20171128 Tue
テレビばかり見ていると馬鹿になる


たまには難しいこともしないとダメだ。
分かりやすいことや、知っていることばかりしていると、
いつの間にか、つまらないやつになってそうな気がする。
自分がそうならないように、気を付けているつもりだけど。

僕の敬愛するエロ漫画家、山本直樹の本のタイトルにある。
「テレビばかり見ていると馬鹿になる」。
テレビばかり見ていたナンシー関が馬鹿じゃなかったのは、
テレビを見ているように見えて、もっと別のものを見ていたからか、
それか、テレビと真剣勝負をしていたからか。

書評家の豊崎由美が、小説と批評は両輪のようなものだと、どこかで書いていた。
いま、良い批評家はいるのだろうか。
僕のアンテナも感受性ももうだいぶ死んでしまっているので、
いたとしても感じ取れてないだけかもしれない。
この人は凄いよ、という評論とかあったら教えてください。
けど僕は順調にバカになってます。あんまり信じたくないけど、事実だから仕方ない。
もうあまりちゃんと本も読めないんだけど、それでも読まなくなるよりはマシだろうし、読もうと思います。
何と比べてマシなのかも、もうよく分からない。


この前、観に行った舞台が終わった後に、他のお客さんが、
「社会派で難しかった」と言うのが聞こえた。
『シン・ゴジラ』を「怪獣映画なんて、実際に起こりそうもないこと観ても仕方ない」
と言って観に行かなかった人も知っている。

社会派で難しい、んじゃなくて、
観ても分からなくて難しいと思ったから社会派とラベリングしてみた、のではないですか。
っていうか、社会派ってなんですか。
「実際に起こりそうもないこと」しか起こらないのが現実だと思うんですが、どうですか。
あなたが見たいのは、
「裏切りも含めてストーリーが薄々読める程度で予定調和に翻弄される」ものなんじゃないんですか。

今日はずいぶんとイラッとすることがあったので、悪態をついてみました。
自分がこんなに馬鹿な大人になるとは思っていなかった。自分にはガッカリしてばかりだ。
大人ってもっと、世界とか、そういうのが分かってるもんだと、思ってた。
馬鹿なふりをするのと、ほんとに馬鹿なのは違う。
そして馬鹿な振りをしている馬鹿が一番救いがなくて、僕はそれに近いんじゃなかろうか。

考えてばかりいる。
何かを試みたり、言ったり、するわけではない。考えてばかりいるのだ。
町田康『告白』の主人公の気持ちはよく分かる。
考えるしか、できることはないのだけれど、それでも考えることを止めてはいけないと思う。
たぶん考えなくなった瞬間、僕は死ぬと思う。
見た目は変わってなくても、もう死んでるんだと思う。



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