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20161206Tue
 >23日目

12/6(日)曇

 寒さに加えて、バス停の目の前を通っていくトラックが多く、爆音と揺れでよく眠れず。朝コンビニへ行くと、『BLUE GIANT』の7巻を発見。少しだけ立ち読みする。玉田のドラムが誉められるシーンで泣きそうになり、めっちゃテンションがあがった。今日一日はこのテンションで乗り切った(笑)。
 44番大寶寺へは暗いうちに1番乗り。境内はまさに山頭火の句碑どおり。
「朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく」
 45番岩屋寺まで8kのわりにすさまじい山道。さすが修験の寺。44番から45番までの道は往復で同じ道を通るので、しばらく前にSさんが見せてくれた必殺技、行きのどこかで大きい荷物は置いておき、帰りに回収する、をやってみた。おかげで身軽に登れた。境内もすごく山まっただなか。脚に不安があるので、石山に登るのや、ハシゴで上の方に行くのは遠慮して、洞窟みたいなところへだけ入った。ここまでも洞窟を見るととりあえず入っていた。僕は洞窟が好きなのかもしれない。
 三坂峠へ急いで向かうが、日が暮れはじめてしまった。夜に山道を歩くのは絶対にやってはいけないこと。しかし道はだんだん見えなくなっていく。不安にかられるが、慌ててはいけない。昔のお遍路が修行道を歩きながら唱えていたというお経をあげ、「夜になる前になんとか、車道か街灯か民家のあるところまで出してください」と念じると、前の方で、自分の杖以外の鈴の音が聞こえた、気がした。「安心して行きなさい」という声が聞こえた、気がした。頑張って進むと、完全に暗くなる前になんとか山道を抜けることができた! そのあと、真っ暗(といっても、街灯はポツポツとあるし、車はぜんぜん通らないので、昨日の車道よりマシ)ななか、47番八坂寺にたどり着く。当然、納経時間は終わっているので、寺も真っ暗。山門の下のベンチで休憩、あわよくばこのまま野宿させてもらおうと考えていると、車で寺の方が帰ってきた。おそらく僕がいることを伝えてくださったのだろう、住職が出てきてくださって、通夜堂に泊めて頂けることになった! 自転車も使わせて頂き、ちかくの銭湯の場所も教えてくださった。頑張って歩いて良かった。ありがとうございます。


コンビニ 606円
コンビニ 357円
コンビニ 843円

5:30 バス停 -(2k)- 6:40 44番 -(8.4k)- 10:35 45番 -(29.6k)- 47番


12/6(火)晴
 何度も言っているけど、暗くなってから山道には絶対に入ってはいけない。手元のライトだけではほとんど何も見えなくなる。三坂峠の山道に入るときにはもう薄暗くなりはじめていた。本当だったら引き返さなければいけないんだけど、かと言って引き返しても昨日と同じ標高で野宿である。なので突っ込んだ。かなり気も焦りながらだったので、上に書いたような超常現象も体験してしまった。まあ今となっては自分でも信じていないんだけど、このときの僕にとってはマジだったし、たしかに聞こえたんだからしょうがない。
 八坂寺は本当に良い寺だった。これも前に書いているけど、88カ所の寺は、観光地化してたり、金儲け臭がすごい寺が、残念ながら多い。おそらくそういう寺では、夜遅くに薄汚い歩き遍路が来たところで門前払いである。このあと会ったお遍路の人からは、八坂寺は良かったと何度も聞いた。たしかここは宿坊もあったはずだと思うけど、無料で泊める場所もきちんと整えてくださっている、その気持ちよ。



  

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このブログのタイトルは OFZK です
ソントン という人間が書いています
だいたい本を読んでいます





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