真の演技です。
普段のキム・スミさんを知らないのでなおさらですが、
「元々ああなんじゃねえの?」って疑いたくなるくらい真に迫ってます。
特にね、バイクの後ろに乗るシーンがあるんですけどね、
はじめは、あれ? 冬なのに桜が咲いてるよ?
あれれ? 急にブルーバックの合成になったよ?
さっきまで普通に映してたやん、桜の季節に間に合わんかったからって、
なんでこんな画面を崩すようなことするかなー、って思ってたら、

ゆっくりカメラが前に動いてって、……鳥肌が立ちました。

もうね、俺ね、死ぬかと思うくらいここで泣きましたよ。
劇場でちょっと「へぁっ」って声も出ちゃったし、
恥ずかしながら申し上げますと、今、このシーンを思い出しただけでボロボロ泣いてますよ。
泣ける映画=良い映画と思ってるわけではないのですが、
いいじゃん、泣ける映画もさぁ! 高尚なのばっかじゃ疲れるじゃん! と言いたい。


あと、韓国映画で毎回思うのは、脇役の人々の、顔の良さね。
今回も若いアフロの2人、特に古物商の兄ちゃん(オ・ダルス)ね。
チンピラとのやりとりのシーンは、場内爆笑でした。
韓国は、例えばソン・ガンホにしたって、
イケメンじゃないけど、魅力溢れまくりっていう人が多いと思う。
(余談。『殺人の追憶』は最近スクリーンで観る機会があったんですが、
 あの“ソン・ガンホーッ!!”っていう顔力は是非皆さんにも体験して頂きたい)

ラスト近くの諸々に関してはね、賛否あるでしょう。
展開がクドイって感じる人も居るだろうなー、って思いました。
確かに、カット割で混乱してしまうような場所もありました。
特に大ラストの演出は、もしも邦画であんなんされたら、
俺はスタッフロール始まる前に席を立つぞ、っていう感じはありました、正直。
けどね、笑い泣きでしたよ。ええいいああ全員笑い泣きでしたよ。
クドくてなんぼのもんじゃーい! という心意気を感じました。
その心意気や好し、でしたわ。


韓国云々抜きにしても、私、ジジババ映画が好きでして。
同じ韓国のジジババ映画でも、『牛の鈴音』は正直個人的にハズレでしたが、
今作品、『拝啓、愛しています』は、
ジジババ映画に新たな金字塔が誕生した、といっても過言ではないでしょう!
オススメですっ!!

……と、興奮のあまり、久々にシネマハスラーをパクりました。
残念ながら、銀座シネスイッチでの上映は明日2/8までですが、
もしも機会があるならば、わざわざ劇場で観る価値のある映画でございます。


今夜も長々と失礼しましたが、最後に1曲だけ。
それではお聴きください。

Fix You- Young@Heart
(どうしてもこの曲が良いので……良かったらリンク先で聴いてみて下さい)

この映画『ヤング@ハート』も、すごく良いジジババ映画ですよ!
ライブ観たかったなー。



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